第一種電気工事士の試験日・合格発表や申込み期間

電気技術者試験センターが主催する第一種電気工事士の試験は、従来は年1回のみの実施でしたが、2024年度より年に2回(上期・下期)全国で実施されることになりました。
ここでは、第一種電気工事士の試験日程、申込み方法、合格発表までの流れについてご説明します。

第一種電気工事士の試験スケジュール

第二種電気工事士は、学科試験と技能試験の2段階構成となっており、学科試験合格者のみが技能試験を受験できます。
学科試験には筆記方式とCBT(Computer Based Testing)方式の2つの受験方法があります。

※CBT方式と筆記方式の違い
CBT方式の特徴:
・ コンピューター画面上で問題を解答する方式
・ 全国約200の会場で受験可能
・ 試験期間中であれば受験日時を自由に選択可能
・ 試験終了後すぐに正答数を確認できる
筆記方式の特徴:
・ 従来通りのマークシート方式
・ 指定された日時・会場での受験
・ 下期試験のみ実施(上期は実施なし)

2025年度試験日程

上期 下期
申込期間 2025年2月14日(金)~3月3日(月) 2025年7月28日(月)~8月14日(木)
学科試験(CBT方式) 2025年4月1日(火)~5月8日(木) 2025年9月1日(月)~9月18日(木)
学科試験(筆記方式) 実施なし 2025年10月5日(日)
技能試験 2025年7月5日(土) 2025年11月22日(土)

合格発表日程

学科試験合格発表
上期:2025年5月22日(木) ※CBT方式の場合は受験日から2週間後の正午
下期:2025年10月20日(月) ※CBT方式の場合は受験日から2週間後の正午
技能試験合格発表
上期:2025年7月25日(金)
下期:2025年12月12日(金)

申込み方法と受験料

申込み方法

申込みは原則としてインターネットによる申込みとなります。やむを得ない事情でインターネットを利用できない場合のみ、書面による申込みが可能です。
インターネット申込み手順:
1. 一般財団法人電気技術者試験センターの公式サイトにアクセス
2. 受験申込みページから必要事項を入力
3. 受験料の支払い(クレジットカード、コンビニ決済等)
4. 申込み完了
※学科試験をCBT方式で受験する場合は、申込完了後の指定期間内(約1週間)に、マイページ上で申請が必要です

受験料

・ インターネット申込み:10,900円(非課税)
・ 書面申込み:11,300円(非課税)

試験会場について

学科試験会場

・ CBT方式:全国のCBTテストセンター
・ 筆記方式:全国各地の指定会場

技能試験会場

全国各地の指定会場(申込み時に希望試験地を選択)

学科試験免除について

以下の条件に該当する方は、申請により学科試験が免除されます。
1. 前回または前々回に第一種電気工事士学科試験に合格した方
2. 第一種・第二種・第三種電気主任技術者免状の交付を受けている方
3. 旧電気事業主任技術者資格検定規則による電気事業主任技術者の資格を有する方

学科試験後の対応

自己採点の実施

学科試験(筆記方式)直後には、各種ホームページで解答速報が公開されるため、速やかに自己採点を行いましょう。CBT方式の場合は、試験終了後すぐに正答数を確認できます。

技能試験対策の開始

自己採点の結果、合格の可能性が高い場合は、直ちに技能試験の準備を開始しましょう。学科試験から技能試験まで約2~3ヵ月の準備期間がありますが、工具や材料の準備、実技練習の時間を考慮すると、早めのスタートが合格への鍵となります。
特に、実技練習用の材料セット(候補問題対応)や指定工具の準備には時間がかかる場合があるため、学科試験受験前から準備を進めておくことも有効です。

技能試験後から免状取得まで

技能試験結果の確認

技能試験終了後、約1~2日で解答(施工例)が公表されます。自身の施工内容と比較して、欠陥の有無を確認できます。

免状申請手続き

受験資格に制限はありませんが、免状の交付には実務経験が必要です。
技能試験合格後、第一種電気工事士として業務に従事するためには、3年以上の実務経験を積んだ後に免状の申請を行います。免状の交付は各都道府県知事が行うため、居住地の都道府県庁の担当窓口で手続きを行ってください。

免状取得後の対応

定期講習の受講

第一種電気工事士は、免状交付後5年以内に定期講習を受講する義務があります。

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