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登録販売者はどんな資格?試験概要やメリットを解説

登録販売者はどんな資格?試験概要やメリットを解説

皆さんは登録販売者という資格をご存知でしょうか?
登録販売者とは、薬局などで薬剤師の代わりとして薬の販売などを行うことができる資格のことです。

「あなたも薬のスペシャリスト!登録販売者とは」と題して、これから全5回に分けて登録販売者の気になることや、実際に経験したこと、さらに学校で試験対策授業を担当している私ならではの裏ワザ!?勉強法などもお伝えしていきますのでよろしくお願いします。

最初となる今回は……
登録販売者試験の概要やどういう仕事をするのか、といったことをお話しいたします。

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試験の情報をしっかりと理解すべし!

まずは登録販売者の資格を取るための試験とはどのようなものなのか?というお話をしたいと思います。

「そんなのどうでもいいから仕事内容や勉強のコツを早く」という方もいらっしゃるかと思いますが、合格するためには試験という名の敵の情報をしっかりと理解しておくことが重要ですので、少々お付き合いください。

登録販売者試験とは国家試験になるのですが、医療系の国家試験によくみられるような受験資格がないんです。正確にいうと以前はあったのですが2015年度より受験資格が撤廃になりました。そのため現在は医療系の仕事をされている方以外にも、転職を考えている会社員の方や主婦の方など、幅広く受験されるようになってきています。

摩訶不思議!何回も受けられる国家試験!?

登録販売者試験は毎年8月〜12月の間に複数回行われる国家試験です。ここで、あれ?と思われた方もいるかもしれません。通常国家試験、特に医療系の国家試験は年1回実施が多いのですが、登録販売者試験は少々変則的で、試験の実施が都道府県単位になっているため、地区ごとに試験日が違うんです。

2018年度の試験日程をみると、関東の1都6県でも、東京、埼玉、千葉、神奈川は9月9日が試験日でしたが、群馬、栃木、茨城は9月5日が試験日でした。このように各都道府県の地区で試験日が異なるため、8月〜12月の間に複数回試験が実施されるという現象が発生するのです。

ちなみに……裏ワザというほどのものではありませんが、登録販売者試験は現住所や勤務先に関わらずどこの地区でも受験が可能なため、一発勝負は不安だなという方や時間に余裕のある方の場合、試験日が重ならなければ同じ年度内に複数の地区で受験することが可能になっちゃうんです! しかも、国家資格ですので、例えば北海道での受験で合格して東京で勤務するということも可能です。
ただし、当然ながら地区ごとに試験問題は異なりますのでくれぐれもご注意くださいね。

あなたはどっち?1日10分 or 3時間

登録販売者試験で出題される内容は、大きく5分野に分かれており、合計で120問の試験です。
合格ラインは、全体の7割以上かつ各分野それぞれが3割〜4割以上の正解率であることとされています。
医療系の国家試験としては問題数が少ないですが、やはりそこは国家試験、誰でも合格できるわけではありません。しかし、決して難易度の高い試験ではありませんので、きちんと勉強していれば合格可能な試験だと思います。また、過去問題も各都道府県のホームページからダウンロードできますので1度見ていただいてもいいかもしれません。

ちなみに、私が担当している試験対策授業の学生に最初に聞くことがあるのですが、皆さんはどちらのタイプでしょうか?

A・1日10分の勉強を1年間毎日する。
B・1日3時間の勉強を3ヵ月毎日する。

どちらのタイプでも守っていただければ合格率は90%超!?

目薬にも正しいさし方があるんです

さて、登録販売者試験の概要はなんとなくおわかりいただけたかと思うので、次に登録販売者の仕事の概要についてお話ししたいと思います。

最初と繰り返しになってしまいますが、登録販売者とは薬剤師に代わって薬の取り扱いが行える資格になります。もちろんすべての薬が取り扱えるわけではありませんが、それでもドラッグストアなどで販売されている薬の大半を扱うことができます。
その中からお客様の症状にあった薬をおすすめしたりすることはもちろんですが、薬は時に体に負担をかけるものにもなるため、飲み方や使い方のアドバイスなどを行うことも多いですね!

例えば風邪薬といっても、熱に効果的なものから喉の痛みや鼻水に効果的なものとそれぞれ違いますし、同じ薬であっても目薬のように使い方1つでまったく効果が変わってくるものもあります。

このように薬の種類だけでなく、それぞれの薬の効果的な使い方などもアドバイスできる、いわば身近な薬の相談窓口となるのが登録販売者になります。

登録販売者は万能の資格

今回は登録販売者とは?についてお話ししましたが、いかがでしたか?
近年、ドラッグストアの増加やコンビニエンスストアなどでも医薬品を取り扱うようになり、登録販売者はますます注目が集まっている資格です。薬を扱う資格と聞くと難しく考えてしまいがちですが、しっかりと対策をたてて勉強されていれば決して難しい試験ではありませんし、この連載でも勉強のコツなどもお伝えできればと思いますのでご安心ください。

次回は「登録販売者と薬剤師の違いや、登録販売者が行えることとは?」についてお話したいと思いますので楽しみにしていてください。

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