「ウイスキー検定って何?」「難易度は?」「どんなメリットがあるの?」
ウイスキー検定はその名前の通り、ウイスキーに関する知識を問う試験です。
この記事ではウイスキー検定の難易度や合格率、メリットなどについて解説しています。
また、試験日程や申し込み方法も載せているのでウイスキー検定について知りたい方や検定の受験を考えている方は当記事をぜひ参考にしてください。
この記事の目次
ウイスキー検定とは?
ウイスキー検定とはウイスキーをもっと知り、もっと楽しむための知識を問う試験です。
ウイスキー検定は、世界のウイスキーを対象に、歴史、原料、製法から様々な飲み方、ウイスキーにまつわるうんちくまで、奥深いウイスキーの世界をより楽しむための知識を問います。
ウイスキー初心者から上級者まで挑戦できる内容となっており、毎年2月と9月の年2回開催されています。
(文:ウイスキー検定参照)
ウイスキー検定のメリット
メリット
ウイスキーに詳しくなる
ウイスキー検定の勉強をすることでウイスキーについて詳しくなります。
世界のウイスキーを対象に、歴史、原料、製法から様々な飲み方、ウイスキーにまつわるうんちくまで知ることができます。
ウイスキーに詳しくなることでよりそれまでになかった新しい知識が増え、ウイスキーをより楽しむことができるようになります。
話のネタになる
ウイスキー検定は2014年に始まった新しい検定で珍しく面白い資格です。
人とのコミュニケーションの際に「ウイスキー検定の資格を持ってる」というと「面白いね!どんな資格なの?」などと話のネタになります。
また、ウイスキー検定はあなたがウイスキー好きであるというアピールポイントにもなります。
ウイスキー検定を持っていることでウイスキー好きな人との思わぬ繋がりなどができるかもしれません。
人との新しい繋がりや楽しい会話はあなたの人生をより豊かにしてくれるでしょう。
限定特典が受けられる
ウイスキー検定を受験、合格することで様々な特典を受けられます。
まず、ウイスキー検定を受験するだけでボールペンやクリアファイル、付箋などのオリジナルの記念品がもらえます。
また、合格することで合格認定証がもらえます。さらに、有料で合格者認定カードやバッジ、合格者しか買えないオリジナルボトルやロゴ入りのテイスティンググラスなども購入できます。
土屋守と行く国内の蒸留所見学ツアーなども開催しており、ウイスキー好きの交流の場となっています。
(※現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止によりツアーの開催は未定)
合格者の特典一覧やグッズ購入は「合格者特典」からできます。
ウイスキー検定の難易度
ウイスキー検定にはウイスキー初心者向けの3級から上級者のための1級までの総合的な級と、ある分野に特化した特別級があります。
特別級にはBW級(バーボンウイスキー級)、IW級(アイリッシュウイスキー級)、JC級(ジャパニーズクラフトウイスキー級)、SM級(シングルモルト級)、JW級(ジャパニーズウイスキー級)の5つがあります。
[table id=16 /]3級
合格:100問中60問以上
ウイスキーが好きで、興味を持ちはじめ、ウイスキーの基礎知識を持つ方を対象とした初級レベル。(文:ウイスキー検定引用)
まずはウイスキー検定がどんなものかを受けてみたいという人におすすめです。
2級
合格:100問中70問以上
1級
合格:100問中80問以上
BW級
合格:50問中35問以上
バーボンの文化や歴史、製法や時事問題などを理解し、バーボン通になりたい方を対象とした中級レベル。(文:ウイスキー検定引用)
バーボンはウイスキーの中でもよく名前の聞く種類です。ウイスキー通であればバーボンの詳しい知識を得れるBW級は取得しておくといいでしょう。
IW級
合格:100問中75問以上
JC級
合格:100問中75問以上
SW級
合格:100問中65問以上
JW級
合格:100問中65問以上
ウイスキー検定の合格率
ウイスキー検定の合格率は以下の通りです。
[table id=17 /]【2020年9月実施/第11回ウイスキー検定】
(データ参照:受験者データ)
3級の合格率は83%とかなり高いです。
反対に、1番合格率が低いのは1級の26%でした。
受験者層は20代〜50代が多く幅広い層が受験しています。
また、男女比は女性22%・男性78%になっています。
ウイスキー検定の勉強方法
ウイスキー検定の勉強方法は基本的にウイスキー検定公式テキストを読むことです。
ウイスキー検定の問題は公式テキストから作られているので何度も公式テキストを読んで覚えることが大事です。
ただ、1級など難易度の高い試験に出てくる時事問題などは公式テキストに載っていない場合もあるので自身で調べる必要があります。
ウイスキーに関する雑誌やニュースを日頃から確認するようにしておきましょう。
ウイスキー検定の公式テキストは「ウイスキー文化研究所」から購入できます。
試験日程・会場・申し込み方法|2022年
試験日程
ウイスキー検定は2月と9月の年2回実施されています。
ウイスキー検定第14回の試験日程は2022年2月18日(金)~2022年2月28日(月)でした。
試験日程が10日間あるのは在宅試験のためです。
第15回の詳しい日程はまだ発表されていません。
会場
会場は開催回によって異なりますが東京・大阪・名古屋などで開催されています。
近年は新型コロナウイルスの影響もあり自宅で受験する在宅試験の場合もあります。
東京・大阪・名古屋会場試験か自宅での在宅受験かは開催回によって異なるのでその都度確認するようにしましょう。
申し込み方法
ウイスキー検定の申し込みは公式Webサイトの「実施概要」から行うことができます。
決済方法はコンビニ支払・銀行振込・クレジット決済があります。
「コンビニ支払・銀行振込」にする場合は申し込み期限がクレジット決済に比べて1週間ほど早いので注意しましょう。
申し込み期間は試験の約3ヶ月半前から2週間前くらいまでとなっています。
各級の受験料↓
[table id=18 /]<併願受験>併願受験で10%OFF
<団体受験>公式テキスト他10%割引+ウイスキーフルボトルプレゼント
ウイスキー検定に関するよくある質問
就職に使える?
国家資格などではなくあくまで趣味的な検定なのであまり就職の有利不利には関係しません。
しかし、珍しい資格なので興味をもってもらえたりあなたのアピールポイントになります。
持っていて損することはないので迷っているのであれば取得をおすすめします。
バーテンダーや調理スタッフなどの飲食に関係する職種であればプラス要素として評価されるかもしれません。
受験資格はある?
ウイスキー検定の受験資格は20歳以上であることです。
そのほかに特別な制限はありません。
ただし、1級の受験資格には2級の取得かウイスキーコニサーの資格保持が条件になります。
過去問はある?
ウイスキー検定の公式テキストから過去問だけの問題集などが出ています。
ウイスキー検定の問題は過去問から出題されることもあるので繰り返し解くようにしましょう。
どんな人におすすめ?
20歳以上であれば全ての人におすすめです。
お酒が好きな人はもちろん、そうでない人にも好きになるきっかけとしてとてもいい検定です。
また、ウイスキーは世界地理や歴史との関係性も強いので歴史好きな方にもおすすめです。
ウイスキー検定 まとめ
この記事ではウイスキー検定についてまとめてきました。
ウイスキー検定はまだあまり知られておらず面白い資格です。
最近ではウイスキーブームということもあり受験者は増える見込みです。
ウイスキー検定の取得に迷っている方は当記事を参考にしてください。
合格者限定特典などもあるのでまずは簡単な3級から受験してみてはいかがでしょうか。