「公務員試験を独学で合格することはできるの?」
「公務員試験を独学で勉強するにはどうしたら良い?」
このような疑問を抱えている人は少なくないでしょう。
この記事を読めば、公務員試験を独学で合格できるのかについてわかります。
公務員試験は職種によっても異なりますが、出題範囲が非常に広く1年〜2年ほどの準備期間を要すると言われています。
公務員試験の通信講座や予備校でも、1年〜2年ほどのプログラムが組まれている傾向にあります。
この記事では、公務員試験は独学でも合格できるのかどうか、独学で勉強するときのコツについて解説していきます。
公務員を目指したいけれどどう勉強したら良いのかわからないと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
公務員試験は独学で合格できる?可能だが厳しい!
結論から言えば、公務員試験は独学でも合格できるといえるでしょう。
可能だといえる理由としては、過去問の傾向を研究すればある程度の傾向が読めること、市販でテキストや問題集が購入できることです。
ただ難易度の高い職種や出題範囲が広い職種に挑戦する場合は、難しい場合もあると心得ておきましょう。
また、公務員試験には1年〜2年ほどの準備期間を要する人が多く、大手予備校の一般的な講義時間が650時間〜800時間程度です。
そのため、独学で勉強するとなると1,000時間前後の時間はかかると思って良いでしょう。
独学で公務員試験合格を目指すのであれば、早い段階から勉強を行う必要があります。
独学で公務員試験を目指すメリット3つ
独学で公務員試験の合格を目指すことは可能ですが、難しい職種もあります。
しかし、独学で公務員試験の勉強をするメリットもあるのです。
ここからは独学ならではのメリットについて解説していきます。
1.勉強にかかる費用を抑えられる
予備校や通信講座を利用すると2万円〜60万円程度の費用がかかります。
さらに予備校に通学するとなると交通費もかかるでしょう。
一方独学であれば、参考書や問題集、文房具にかかるお金のみで事足ります。
資格取得のためにお金をかけたくない人や、学生など経済的な余裕がない場合でも勉強できるのは大きなメリットでしょう。
また、多額なお金をかけたからといって絶対に合格できるわけではありません。
万が一のことを考えて低コストで済ませたいと思っているのであれば、独学から始めてみるのが良いでしょう。
2.自分のペースで勉強できる
予備校や通信講座ではあらかじめカリキュラムが決まっており、その通りに講義が進んでいきます。
得意な科目も不得意な科目も満遍なく学ぶことになるので、学習経験がある人や忙しい人は効率的に勉強ができません。
自己分析ができているのであれば、自分のペースに合わせて学習できる独学の方がメリットが大きいでしょう。
また、どんどん講義を進めて早く学びたいという人もカリキュラムに窮屈さを感じるかもしれません。
3.ライフスタイルに合わせて勉強できる
独学の最大のメリットは自由度が高いことです。
予備校や通信講座では、入学時期の指定や在籍期間の設定、課題の提出があります。
そのため、今勉強を開始したいと思っても始められなかったり、忙しい時期なのに課題がたくさん出てしまったりすることもあるでしょう。
しかし、独学であれば完全に自分のライフスタイルに合わせて勉強が続けられます。
仕事が忙しいときは勉強時間を少なめにしたり、学校の通学時間を利用して勉強したり、自由度が高いのは非常に魅力的なポイントです。
仕事や学校との両立ができるか心配だという方も、独学なら安心ではないでしょうか。
独学で公務員試験を目指すデメリット3つ
自由度が高くライフスタイルに合わせた勉強ができる独学は、非常に魅力的に感じられるかもしれません。
しかし、独学ならではのデメリットもあります。
ここからは独学で公務員試験の勉強をするデメリットについて解説していきます。
独学で勉強をするか悩んでいる人は、メリットだけでなくデメリットも把握しておきましょう。
1.質問できる相手がいない
公務員試験は科目が多く出題範囲が広いので、誰しも得意な分野と苦手な分野が出てきます。
苦手な分野の勉強をする際に、独学の場合は質問できる相手がいません。
予備校や通信講座であれば、講師やクラスメイトに気軽に質問できますが、独学の場合は参考書や問題集の解説などをみて解決するしかないのです。
