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中国語に関心がある人必読!取れば差がつく資格「HSK」とは?

中国語に関心がある人必読!取れば差がつく資格「HSK」とは?

皆さん、こんにちは!

この連載では、中国語を勉強中の人、これから始めようとする人など、中国語に興味を持っている人にぜひおすすめしたい資格「HSK」について、お話をしていきます。

ところで中国語の勉強に興味はあるものの、まず何をすればよいかわからない、という人も多いのではないでしょうか。

筆者もかつてそんな1人でしたが、独学で勉強を続け、今では中国語を専門に仕事をしています。
これから自分の経験も交えつつ、皆さんに少しでも役に立つ情報をお伝えしていきますね。

第1回は「HSKとは何?」というところからです。

中国語初心者おすすめ「HSK2級」とは(全5回)

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世界で1番受けられている「HSK」とは

どんなことでも、モチベーションを維持するには目標が必要です。
語学勉強について言えば、「この資格を取る!」という目標はわかりやすいですよね。自分のレベルを客観的に知ることができるという意味でも、「いつまでに●級合格!」と目標を掲げて挑戦する人は多いのではないでしょうか。

中国語の資格において、中国政府が公認する唯一の資格であり、世界で1番受験人数が多い資格が「HSK」です。

それでは、HSKとは一体どんな資格なのでしょうか。

HSKの正式名称は「漢語水平考試」
HSKとは、中国語の発音で
「H」は「漢語=Hanyu(中国語)」
「S」は「水平=Shuiping(レベル)」
「K」は「考試=Kaoshi(テスト)」

と、それぞれの頭文字を取った略称です。

1990年に中国国内で国家レベルの正式な試験として実施がスタートし、現在では全世界で875ヵ所以上、118の国と地域で実施されている、世界的に認められた資格であるHSK。
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠組み)という世界共通の基準に準拠し、他の言語を含め世界ランクで中国語能力がわかるように設計されていることから、近年、日本国内においても多くの企業で採用・昇進基準として活用されるようになりました。

HSKでは、筆記試験(リスニングあり)は1級~6級、 口頭試験初級、中級、高級と分かれています。
それぞれ受験資格を特に設定していないため、誰でも好きな級から自由にチャレンジできます。

個人受験の場合、日本全国主要都市(最大18都市)で毎月1回実施されています。1ヵ月ごとに受験チャンスがありますので、定期的なレベルチェックとしてもHSKは活用できますね。

日本国内における他の中国語の資格

日本で中国語の資格といえば、HSK以外にも日本中国語検定協会の主催する中国語検定(中検)もあります。

実は、中国語検定の方が歴史が古く、1981年から今日まで実施されています。筆者が中国語の勉強を始めた当初は、中国語検定の方がメジャーなイメージがありました。

しかし先にお話しした通り、HSKが国際的な認定試験であることが日本国内でも広まり、HSKは中国語検定に並ぶ資格へと成長しました。

それでは、HSKと中国語検定、どちらを受けるべきなのでしょうか。

筆者自身、これまで両方の試験を何度も受験しましたが、両者には実は大きな違いがあるのです。
それは、試験で受験者に求められる「能力」の違いです。

簡単に言えば、HSKが中国語の運用能力を問うものであるのに対して、中国語検定は、日本語を母語にした学習者が中国語を外国語としてどれだけ理解できているか、ということにポイントを置いています。

そのため両者の出題形式が大きく異なります。
HSKは、問題から解答まですべて中国語のみで行われます。
一方、中国語検定では日本語・中国語相互の翻訳問題があるなど、中国語だけでなく日本語能力もキーポイントとなります。

実践的な中国語を身に付けたい人はHSKがおすすめ

実践的な中国語を身に付けたい人にはHSKがおすすめ

個人的には、実践的に活かせる中国語をこれから身に付けたいという人には、HSKをおすすめします。

外国語でコミュニケーションを取る時、頭の中で日本語に変える間もなくとっさに回答しなければならないことも多いですよね。
そういった意味で、HSKの勉強をすることは、対中国語に慣れるための実践的な訓練となり得ます。

また、前半でお話ししたように、HSKとは、中国政府公認の世界基準の中国語資格です。
中国への留学を考えている方はもちろん、就職や昇進に有利な資格として幅広く活用することができます。
これから中国語を始める方は、まずはHSK合格を目標にして勉強してみてはいかがでしょうか。

今回は「HSKとは何か」について説明しました。次回は、HSK各級のレベルについてご紹介していきます。それでは、また。

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