情報セキュリティマネジメントの資格概要と取得メリット
情報セキュリティマネジメントの取得メリット

情報セキュリティに関する基礎知識があることを証明できる
情報セキュリティマネジメントは、組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的な知識を有していることを証明できる国家資格。特に個人情報の管理に携わっている方や管理職の方は、企業の情報セキュリティ向上のためにもぜひ取得しておきたい資格です。
多くの現場で必要とされる知識が習得できる
情報セキュリティマネジメントは、組織がもつ情報を危険から守り、組織の成長のために安全に活用するために必要な、基本的なスキルを有していると証明できる国家資格。情報セキュリティ対策はどの企業でも必要であるため、業界問わず、幅広い分野で活用できます。
スキルアップに役立つ
情報セキュリティマネジメントを勉強すれば、情報セキュリティシステムの企画・要件定義・開発・運用・保守、運用、技術、開発の管理に関する知識を習得できます。また、IT系資格の登竜門であるITパスポートに合格した方は、さらにステップアップできる資格としておすすめ。
情報セキュリティマネジメントの試験概要

- 受験資格
- 特になし
- 資格種類
- 国家資格
- 実施団体
- 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
- 試験日
- 上期(7月)、下期(10月~翌年1月)の期間約1ヵ月で実施
- 上期:2021年7月1日(木)~2021年7月31日(土)実施予定
- 下期:2021年10月頃~2022年1月頃の期間での実施予定
- 申込み方法
- インターネットでの申込み
プロメトリック株式会社の以下のページにアクセスし、予約を行う。
http://pf.prometric-jp.com/testlist/sg/index.html - 受験料
- 7,500円(消費税込み)
- 試験会場
- 全国各地
- 試験方式
- CBT(Computer Based Testing)方式
- 出題形式
- 【午前】50問(多肢選択式[四肢択一])
- 【午後】3問(多肢選択式)
- 試験時間
- 午前 90分/午後 90分
- 合格基準
- 午前・午後共に100点満点の60点以上
- 合格率
- 50%前後
- 受験者数
- 28,116人(令和元年)
30,328人(平成30年)
34,048人(平成29年) - 試験内容
-
- 午前の出題内容(50問)
- 【重点分野】
- ・情報セキュリティ全般
機密性・完全性・可用性、脅威、脆弱性、サイバー攻撃手法、暗号、認証 など - ・情報セキュリティ管理
情報資産、リスク、ISMS、インシデント管理などの各種管理策、CSIRT など - ・情報セキュリティ対策
マルウェア対策、不正アクセス対策、情報漏えい対策、アクセス管理、情報セキュリティ啓発 など - ・情報セキュリティ関連法規
サイバーセキュリティ基本法、個人情報保護法、不正アクセス禁止法 など
- ・情報セキュリティ全般
- 【関連分野】
- ・テクノロジ
ネットワーク、データベース、システム構成要素 - ・マネジメント
システム監査、サービスマネジメント、プロジェクトマネジメント - ・ストラテジ
経営管理、システム戦略、システム企画
- ・テクノロジ
- 【重点分野】
- 午後の出題内容(3問)
- 業務の現場における情報セキュリティ管理の具体的な取組みである情報資産管理、リスクアセスメント、IT 利用における情報セキュリティ確保、 委託先管理、情報セキュリティ教育・訓練などのケーススタディによる出題を通して、情報セキュリティ管理の実践力を問う。
- 午前の出題内容(50問)
- 問い合わせ先
-
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
https://www.ipa.go.jp/about/inquiry_index_0.html
身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方については、筆記による方式の試験(特別措置試験)を、春期(4月)、秋期(10月)の年2回、実施します。
※変更となる可能性があるため、詳細は公式サイトを確認してください。
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