そのため、独学で試験勉強をするときは自己解決力が必要不可欠になります。
苦手な分野が多い人やすぐに質問して解決したい人は、予備校や通信講座を検討した方が良いかもしれません。
2.モチベーションの維持が難しい
公務員試験の勉強を独学でするとなると、カリキュラム作成から勉強量の設定、課題の設定など全て自分で設定しなくてはなりません。
また、勉強する期間は1年〜2年などかなり長丁場になります。
このような状況のなか、1人でコツコツ勉強し続けるのは決して簡単なことではありません。
モチベーションが下がったり精神的に追い込まれてしまったり、途中で挫折してしまうこともあるでしょう。
そのような場合でも、自分1人で立ち上がらなくてはならず、かなり苦しい状況になることが予想されます。
一方、予備校や通信講座の場合は、相談に乗ってくれる講師や励まし合えるクラスメイトや仲間がいるので、メンタルを一定に保ちやすい傾向にあります。
公務員試験に独学で挑むのであれば、メンタルケアも自分自身でやる覚悟を持ちましょう。
3.面接練習や添削などができない
公務員試験では筆記試験の他に面接試験や集団討論、論文試験などが行われます。
独学の場合は、1人でも勉強できる筆記試験と違い、面接や論文の対策が取れないことが大きなデメリットです。
一方、予備校や通信講座の場合は、模擬面接をしてアドバイスをくれたり、面接カードや論文の添削が受けられたり、2次試験に対しても手厚いサポートが期待できます。
とはいえ、ネットや参考書で対策方法を調べ、家族や友人に見てもらうという方法もあります。
プロのアドバイスや添削は受けられませんが、工夫をすることで2次試験の対策を打つことも可能です。
予備校や通信講座によっては面接試験や論文試験のみに特化した講座を開いている場合があるので、利用してみてもいいかもしれません。
独学で公務員試験の勉強をするのが向いている人の特徴3つ
独学で公務員試験の勉強をするメリットとデメリットから、独学で公務員を目指すのが向いている人の特徴を分析しました。
3つの特徴について解説するので、自分は当てはまっているのかどうか考えながら読んでみてください。
当てはまっていない場合は、独学より予備校や通信講座を利用して受験した方が良いかもしれません。
1.スケジュール管理が得意な人
独学の場合はスケジュールやカリキュラムの組み立てなど、全て自分で行わなくてはなりません。
予備校や通信講座の場合、あらかじめプログラムが組まれておりそれに沿って勉強していくことが多いです。
しかし、独学の場合は試験日に間に合うように勉強を進められるよう調整しなくてはなりません。
さらに先述した通り、独学で公務員試験に臨む場合は1,000時間程度必要になります。
そのため、長丁場になる勉強スケジュールを自分で組んで調整しながら進めていける人でないと、独学で学ぶのは難しいでしょう。
2.自己分析が得意な人
予備校や通信講座を利用している場合、講師との面談やアドバイスの機会がありますが、独学の場合はありません。
そのため、何が得意で何が苦手なのか、どこをどう伸ばしていくのが効率が良いのかなど、勉強方針も自分で立てなくてはならないのです。
自己分析がうまくできないと見当違いな計画を立ててしまい、成果に結びつかないこともあるでしょう。
そういった点から、自分のことを客観的にみて何が足りないのか分析できる能力が必要だと考えられます。
自己分析が得意な人や、自分で考えて勉強することが好きな人は、独学で公務員試験の勉強を行うのに向いているといえます。
3.時間やお金が取れない人
先述した通り、独学の場合は予備校や通信講座のように費用がかかりません。
テキスト代や文房具代のみで勉強ができるので、経済的な負担は非常に軽いです。
そのため、予備校や通信講座を利用するだけの費用が用意できない人や、経済的な負担を最小限に抑えたい人は独学の方が良いでしょう。
また、独学の場合は講義の時間や課題の提出に縛られることがありません。
いつどこで勉強しても良いので、まとまった時間が取れない社会人や学生でも気軽に勉強ができます。
隙間時間や都合に合わせた時間でのみ勉強したいという方は、独学の方が勉強が捗るかもしれません。
公務員試験を独学で勉強するコツや対策
公務員試験を独学で勉強するのが向いている人の特徴に当てはまっているでしょうか?
