皆さん、こんにちは!
この連載では、中国語を勉強中の人、これから始めようとする人など、中国語に興味を持っている人にぜひおすすめしたい資格「HSK」についてお伝えしています。
前回は、HSK2級合格に向けて必要な「勉強時間」についてご紹介しました。毎日ちょっとしたスキマ時間を見つけて継続的に勉強すれば、短期間でもHSK2級も夢ではない!という話でしたね。
今回のテーマは、HSK2級合格に向けた実際の「勉強法」についてです。
日々の限られた勉強時間を有効活用するために、より効果的でベストな勉強方法を一緒に見つけていきましょう。
中国語初心者おすすめ「HSK2級」とは(全5回)
- 1 HSKとはどんな資格?
- 2 HSK各級のレベル
- 3 HSK2級の難易度
- 4 HSK2級の勉強時間
- 5 HSK2級の独学勉強法
働きながらの勉強はとにかく効率的に!
働きながら資格取得を目指すのは難しいもの。
何よりもポイントとなってくるのは、限られた時間の中でいかに効率よく勉強するか!ということ。とにかく効率的に、コスパ良く勉強できるのが1番ですよね。
最近は、書店に中国語を勉強するための参考書や問題集が数多く並んでいますし、その他にもテレビやインターネットなど、簡単に資格勉強に関する情報が得られるようになってきました。
このように、わざわざ語学学校へ通わなくても、独学で勉強できるようになった今、具体的にはどんな勉強方法がよいのでしょうか。
今回は、私が実際に行っていたものも含め、HSK2級合格に向けた勉強法を皆さんにご紹介したいと思います。
もちろん、大前提は無理なく継続できること。
自分に合う勉強方法を探すための参考になれば幸いです。
インプットは独学で!
独学といってもその方法は様々ありますが、独学の最大のメリットは「自分のペースでインプットできる」ことだと思います。
自分の置かれている状況にあわせて時間配分や量を決めることができます。
もちろん、サボるのも自分次第ですが…。そこは頑張りどころですよね。
私が独学をする上で大切だと思うポイントは以下の通り。
お気に入りの参考書1冊をひたすら読み込む
正直、参考書はどんなものでもよいのです。自分で実際に読んでみて、これならできそう!と思ったお気に入りの1冊を見つけ、1日数ページと決めてひたすら読む。
特に中国語について言えば、文法が何よりも大切。日本語とまったく性質が異なり、助詞がありません。つまり、言葉の位置がその語の文法的役割を決めるのです。
漢字という共通点があるからこそ、日本語的文法に引っ張られて意味を取り違えることも多いため、文法は基礎段階からきちんと押さえておくべきです。
自分なりの単語帳を作る
文法の次は語彙力。
書店には「HSK●級対策単語帳」という参考書もありますが、自分が知らなかった単語を書きためて単語帳を作っておくと、反復復習もできますし、覚えるスピードは速いです。
過去問をやりこむ
やはり最後は実際の試験問題をやりこむこと。自分の苦手分野を認識するだけでなく、出題傾向や時間配分も把握することができるので、やればやるほど合格に確実に近づきます。
アウトプットする機会を作ろう
前段でお伝えしたように、独学はインプットには最適な勉強方法です。
しかし、語学はインプットとアウトプットの繰り返しで上達するもの。アウトプットという点についていえば、自分1人の独学ではカバーしきれないこともあります。
そこで、独学にプラスアルファでアウトプットする機会を作る方法の1つとして、オンラインで気軽にできるHSK2級講座をおすすめします。
HSK2級にフォーカスした対策講座であれば、自宅で気軽に語学学校さながらの勉強ができるのです。
独学とオンライン講座を掛けあわせることで、HSK2級合格に向けてより効果的な勉強ができるはずですよ。
最後に
5回にわたり、中国語の資格「HSK」についてご紹介してきました。
しかし実際のところ、資格は合格だけがゴールではありません。
将来、資格を活かして活躍するためには、合格後も勉強を積み重ねていくことがとても大切です。
ただ、がむしゃらに合格を目指すのではなく、その先で自分が何をしたいかをイメージし、通過点の1つとしてHSKに挑戦しましょう。きっとモチベーション向上にもつながるはずですよ。
さぁ、皆さん一緒に中国語の勉強を始めましょう!
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