ビジネス実務法務検定2級の試験日・合格発表や申込み期間

ビジネス実務法務2級の試験は、1年に2シーズン、IBT試験方式もしくはCBT試験方式で行われます。申込み期間は試験日より15日程度前から、約1ヵ月ほどの間です。希望受験日から7日前までに申込みをする必要があるので、手続きが遅れないように注意しましょう。
ここでは、ビジネス実務法務2級の申込み方法、申込み期間、試験日、試験場所、合格発表の方法などについて詳しくご紹介します。

※IBT(Internet Based Testing。受験者自身のパソコン・インターネット環境を利用して受験する試験方式)

※CBT(Computer Based Testing。各地のテストセンターで備え付けのパソコンを利用して受験する試験方式)

ビジネス実務法務2級の試験日と申込み期間

ビジネス実務法務2級の試験はおおよそ6月中旬から7月上旬、10月中旬から11月上旬の2シーズンにて試験が実施されます。

申込み期間は、前期が6月上旬から7月上旬、後期が9月下旬から11月上旬となり、それぞれ1ヵ月程度です。申込み時に自分で試験日・試験時間帯を5つの枠から選択して受験ができるなど、自分のスケジュールにあわせて試験日を決められるのがメリットです。

しかし、受験申込の期限は、希望受験日から7日前まで(コンビニ決済の場合は10日前まで)とされているため、希望日が決まり次第、申込みするのがおすすめ。
また申込み後には、マイページから試験日の変更も可能なため、都合が合わなくなってしまった場合にも安心です。

ビジネス実務法務2級の申込み方法と試験場所に関する注意点

試験方式は、IBT試験方式とCBT試験方式があります。
IBT(Internet Based Test。受験者自身のパソコン・インターネット環境を利用して受験する試験方式)ですので、受験者のコンピュータで受験となります。
そのため、お申込みの前にまずは受験に必要な使用機器と受験環境、それぞれの要件を満たしているかを確認しましょう。
CBT(Computer Based Testing)試験方式では、各地のテストセンターで備え付けのパソコンを利用しての受験となります。

IBT試験による必要な使用機器と受験環境

<使用機器>
・インターネットに接続されたコンピュータ(PC)
・コンピュータの内部カメラまたはwebカメラ
・コンピュータの内部または外部のマイク
・コンピュータの内部または外部のスピーカー

<受験環境>
・待機開始から試験終了まで、カメラに他人の声が入らない空間を確保すること
・使用機器を机などの上に設置すること
・受験者の周辺(卓上含む)には、所定の持ち物以外が置かれてないこと
・受験者の動作や身分証明書、受験環境などがカメラで確認できるように適切な照明を点灯すること
・試験中にカメラで映像を録画することから、他者のプライバシーを侵害する可能性のあるものが録画・録音されないようにすること

「カメラに他人が映り込んだり、声が入ったりした場合は、失格になる」「マイクの音声が入っていないと受験できない」など、細かい注意事項や禁止事項があるため、東京商工会議所のホームページより詳細を把握した上で準備を行う必要があります。

次に、受験申込ページより受験日時、受験者情報、お支払い情報等を入力してお申込みをします。申込期限は、希望の受験日から7日前まで(コンビニ決済の場合には10日前まで)になりますので注意しましょう。

その後、受験料をお支払いすると、マイページが開設されますので、試験前日までにログインします。登録情報に間違いがないかを確認し、間違っている部分があった場合には速やかに修正してください。

試験当日は、マイページにログインにて受験する検定・級を選択した上で受験となります。待機開始時間は試験開始時刻の20分前となりますので、それまでに受験環境の最終確認をして、試験に臨みましょう。

ビジネス実務法務2級の合格発表の方法

試験終了後、マイページの試験結果画面に遷移し、即時採点された合否結果が表示されます。
マイページでは、成績レポートの表示やダウンロードも可能ですので、試験後はすぐに振りをしてみましょう。

また、合格証明書を希望する方は、東京商工会議所検定センターに申請してください。発行手数料は、1通1,250円(非課税)です。
なお、2022年度以降の合格者の方には無料のデジタル合格証が発行されます。デジタル合格証とは別途、希望者に一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが提供するオープンバッジも発行されています。ビジネス実務法務2級に合格するとビジネス法務エキスパート®の称号が得られます。

ビジネス実務法務2級の難易度

ビジネス実務法務2級の試験はIBT(Internet Based Testing。受験者自身のパソコン・インターネット環境を利用して受験する試験方式)またはCBT(Computer Based Testing。各地のテストセンターで備え付けのパソコンを利用して受験する試験方式)で行われ、100点満点中70点以上をとれば合格です。なお、試験の制限時間は90分です。

ビジネス実務法務2級では、企業活動の実務経験があるのを前提に、外部の法律専門家に相談できるスキルを有するなど、法律の実務知識が求められます。加えて、3級の試験内容よりも範囲が広くなる上、事例を交えた問題が多く出題されるため、難易度が上がります。

また、ビジネス実務法務2級の2020年度の合格率は43.4%でした。例年、2級の合格率は3級の半分程度であり、難易度の高さがうかがえます。

とはいえ、ビジネス実務法務2級は独学でも、1度目の受験で合格をねらえる資格です。将来ビジネス実務法務1級を受験する場合、2級合格が必須条件のため、ステップアップを目指すのであれば、取得しておきましょう。受験の際は、申込み方法、申込み期間、試験日、試験場所、合格発表の方法をよく確認し、十分対策を行った上で試験にのぞんでください。

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