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合格者が伝授!HSK3級おすすめ勉強法「読解」について

合格者が伝授!HSK3級おすすめ勉強法「読解」について

皆さん、こんにちは!

この連載では、中国語(北京語)習得の1つの基準であるHSK3級(漢語水平考試)の勉強法について、私の経験を紹介していきます。
中国語を勉強したい、資格を取ってキャリアアップに役立てたいとお考えの皆さんのお役に立てれば幸いです。

第3回はHSK3級の「読解」について、ポイントとおすすめの勉強法をお伝えしたいと思います。

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第1部分攻略には単語力!

読解攻略の最重要ポイントはやはり単語力(語彙力)です。

前回の記事で、聞き取りの学習のために600の必修単語を聴きながら、音読しながら、書き取りしてみましょう!とお話ししましたが。そこで身に付けた単語力があれば読解問題は比較的スムーズに答えられるはずです。

第1部分は、A~Eまでの5つの文と、対応する5つの文章を組み合わせるスタイルです。ほとんどの文が会話形式になっていて、一方が話したことに対して答えるものを選択します。

例えば

文1「そこへの行き方を知っていますか?」

に対して

文A「もちろん。まず電車に乗ってその後地下鉄に乗り換えです」

を組み合わせます。この場合ポイントになるのは、文1の「行き方:どうやって行くか」を把握すること。そうすれば選択肢の中で「目的地への移動方法」について話している内容を選べばOKです。

10〜20文字程度の短い文章を読んで、何についての話かを理解するには、繰り返しになりますがとにかく「単語」です。

文のテーマが「食べ物」「動物」「引越し」「ものの金額」など、何についてなのかさえ読み取れれば、対応する文を選択できると思います。

第2部分のポイントは?

第2部分は穴埋め問題。ここでも問われるのは単語力ですが、穴埋めの場合特に気をつけたいのが中国語特有の文法と形容詞です。

穴埋めの選択肢として、例えば名詞を聞かれる文の場合、すでに単語力を鍛えている皆さんであればすぐに答えられる、または推測できると思います。

例えば

選択肢:A刻    B一直   C节    D爱好    E被    F打扫

問題
A: 你有什么(   )?  あなたの(  )は何ですか?
B: 我喜欢体育。  私はスポーツが好きです。

という問題。Bさんが「〜好きです」と答えているということは、AさんはBさんの好きなものを訪ねているはず→好物とか趣味→D爱好 が選択できます。

ところが、上の選択肢を見る限り、E 被(受け身にする単語) F 打扫(掃除する) などの単語は注意が必要です。漢字を見て日本語から想像しにくいこれらの単語は、文章の中での使い方を覚えるほかありません。

そのため、読解の第2部分で確実に点を取るためには、まず

名詞や日本語から想像できる単語が入る問題文を見つけて先に選択する。 残った問題文と単語をじっくり読んで組み合わせる。

ことを意識してみてください。

一度過去問を解くと自分の単語力の中でも得意不得意が見えてくるはずです。その後は、「被」、「打扫」、「其实」「把」、「吧」など漢字から想像しにくい単語、紛らわしい単語に関しては単語だけでなく、その単語を使用する文を音読しながら書き取り、短文ごと記憶するつもりで学習してみましょう。

この方法を続けると、次回お話しする作文パートの準備にもなってきます!

第3部分は質問文に注意

第3部分のポイントは、質問文の意味がわかるかどうかです。HSK3級は問題もすべて中国語。読解の第3部分は特に質問の意味が理解できないと解答できない問題が登場します。

例えば、

★ 说话人最可能是做什么的?(話をしている人は何をしている可能性が高いですか?)

という質問。「最可能」は漢字を見ると「最も可能性が高い」という意味が想像できますし、「做什么」も比較的初期に学習する言葉なので「何をしているか」という意味は理解しやすい質問文です。

ところが、

★ 这句话的意思主要是(この文の話の主な意味は)
★ 根据这段话,可以知道(この話から、わかることは)

のような質問の場合、「意思」「主要」「根据」「段(話を数える単位)」などの語彙が理解できないと戸惑う可能性が高いです。

この2つの質問文はかなり頻繁に出てくるので、丸ごと覚えてしまいましょう。

2段階を意識して

ということで、読解攻略の学習には、

聞き取りに引き続き、「単語力」を着実につける。 次の段階では、自分の苦手な単語やわかりにくい短文を「短文ごと暗記する」。

という2段階の勉強法がおすすめです。
どの段階でも共通しているのは、第1回でお話しした「書き取りしながら音読」の基本です。

いよいよ次回は最終回。作文対策です。ここまで積み上げてきた学習方法を総動員して、HSK3級の山場である作文を攻略していきましょう。

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