証券外務員二種の難易度・合格率

証券外務員とは、日本証券業協会の会員である証券会社・銀行や保険会社などの社員の中で、顧客に金融商品購入の勧誘を行ったり金融商品を販売したりする人のことです。

証券外務員の資格には証券会社の社員や一般の人が受験できる一種と二種のほか、銀行や保険会社の社員が受験できる特別会員の一種と二種があります。

証券会社の社員や一般の人が受験できる証券外務員二種は比較的難易度が低く、勉強方法も暗記が中心で受験しやすい資格と言われています。
証券分野の知識がない人であっても、しっかりと集中して勉強をすれば一発合格も難しくはありません。

ここからは、この証券外務員二種の難易度や勉強時間、勉強法についてご紹介します。

証券外務員二種の難易度・合格率

証券外務員二種の試験は受験資格に制限はなく、誰でも試験を受けることが可能です。

証券会社に実際に入社した新入社員のうち、営業職に就く人にとっては必ず必要な資格になります。試験に合格しなければ、営業の業務はできません。

そういった絶対合格を目指す本気度の高い人が多く受験するためか、証券外務員二種は合格率が高いのが特徴です。日本証券業協会の公式サイトによると、2017年が62.9%、2018年が66.5%という合格率でした。十分に一発合格を目指せる資格と言えるでしょう。

合格ラインである7割(300点中210点)以上の点数を取れば合格です。
試験の方式は、すべて〇✕方式か五肢選択方式です。問題の内容は、語句の選択と計算問題になります。記述式の問題はないので、難易度は比較的低い資格です。

経済学部出身の人であれば、試験範囲はほぼ勉強済みですので、かなり有利です。勉強は復習が大半となります。

なお、証券外務員二種の場合、その時々の受験者のレベルによって難易度が変わるといったことはありませんのでご安心ください。

証券外務員二種の勉強時間

証券の知識がまったくない人の場合、証券外務員二種の資格を取るための勉強時間は、1日1時間で1~2ヵ月程度と言われています。すなわち、総時間数で言うと30時間~60時間です。

そもそも証券とは何?といったところからのスタートとなりますが、基本的には暗記なので難しいことはありません。

とはいえ、証券外務員二種は、何となく取っておこうかなと思うような資格ではないと思われます。証券会社に入社したい学生や転職したい社会人、また前述したような、すでに証券会社に入社している人などが目的意識を持って目指す資格でしょう。

ですので、ある程度金融の知識を持っている人が多く受験すると考えると、1ヵ月以内の勉強時間でも十分に合格が可能だと言えます。
経済学部出身の人であれば、基礎知識の覚え直し程度と思っておけば大丈夫です。

さらに、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持っている人であれば、株式や債券、投資信託などすでに勉強した内容も含まれています。ですので、集中して勉強すればかなり短期間で試験範囲の勉強をクリアすることができるでしょう。

証券外務員二種の効率的な勉強法

【証券外務員二種の概要を知る】

証券外務員二種の効率的な勉強法は、まず出題科目から試験の概要を知ることです。証券外務員二種の出題科目は、次の3科目です。

<法令・諸規則>
法令とは、国の法律のほか地方公共団体が定める条例のことです。諸規則とは、日本証券業協会が定款や規則、また証券取引所の定款や規則を指します。

<商品業務>
証券会社においては、株式、債券、投資信託が主な商品です。これらの商品の勧誘や販売、また販売後の手続きなど付随業務、投資法人に関する業務について出題されます。
デリバティブ取引については、原則、証券外務員一種の試験にのみ出題されますが、二種の試験でも商品業務に関連して基礎知識が問われます。

<関連科目>
証券市場の基礎知識や証券税制といった専門知識から経済・金融・財政の常識、株式会社についての法律などが出題されます。
また、金融商品を顧客へ説明する際に必要になる財務諸表の見方や企業分析の方法なども、関連科目の中に含まれます。
そして、営業職が心得ておきたいセールス業務の基本も、関連科目の出題科目の1つです。

これらの出題科目を見ると範囲が広くて大変そうですが、証券外務員二種は記述式の問題はありません。〇✕方式か五肢選択方式の問題ですから、勉強法は暗記が中心になります。

【証券外務員二種を効率的な勉強法で攻略する】

前の章でご紹介したように証券外務員二種の試験範囲は広いので、暗記が中心とはいえ、すべての出題科目を深く学んでいると勉強時間が足りなくなるかもしれません。
一発合格を狙うなら、試験に出やすい分野の問題と配点が高い方式の問題を優先的に勉強することが効率的な勉強法です。

まず、試験に出やすい分野の問題は、配点が約70点もある計算問題です。
計算問題は、主に「株式業務」、「債券業務」、「財務諸表・企業分析」の科目から、五肢選択方式で出題されます。
公式をしっかりと暗記して、70点満点を確実に取りましょう。

次に、配点が高い試験方式の問題は、五肢選択方式の問題です。〇✕方式の問題の配点が1問2点なのに対して五肢選択方式の問題の配点は1問10点です。
しかも、試験全体で300点満点のうち〇✕方式が100点、五肢選択方式が200点となっていますので、五肢選択方式の問題のほうに力を入れましょう。

実は計算問題は、ほとんどが1問10点の五肢選択方式ですから、試験に出やすい上に配点も高く、最重要の問題だと言えます。

出題の傾向をつかむためには、直近の2~3年の過去問を解くのがよいでしょう。

試験に出やすい分野の問題と配点が高い方式の問題がさっさと解けるようになり余裕がある場合は、そのほかの問題にも取り組めば合格率がいっそうアップします。

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