独学で勉強を進めると決めた人向けに、勉強のコツや対策について解説していきます。
独学でやると決めたはいいけれど何からやったらいいかわからない場合は、これらの方法を参考に勉強を始めてみてください。
1.勉強時間を多めに確保しておく
先ほども解説した通り、独学の場合は1,000時間程度の勉強時間が必要になります。
そのため、遅くとも受験の1年半前から勉強を始めることをおすすめします。
1年前から始めたとすると1日4時間程度になりますが、毎日勉強し続けた場合の数字です。
勉強できない日が何日かあると考えると、かなり厳しい数字だということがわかると思います。
受験当日までに余裕を持って備えるためにも、なるべく早く勉強を始めて勉強時間をたくさん確保できるようにしておきましょう。
まとまった時間を確保することも重要ですが、会社や学校へ行く際の移動時間やちょっとした隙間時間を活用して、コツコツ積み重ねていくことも大事です。
1日トータルで4時間程度確保できるように、ちょっとした時間を見逃さず勉強していきましょう。
ただ、まとまった時間が確保できないと論文や文章問題に取り組むのが難しくなります。
そのため、隙間時間は知識や暗記、まとまった時間は論文や文章問題に取り組むなど、場面に合わせて最適な勉強ができるようにしておきましょう。
2.具体的なスケジュールを立てておく
公務員試験対策は長丁場になることが多く、試験科目も非常に多いです。
そういった勉強をこなすためには、具体的なスケジュールを立てる必要があります。
予備校や通信講座であればカリキュラムが組まれていますが、独学の場合はいつ勉強できるのか、いつまでにやるのかなど細かく自分で決めなくてはなりません。
勉強計画を立てる方法で悩んだ場合は、予備校や通信講座のパンフレットやホームページを参考にして、スケジュールを組んでみましょう。
とはいえ、勉強を始めた当初は時間配分がわからないはずなので、予備校や通信講座のカリキュラムが何分で組まれているかを参考に考えてみることをおすすめします。
また、数的処理のような思考が必要になる科目は朝、暗記科目は寝る前にやるのがおすすめです。
理由は、思考が必要になる科目を朝行うと、脳が活性化され1日の勉強が捗るとされていること、寝ている間に記憶を整理するため、直前に暗記することで記憶が定着しやすくなるとされていることです。
効率良く勉強を進めるためにも、時間をどう有効活用できるか考えてみてください。
3.試験に特化した参考書を使う
公務員試験は科目数が多く、量も質も求められる試験内容です。
そのため、試験対策に特化した参考書や問題集を使うことが大事になってきます。
資格予備校が出版している教材を選んでみるのも良いかもしれません。
また、自分に合った参考書を選ぶのも大事なポイントです。
イラストや図が多く用いられていたり、フルカラーテキストだったり、さまざまな参考書や問題集が販売されています。
ネットでも購入できますが、実際に書店に行って中身を見てから決めることをおすすめします。
参考書選びのコツについては次の見出しで詳しく解説するので、参考にしてみてください。
4.過去問を解いて傾向を把握する
公務員試験では、過去問から試験の傾向を探ることができる場合が多いです。
過去問を複数解いていると、同じような問題や同じような形式を目にすることでしょう。
それらはその科目の出題傾向になるため、対策の指針として把握しておきましょう。
また、公務員試験の場合は、過去問を始めに解く方法が有効とされています。
過去問を解きながら重要ポイントを理解し、基礎問題の勉強を行うことで、定着率が上がり理解度が深まるからです。
どこが重要なのか頻出問題なのかがわかっていれば、効率良く学習を進めることができます。
そのため、基礎問題を完璧にしてから過去問に移るのではなく、基礎をある程度把握できたら1度過去問を解いてみることをおすすめします。
5.気分転換などをしてモチベーションを維持する
公務員試験の勉強は1年〜2年に及ぶ長丁場であり、その間1人でコツコツと学習を続けていかなくてはなりません。
