HSK2級の試験日・合格発表や申込み期間
HSK2級は「漢語水平考試」という中国政府公認資格で、中国語が母国語でない人たちを対象に、中国語運用能力を測るものです。合格・不合格を判定するのではなくTOEFLのような評価測定基準を設け、語学力を判定するのが特徴です。
ここからは、HSK2級の試験日や試験場所、試験申込み方法や結果の通知など、試験全般に関する情報をお伝えします。
HSK2級の試験日と試験申込方法
日本では1991年から年間スケジュールを設け、全国の主要都市を会場にHSK2級が実施されています。HSK2級は月1回の試験日のほかにネット試験日も設定されており、自分の予定や中国語学習の進捗状況に合わせて受験のタイミングを合わせやすい試験です。
試験日は毎月1回、土曜日か日曜日に行われています。比較的、月の中旬に行われている試験回が多いのですが、月初めや月末に試験日も設けている場合もあります。
HSK2級の申込期間は試験日の2ヶ月前から約1ヶ月間となっています。
試験申込方法はHSK2級の公式サイトから受け付けています。まず、受験級を選択し、次の画面で受験地や氏名、性別、生年月日、住所などを入力します。次に、支払い方法を選択して送信すれば申込み完了です。
インターネットの申込みの支払い方法は、クレジットカード、コンビニエンスストア、楽天ペイの3つから選ぶことができます。
また、HSK2級の受験案内(願書)を使って郵送で申込むこともできます。全国の主要書店にて税込550円(郵送申込み用願書でお申込みの場合は、受験料が税込550円引きとなります)で販売していますので、必要事項を記入してポストに投函しましょう。
郵送の受験料は銀行振込のみで、振込明細のコピーを郵送書類に同封する必要があります。
受験票は試験日の約1週間前に郵送で申込みの際に記入した住所に届きます。
HSK2級の合格発表方法や試験場所
HSK2級の試験場所は全国主要18都市の公開会場のほか特別準会場でも行われています。また、学校や企業単位で実施する団体受験もあります。開催地は試験日によって異なりますので、注意してください。
HSK2級の合格発表に関しては、試験日の約1ヶ月後に始まる成績インターネット照会で確認が可能です。HSK2級の公式サイトの「成績照会」ページからHからはじまる18桁の受験番号と姓名を入力すれば、成績を見ることができます。
また、試験日から約60日後に郵送で成績表が無料で届きます。この成績表は中国の大学に留学を希望する際、中国語能力を証明するために使えたり、就職で役立てたりすることができます。ちなみに、留学で使用する場合、成績表の有効期間は受験日から2年です。
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