- 1 インテリアコーディネーターとは?
- 2 インテリアコーディネーターに就業するには?
- 3 インテリアコーディネーターの仕事内容
- 4 インテリアコーディネーターの仕事道具
- 5 インテリアコーディネーターの仕事場
- 6 インテリアコーディネーターの収入はいくら?
- 7 インテリアコーディネーターの仕事はやりがいがある?
- 8 インテリアコーディネーターの仕事はきつい?
- 9 インテリアコーディネーターの仕事の将来性
- 10 インテリアコーディネーターの仕事や求人がないって本当?
- 11 インテリアコーディネーターの仕事は未経験でもできる?
- 12 インテリアコーディネーターを目指すならオンライン講座で資格取得がおすすめ!
- 13 インテリアコーディネーターの仕事にチャレンジしてみよう!
インテリアコーディネーターとは?
インテリアコーディネーターとは、インテリアだけでなく住宅や商品に関する豊富な知識と専門的な技術を持っています。
その上で、家具や照明、カーテンなどのインテリア商品をトータルでコーディネートをする仕事です。
コーディネートする上では、お客様の暮らしたい環境や好みの色・素材など、その方の要望をヒアリングします。
そして、その方の要望を具体的にし、ライフスタイルに合った住空間をアドバイスしていきます。
このようにインテリアコーディネーターは、ライフスタイルに合った空間で、気持ちよく過ごすお手伝いをする仕事と言えるでしょう!
参照元:インテリア産業協会
インテリアコーディネーターに就業するには?
インテリアコーディネーターとして就業するために、必要な学歴や資格は特にありません。
住宅関連やインテリア関係の企業、工務店に就職をして、専門知識を学び経験を積んでいくのが一般的な流れです。
経験を積んでいく中で、コンサルティング能力や美的感覚・空間判断能力なども身につけていきましょう!
また、インテリア産業協会が資格認定する「インテリアコーディネーター」という関連資格があります。
取得しておけば就職の際に有利になる場合もありますので、取得しておくのがおすすめです!
さらに、インテリアコーディネーターは、建築や設計との関連性もあります。
建築士資格なども取っておくと仕事の幅も広がり、スキルアップに繋がると言えます。
参照元:厚生労働省
インテリアコーディネーターの仕事内容
インテリアコーディネーターの仕事は、事前のヒアリングから商品関連の手続き、見積もりや契約まで行っていきます。
主な仕事の流れを項目ごとに詳しく見ていきましょう!
1.ヒアリング | お客様のライフスタイル・好みの色や素材・家族構成・趣味・予算などを伺いニーズを伺う |
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2.プランニング | ヒアリングを元に雰囲気・レイアウト・壁や床・照明・家具などのイメージプランを作成 |
3.商品セレクト | プランニング内容を元に、各素材や商を選択 |
4.プレゼンテーション | 図面や立体モデル、カタログを用いて、お客様にイメージを提案 |
5.見積もり | 選択した素材・商品などの見積もりを作成しお客様に提出 |
6.契約 | 商品決定後、お客様と契約 |
7.商品や素材発注 | 各ショップ・メーカーへの発注。
ショールームへ同行した上で購入することもあり |
8.納品 | 発注した商品が届いているかを確認し、家具などをセッティング。
最終チェックを行う |
9.アフターフォロー | 不具合がないかなどの確認 |
インテリアコーディネーターは、新築の住宅だけでなく、現在住んでいる住宅の雰囲気に合わせて、商品選択やアドバイスを行う場合もあります。
リフォームを専門に扱う企業などもありますので、自分の希望する仕事内容に合わせ就職先を選ぶのがおすすめです!
参照元:インテリア産業協会
インテリアコーディネーターの仕事道具
インテリアコーディネーターがよく使う仕事道具や機材・情報技術をご紹介していきます。
仕事をする上でどんなものが必要なのか、確認していきましょう!
