証券外務員二種の過去問からみる出題傾向

証券外務員二種は出題範囲や出題傾向がハッキリとしており、対策の立てやすい試験と言えます。
何度も過去問の類似問題を解き自信をつければ、十分に合格可能と言えるでしょう。
ここからは、過去問から導き出した証券外務員二種の試験内容や傾向、出題形式などについてお伝えします。

証券外務員二種 試験内容

証券外務員二種の合格ラインは全体の7割の正答率となります。
300満点の試験ですから、210点以上をとれば合格となります。

試験内容についても見ていきましょう。
範囲となるのは「法令・諸規則」「商品業務」「関連科目」の3分野で、計14科目から出題となります。
なお、基礎的な知識を除く「信用取引」「先物取引」「オプション取引」「特定店頭デリバティブ取引等」は出題されません。

証券外務員二種 出題科目

証券外務員二種の試験では、以下の科目が約6割の配点で出題されます。

  • 金融商品取引法
  • 投資信託および投資法人に関する法律・業務
  • 協会定款
  • 諸規則
  • 株式業務
  • 債券業務

それぞれの配点は試験ごとに変わりますが、まずはこの6つの科目をしっかり抑えておくことで、60%の正答率を確保しましょう。
なお、「証券市場の基礎知識」「付随業務」「セールス業務」はすべて1問ずつの出題となります。
出題範囲は限られていますので、確実に正解を拾いましょう。

証券外務員二種 計算問題

出題のうち5~8問は計算問題が出される傾向にあります。
配点は25%前後となるので、合格のためにはしっかりと答えられるようになっておきましょう。

なお、計算問題には公式のみで対応できるものと、一定の計算プロセスに従わなくては正しい数字にたどり着けないものの2種類があります。
後者については、暗記だけでなく計算プロセスのイメージ力が必要となるので、過去問の類似問題などでトレーニングをしておくようにしましょう。

証券外務員二種 出題形式

証券外務員二種の出題形式は「○×方式」と「五肢選択方式」の2種類。
前者が50問(各2点)、後者が20問(各10点)という配点になります。
計算や穴埋め問題は、五肢選択方式で出題されます。

なお、解答の方法はパソコンへの入力方式となっています。

過去問の類似問題を解いて出題傾向を掴みましょう

証券外務員二種の試験は、基本的に過去問と同じようなパターンが出題される傾向にあります。
試験によっては、過去問がそのまま出題されることもあるようです。

このように出題傾向がハッキリしているわけですから、基本的には過去問の類似問題を繰り返し解くことで、かなりの正解を獲得することができるでしょう。
また、出題形式などにも慣れておくことができるので、数字が異なっていたり文章が違ったりしてもすぐに対応ができるようになるはずです。

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