予備校や通信講座であれば、講師や同じ講座で勉強しているクラスメイトなどとの関わりがあり、アドバイスや励ましの言葉がもらえるでしょう。
しかし、独学の場合はそうもいきません。
モチベーションが下がった時や思うように結果が出ない時、プレッシャーで精神的に追い詰められた時、自分でどう乗り越えるかがとても大事です。
行き詰まった時に手軽にできるストレス発散方法や気分転換方法を見つけておきましょう。
大掛かりなものだと勉強から離れ過ぎてしまう可能性があるので、散歩やランニング、入浴などがおすすめです。
また、家族や友人に目標を共有したり、SNSやコミュニティに参加したり、何かしらの繋がりを作っておくのも良いでしょう。
自分の性格や思考に合った方法で、モチベーションを維持できるよう工夫してみてください。
公務員になるメリットを再確認して、モチベーションを上げるのもいいでしょう。
6.優先順位をつけて勉強に取り組む
筆記試験の出題範囲は非常に広いので、効率良く勉強をするために優先順位をつけることが大事です。
例えば教養試験では数的処理の配点が高く、専門試験では憲法や民法など法律系の配点が高い傾向にあります。
配点が高いとされる科目を重点的に勉強した方が効率が良いため、スケジュールの前半に組み込んで勉強時間をたっぷり確保しましょう。
また、基礎問題を飛ばして応用問題に進むのも避けた方が良いでしょう。
基礎問題を飛ばすと知識が身につかず、想定外の応用問題に対応できない可能性があります。
焦ってどんどん勉強を進めるよりも、1つ1つ確実に積み上げていくイメージで勉強を進めるように意識してみてください。
公務員試験の参考書選びのコツ4つ
独学の勉強のコツでも紹介した通り、参考書や問題集選びは非常に大事なポイントです。
しかし、さまざまな種類が販売されているため、どれを選んだら良いのかわからないと悩んでしまう人も少なくありません。
ここからは、独学で公務員試験を目指す人に向けた参考書や問題集選ぶのコツについて解説していきます。
自分に合った参考書や問題集を見つけて、独学での勉強をさらに充実したものにしましょう。
1.ガイドになる参考書は1冊持っておこう
まずは試験全体の流れや受験科目、出題傾向など基本的な情報がわかるガイドになりうる本を選ぶのが大事です。
独学で公務員試験を目指す場合は、そういった基本的な情報収集から自分で行わなくてはなりません。
試験の情報が間違ったものであれば、試験範囲を網羅できなかったり勉強方法の効率が落ちる可能性があります。
そのため、困ったことがあった時に頼れるような情報が載っている参考書があると安心でしょう。
2.自分のレベルに合ったものを選ぶ
参考書を選ぶときは、自分のレベルに合ったものを選びましょう。
基礎が固まっていないのに、応用問題をみても身につかないどころか答えがわからないことも考えられます。
自分はどの程度の知識量があるのか、実際に問題を解くことができるのかなど、客観的に自分の立ち位置を把握しましょう。
判断が難しい場合は初心者向けのものや、基礎から応用まで収録されている本を選ぶのがおすすめです。
また、勉強を進める上で苦手な分野がわかった場合は、その科目や分野に特化した参考書や問題集を購入しても良いでしょう。
科目や分野に特化した参考書や問題集であれば、徹底的に鍛えることができるので、克服することも不可能ではありません。
3.過去問が収録されているものを選ぶ
公務員試験では過去問に似た問題が出題されることが非常に多く、過去問を解くことは必須の勉強方法です。
そのため、解説パートだけでなく過去問が収録されているものを選びましょう。
できれば複数年分の過去問が収録されているものを選んでください。
しかし、過去問を解いても不正解で、その理由がわからないと知識は身につきません。
どうしてその解答になるのか、解き方や考え方も学べるような解説がついているものがおすすめです。
最終的に自分1人で解けるようになるまでやりこむようにしましょう。
4.面接や論文対策の本も忘れずに選ぶ
公務員試験は筆記試験のみならず、面接試験や論文試験もあります。
