皆さん、こんにちは。
連載「登録販売者の独学勉強法」、前回は、登録販売者試験に挑戦しようと考えている方におすすめの勉強法についてお話しました。
最終回の今回は、勉強のコツと受験当日の様子についてお話したいと思います。
連載「登録販売者の独学勉強法(全5回)」
- 1. 試験の簡単なところ・難しいところ
- 2. 独学の心構えとメリット・デメリット
- 3. 勉強期間・スケジュール
- 4. 実際に有効だった勉強法
- 5. 合格をつかむための6つのコツ
合格のコツ① 時間がない日も復習だけはしよう
必ず毎日、少しでもいいので勉強するようにしましょう。
登録販売者試験は、初めての内容ばかりで、記憶する部分も多く大変です。モチベーションが途切れてしまわないように、受験当日まで頑張って勉強は続けましょう。
毎日これだけはしようと思うものを決めておくといいですね。短時間でできるものでかまいません。
せっかく覚えた内容を風化させてしまうのは、もったいないです。簡単な復習だけでもやるように努めましょう。
合格のコツ② 自分の苦手分野を早く見つける
自分の苦手な分野はどこかを知り、ムラなく点数を取るための対策をしましょう。
問題を解くことで自分がよく間違う項目がわかってきます。早めに苦手を克服しておきましょう。
合格のコツ③ 実際の試験問題に慣れておく
私は受験日直前までに、全国の過去何年分もの問題を解き終えました。
何回も間違う問題をしっかり復習し、早く克服して苦手な項目をなくす努力をした結果、得点アップにつながりました。
そうして受験日直前の頃には必ず合格点が取れるようになって、自信をもって試験当日を迎えられました。
特に自分が受験する都道府県の問題は必ず解いて、出題されやすい問題やひっかけ問題など、特徴を知っておくことが重要です。
合格のコツ④ 最終確認は念入りに隅々まで
テキストすべてが試験範囲です。端の方に小さい字で載っているところも意外と問題にでます。試験が近づいてきた頃には最終確認として、苦手項目と共にテキストの隅々まで見直して、やり残しや見落としがないか確認しておくと良いでしょう。
私は自分ノートに苦手項目のページを作り、何回やっても間違う内容や、なかなか覚えられなかった項目を箇条書きし、試験会場で試験直前に読み返していました。
たまたまその中から出題されたのには驚きましたが、苦手項目の最終確認は必須だと感じました。
合格のコツ⑤ 受験日当日は余裕をもって会場へ
登録販売者試験の受験会場には、かなりの人数の受験者がやってきます。会場までの交通ルートは、電車・バス・徒歩などいくつかの方法を調べておくとよいでしょう。
無料のバスで送迎してくれるところもありますが、公共の交通機関を利用する場合、混雑することが予想されます。普段なら30分で行ける場所に1時間かかるかも知れません。バスもなく徒歩のみという場合もあります。あらゆる状況を想定して、早めに会場入りできるように下調べしておきましょう。
会場についてからも、自分の受験番号の教室を探さなければなりません。私は1時間前に会場に着くようにしましたが、すでにたくさんの方々が最終勉強をしていました。
会場に入ると緊張感が増してきます。早くに会場に着くことで心を落ち着かせることができ、雰囲気にのまれることなく受験できますよ。
合格のコツ⑥ 最後まで自分のペースをみださない
試験中は一定時間が過ぎると退出できるようになり、パラパラと席を立つ人が増えてきます。どうしても気になってしまいますが、自分のペースで問題に集中するように努めてくださいね。そして見直しはしっかりとしましょう。
合否の発表までに答え合わせもできるので、自分の選んだ答えは印をつけておくとよいですよ。
全5回にわたり、登録販売者資格の概要から合格に向けての勉強のコツについてお伝えしました。少しでもお役に立てれば嬉しいです。
自信を持って試験当日を迎えられるように勉強に励んでください。
皆さんが合格をつかめることをお祈りしています。
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