HSK3級の試験日・合格発表や申込み期間
中国の経済発展に伴い日本でも中国語を勉強する人が増えてきました。数ある中国語検定の中でもHSKは、日本の文部科学省にあたる中国政府教育部の直属機関「孔子学院总部/国家汉办」が主催している、中国政府に認定された資格です。
HSKは中国のみならず日本や世界各国で公的証明として利用することができる、世界共通基準の中国語検定資格となります。
ここではHSK3級の試験日や試験申込み方法をはじめ、合格発表方法や試験場所などを詳しく解説します。
HSK3級の試験日申込み期間、試験申込み方法
HSK3級は試験を毎月開催しているため年に12回受験することができ、HSK3級の申込み期間は、各試験日の約2ヵ月月前から約1ヵ月前までとなっています。
HSK3級は月1回の試験日のほかにネット試験日も設定されており、自分の予定や中国語学習の進捗状況に合わせて受験のタイミングを合わせやすい試験です。
個人受験と団体受験の2種類があり、個人受験の試験申込みはインターネットでのWeb申込みと郵送での申込みのどちらでも行うことができます。
Web申込みでは、試験申込み期間中にHSK日本実施委員会のホームページにアクセスし、個人受験申込みフォームから希望受験級や受験者の情報を入力します。続けて受験料の支払い方法をクレジットカード決済やコンビニ決済または楽天ペイのいずれかを選択して、入金を済ませると申込み完了となり、申込み完了メールが到着します。
郵送で申込みする場合は書店で願書(税込み550円)を購入します。指定銀行にて受験料を振込んだ後、振込票のコピーなどの振込済みを確認できるものと願書の2点を送付してください。郵送で申込みの場合は受験料が550円引きになります。
Web申込み・郵送申込みのどちらであっても、試験日の1週間前までに受験票が指定住所に送付されます。
団体受験をする場合は所属している学校や団体を通して申込みをして受験料を支払うことになり、一般的には学校や団体の担当者が受験者の願書をとりまとめて郵送します。
HSK3級の試験場所と合格発表方法
HSK3級の試験場所は全国の主要都市で行われ、試験日によって受験できる試験場所の数が異なるため、試験会場に合わせて試験日を選ぶと良いでしょう。実際の試験場所としては、大学や専門学校などがあります。
また団体受験をする場合には、公開会場団体受験と準会場団体受験との2つの会場があります。自分がどの会場で受験することになるのか所属する団体に確認してみましょう。
試験日当日は、受験票や筆記用具の他に、縦4cm×横3cmの証明写真と身分証明書が必要になります。身分証明書は免許証や社員証、学生証や在学証明書などでも有効ですが、顔写真がないものは無効になるため注意しましょう。
合格発表方法は、成績報告として試験の60日後に受験者の指定した住所へ郵送で送付されます。あるいは試験日から1ヵ月後にHSK日本実施委員会のホームページの中にある成績照会ページで確認することもできます。
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