登録販売者の過去問からみる出題傾向

ここでは、登録販売者の試験の出題傾向や出題形式のほか、過去問に関する取り組み方をお伝えします。

登録販売者の試験内容と出題傾向

登録販売者の試験内容は、厚生労働省が作成した「試験問題作成に関する手引き」の出題範囲に沿って作成されます。

医薬品とはそもそも何か、副作用や薬害の歴史をはじめ主な医薬品の働くしくみや注意点、人体のしくみ、そして、医薬品販売や医薬品行政にまつわる法律や制度など、広い範囲から出題されます。

この手引きは登録販売者試験の教科書のようなもの。 実際に過去問を見ると手引き本文から引用される問題も多いので、必ず繰り返し読み込むことが大切です。

試験は、マークシートで出題形式は4つの選択肢から1つを選ぶ四肢択一方式、または5つの選択肢から1つを選ぶ五肢択一方式です。
試験問題は合計で120問あり、試験時間240分です。

登録販売者の試験項目

登録販売者の試験項目は下記の5項目から構成されています。

  • 医薬品に共通する特性と基本的な知識
  • 人体の働きと医薬品
  • 主な医薬品とその作用
  • 薬事関係法規、制度
  • 医薬品の適正使用、安全対策

「主な医薬品とその作用」のみ40問80分、それ以外は20問40分で解答します。
出題傾向は地域によって異なります。 手引きに基づき標準的な出題をする都道府県がある一方、過去問だけでは対応が難しい場合や、漢方や生薬または知名度の低い医薬品成分といった受験生になじみの薄い出題をする場合など、ケースバイケースです。

登録販売者の過去問の活用方法

登録販売者の試験ではスピーディーに解答することが求められます。
繰り返し過去問を解きながら、問題を素早くさばいていくコツを身に付けることで合格に近づけます。

とくに登録販売者の試験は受験地域によって問題が異なるので、過去問を通して出題傾向を把握することがポイントです。
受験する都道府県によって、全国的にはあまり出題されない分野が試験内容に含まれることもあるからです。

120問を240分でスピーディーに解くためには、数年度分の過去問で出題形式に慣れ、時間配分を身に付けることも重要です。

登録販売者の試験は受験する都道府県の過去問を繰り返して解いて、出題傾向を把握すれば合格に近づきます。

マイナーな知識を問う問題より、よく出題されるポイントから取り組むことがおすすめです。
重点的に数年分の過去問を解きながら、テキストや講義と照らしあわせて知識の定着を図りましょう。

なお、法改正によって手引きの内容が改訂される場合があります。前年度までの手引きや、過去問との違いを念頭に情報の整理をしてください。

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