HSK2級の難易度・合格率
HSK2級の難易度は比較的低めで、しっかり勉強時間を積み重ねれば短期集中で合格することも難しくはありません。しかし、合格率は非公開であること、合格・不合格ではなく受験時点での中国語レベルを判定する試験であるため、設定された合格基準に達している必要があります。
HSK2級の難易度や合格率について
HSK2級を実施しているHSK・中国国家漢語水平考試委員会では合格率を発表していません。その代わり、世界共通基準の語学資格とするために、難易度と合格基準、語学レベルを公表しています。
HSK・中国国家漢語水平考試委員会によると2級の難易度は中国語の学習を始めて1年程度の方を対象としており、300語程度の常用単語と基本的な日常会話表現を使えることがポイントです。合格基準は200点満点中120点以上となっています。
2級のレベルは、自分や身の回りのことなど、日常生活でのシチュエーションを簡単な言葉で説明できることが求められます。学習開始から1年目の人を想定しているので、複雑なことは求められません。あくまで合格基準に達していれば大丈夫ですし、6つのレベルがあるHSKのなかでも初級者向けの試験なので一発合格も十分に目指せます。
HSK2級の勉強方法
中国語の勉強を始めて3ヵ月くらいであっても勉強時間をしっかりと確保していけば、十分合格が望めるものです。ただ、基礎的な文法や2級で必要な単語力を身につける必要はあるでしょう。したがって、一般的にはHSKの難易度にあるように、学習開始から1年を目安にHSK2級対策をしておけば対応可能です。
具体的な勉強方法で一番おすすめなのは運営しているHSK公認のテキストをマスターすることです。HSK公認のテキストを使えば、2級の試験レベルに必要となる文法知識から単語力、リスニング力まで、必要な知識をまんべんなく得ることができます。
HSKは合格・不合格ではなく、今の自分の中国語力がどの程度なのか判定するための試験です。初心者が間違いやすい文法の整理や身近な状況を説明するのに必要なボキャブラリー、そして会話をつなげるためのリスニング力をしっかりとつけていきましょう。
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