スケール | 業務用のメジャーで6.5mまで計測可能 現場や打ち合せなどで気になったことがあったときに、 取り出して高さや幅などを測る |
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にっとこう | 日本塗料工業会の塗料用標準色という色の見本帳 多数の色が掲載されていて打ち合わせで壁紙にあてるなどして色合いを確認する |
過去の実績書類 | 過去のコーディネート写真等 お客様にお見せして自分の仕事を見てもらう |
パソコン | 以下の※印の必要ソフトをインストール 打ち合わせや資料・見積などの作成に使用する |
表計算ソフト | Excelやスプレッドシート等 プランや表の作成に使用する |
プレゼン資料作成ソフト | PowerPointやKeynote等 お客様へのプレゼンの作成に使用する |
イラストやデザイン作成ソフト | IllustratorやClip Studio等 イラストやデザインを作成する |
画像等作成ソフト | PhotoshopやGIMP等 画像作成や修正に使用する |
設計用ソフト | CADのソフトウェア等 設計をする際に使用する |
インテリアコーディネーターの仕事道具や機材などは、多岐に渡ることがわかります。
お客様の要望に合せてすぐ提案できるように仕事道具を常に持ち歩く必要があり、荷物は多めという方が多いです。
また、業務によって異なりますが様々なソフトを使用することが多いので、パソコンの操作に慣れておく必要があります。
インテリアコーディネーターの仕事場
インテリアコーディネーターが、どのような仕事場で活躍しているのかをご紹介していきます。
主な職場 | 仕事内容 |
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インテリア関連の商品を取り扱うメーカーやショップ | 商品紹介と取引先へのプラン作成 |
ショップやデパート | インテリア商品の提案を行うなど接客業務 |
住宅メーカーやショールーム、工務店、設計事務所、内装業社など | 新築やリフォームを行うお客様に対し、専任者としてインテリアの提案業務を行う |
そして、インテリアコーディネーターは、経験を積んだ上で、独立をしてフリーで活躍をしている方もたくさんいるのが特徴です!
このようにインテリアコーディネートを必要とする対象は多岐におよび、自分に合ったスタイルで仕事ができるのも魅力です。
インテリアコーディネーターの収入はいくら?
インテリアコーディネーターの平均年収は、約420万円です。
日本の平均年収は約461万円とされているため、日本の平均年収よりは低い傾向があります。
初任給に関しては、約21万円が相場とされており、派遣やパートで働く場合は、時給が約980~1,475円が目安となります。
ただし、給料幅が広く、年収650万以上を稼ぐ方もいて、勤務する企業や経験・スキルによって差がみられます。
インテリアコーディネーターは、しっかりと経験を積み独立などをすれば、日本の平均年収以上を稼げる仕事と言えます。
参照元:求人ボックス給料ナビ
参照元:国税庁
インテリアコーディネーターの仕事はやりがいがある?
インテリアコーディネーターは、一般住宅のお客様以外からも必要とされる職業です。
商業施設や医療施設、学校などの公共施設まで、活躍の場は多岐に渡ります。
ヒアリングを行い、自分が提案・コーディネートした空間を、お客様に喜んでもらえることは大変嬉しいことです。
また、自分のコーディネートした空間が完成した際の達成感もあり、やりがいのある仕事だと言えます!
インテリアコーディネーターの仕事はきつい?
インテリアコーディネーターの仕事が、きついと言われている理由を見ていきましょう!
<インテリアコーディネーターの仕事がきついと言われている理由>
- 仕事が忙しく時間に余裕が無くなりがち
- 仕事の時間が不規則で土日祝が休めないことも多い
- お客様の予算によってイメージ通りの提案ができないことがある
- お客様の中には相性の合わずプランのやり直しが必要な場合もある
- 提案がマンネリ化しないよう日々情報収集や感性を磨く必要がある
インテリアコーディネーターの仕事は、お客様の要望や時間に合わせる必要があります。
そのため、自分の思うような提案が行えなかったり、休みたい日に休みを取れなかったりすることがあります。
ただし、その分お客様に満足してもらえる提案が行えた際の、達成感ややりがいが大きい仕事と言えます。
参照元:みんなの専門学校情報
インテリアコーディネーターの仕事の将来性
インテリアコーディネーターの仕事は、将来性のある仕事です。
まず、お金に余裕のある世代の人達が、退職するなどして第一線を退き、生活をより充実させたいと考えます。
そんな時、家を建てた当時とは体力面や家庭の状況の変化もあり、今後の快適な生活を考慮したリフォームを行う方が少なくありません。
また、コロナ禍で、自宅で過ごす時間も増え、在宅ワークも増えたことから、家を建てたりリフォームをしたりする人が増えています。
住みやすさやより自分に合った空間づくりは、これから先必ず必要となり、需要も高まっていると言えます。
よって、インテリアコーディネーターの仕事は、将来性があり安定した仕事と言えるでしょう。
インテリアコーディネーターの仕事や求人がないって本当?