希望する職種によって異なりますが、面接試験はほぼあると考えて良いでしょう。
近年の傾向として、面接試験の比重が高まっており、人物重視する風潮があります。
そのため、面接対策も欠かさず行わなくてはなりません。
独学の場合は添削や模擬面接などは行えないため、参考書で面接のポイントを学んだり質問の傾向を把握しておく必要があります。
参考書には答え方のコツや例文も掲載されているので、それらを参考に自分なりの答えを考えてみましょう。
緊張してしまうのが心配な人や第三者の客観的な意見が欲しい場合は、家族や友人に模擬面接を頼んでみるのも良いかもしれません。
公務員試験を独学で目指したい人によくある疑問3つ
最後に公務員試験を独学で目指したい人によくある質問をまとめました。
気になる内容があればぜひチェックしてみてください。
1.独学で勉強するスケジュールモデルを知りたい
独学で勉強するときのスケジュールモデルの例は以下の通りです。
時間 | やること | 勉強内容 |
---|---|---|
8:00〜8:30 | 起床、朝の勉強 | 数的処理など頭を使うもの |
9:00〜10:00 | 出社(移動時間) | 知識や暗記もの |
10:00〜13:00 | 仕事 | |
13:00〜14:00 | お昼休憩 | 知識や暗記・一問一答など |
14:00〜19:00 | 仕事終了 | |
20:00〜21:00 | 退社(移動時間) | 知識や暗記もの |
21:00〜22:00 | 帰宅、夜の勉強 | 数的処理・論文・文章問題など |
24:00 | 就寝 | 暗記もの |
準備やご飯の時間などがあるのでこのように時間は取れないかもしれませんが、隙間時間が意外とあることがわかります。
平日にまとまった時間が確保できない場合は、休日に集中するというスタイルでも良いでしょう。
今の生活でどこを勉強にあてられそうか、どの時間に何をやるのかを具体的に考えてみてください。
2.公務員試験対策の参考書は古いものでも良い?
公務員試験対策の参考書や問題集を選ぶ際に、リサイクルショップや古本屋に行く人もいるでしょう。
しかし、そこにあるのは古い参考書が多いはず。
もちろん古い参考書を使っても良いですが、学習経験がない人や試験情報も収集したい人は新しい参考書や問題集を購入しましょう。
情報が更新されている場合があることや、最新の過去問を解くことで直近の試験の傾向を把握できることが理由として挙げられます。
また、時事問題や社会事情を含んだ社会学の専門科目については、毎年変更がある可能性が高いため、新しいもののチェックも忘れずに行いましょう。
3.独学が向いていない人はどうしたら良い?
独学が向いていないと思った場合は、予備校や通信講座を利用することをおすすめします。
予備校の場合は通学して学ぶのが基本なので、対面によるメリットがあります。
例えば、すぐに質問できる環境であることや、クラスメイトと励まし合えること、面接対策をしやすいことなどでしょう。
一方通信講座の場合は、時間や場所を問わずに学べるのがメリットです。
独学も同じメリットを持ちますが、通信講座の場合はカリキュラムや教材が決まっており、プロの講師によるサポートを受けられる点が異なります。
また、講座によっては面接対策ができたり論文の添削を受けられたりする場合も少なくありません。
独学で試験合格を目指すことに限界を感じたら、予備校や通信講座の資料請求や体験から始めてみてはいかがでしょうか。
公務員試験は独学でも目指せるがデメリットもある
公務員試験は科目数が多く出題範囲も広いため、独学で目指すためにはスケジュール管理とモチベーションの維持が重要になります。
まずは自己分析や試験内容の研究から始め、ライフスタイルに合ったスケジュールを組んでみましょう。
勉強の仕方がわからない場合やプロからのアドバイスが欲しい場合は、予備校や通信講座を利用してみるのもおすすめです。
とはいえ、独学にもメリットはあるので、独学から始めてみて限界を感じたら予備校や通信講座に切り替える方法でも良いでしょう。
自分は独学に向いているのか、ぜひチェックポイントに照らして考えてみてください。