インテリアコーディネーターは、住宅関連の仕事であり、仕事内容の幅も広いため、求人は豊富にあります。
正社員での募集も多く、未経験であってもアシスタントからスタートできる求人もあります。
また、パート・アルバイトの募集も多いため、主婦の方でも週3日~など、優遇してくれる企業も多いのが特徴です。
仕事内容は、新築ばかりでなく、オフィスレイアウトのデザインに特化した業務や、リフォーム・メンテナンスを専門に扱うところもあります。
希望する雇用形態や、インテリアコーディネーターとしてどのような仕事に関わりたいのかを明確にし、求人情報を探してみてください!
インテリアコーディネーターの仕事は未経験でもできる?
インテリアコーディネーターの仕事は、未経験から始めている方もたくさんいます。
未経験可の求人も多く、別の業界から転職されている方も多いのが特徴です。
また、主婦でもパートで始められる求人も多いので、足を踏み入れやすい仕事と言えます。
厚生労働省の、「実際に働いている人が必要と考える入職前の訓練等の期間(学歴を除く)調査」でも、以下のようなデータが出ています。
特に必要ない | 17.0% |
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1か月以下 | 1.9% |
1ヶ月超~6ヶ月以下 | 7.5% |
6ヶ月超~1年以下 | 7.5% |
1年超~2年以下 | 26.4% |
2年超~3年以下 | 9.4% |
3年超~5年以下 | 9.4% |
5年超~10年以下 | 3.8% |
10年超 | 1.9% |
わからない | 15.1% |
参照元:厚生労働省
ただし、インテリアコーディネーターは、幅広い知識が必要となります。
資格を取得しておくと、より活躍できる場が広がるためおすすめです!
インテリアコーディネーターを目指すならオンライン講座で資格取得がおすすめ!
インテリアコーディネーターを目指すなら、インテリア産業協会が資格認定する「インテリアコーディネーター」の資格取得がおすすめです!
インテリアコーディネーターに必要な幅広い知識を学ぶことができ、就職の際に有利に働く可能性があります。
ただし、合格率は30%以下と難易度が高いため、資格取得にはオンライン講座などで効率よく勉強する方法をおすすめします。
オンスク.JPは、業界内の低価格の66,000円(税込)にて書籍・通信講座もすべて受講できます。
過去問対策などもできるため、書籍のみよりもより実践的に知識を身に着けられますよ。
暗記が大変な一次試験の対策を効率よく学習できるので、インテリアコーディネーターを目指す方は検討してみてください。
インテリアコーディネーターの仕事にチャレンジしてみよう!
インテリアコーディネーターは、お客様のニーズ・ライフスタイルに合わせ、住みやすい空間を提案していくお仕事です。
自分の提案したコーディネートをお客様が気に入ってくれた際の喜びは大きく、やりがいを感じられる仕事と言えます。
未経験からはじめられる求人も多くあり、転職する場合や主婦でもチャレンジできる仕事となっています。
また、インテリアコーディネーターを目指すなら、インテリア産業協会認定の「インテリアコーディネーター」の資格取得がおすすめ!
オンスク.JPの「インテリアコーディネーター通信講座」なら過去問演習なども通して効率的に知識習得できるため、就活で知識をアピールできる資格取得を目指すことができます。
おうち時間の充実が求められる今、将来性もある仕事ですので、是非インテリアコーディネーターにチャレンジしてみましょう。