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ビジネス実務法務検定3級と2級の違いとは?いきなり2級を受けても大丈夫?

ビジネス実務法務検定3級と2級の違いとは?いきなり2級を受けても大丈夫?

こんにちは!
連載「公私で役立つ!ビジネス実務法務検定3級」前回はビジネス実務法務検定3級の魅力についてお伝えしました。
民法・商法・会社法を中心に、会社員が最低限知っておくべき法律知識を幅広く学ぶことができるこの資格。少し興味が出てきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして「受けてみようかな?」と思った方の中には、ビジネス実務法務検定を受ける際、3級と2級のどちらを受けるか、それとも併願するか、悩む方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、3級と2級は難易度以外に何が違うのか、いまひとつピンときませんよね。

そこで、連載第2回の今回は、「ビジネス実務法務検定3級と2級の違いとは」というテーマでお伝えしていきます。悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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ビジネス実務法務検定3級と2級の例題を比べてみよう!

さて、ビジネス実務法務検定3級と2級の違いについて詳しく見ていく前に、まずはビジネス実務法務検定3級と2級の例題を1つずつご紹介します。

(ビジネス実務法務検定3級 例題)
株式会社の取締役が、決算の数字をごまかして架空の利益を計上した。その結果をもとに、株主に配当金の分配を行った場合、当該取締役には違法配当罪が成立し、刑事罰の対象となる。○か×か。
正解【○】

(ビジネス実務法務検定2級 例題)
行政手続法上、行政指導は手紙などの書面だけでなく口頭による注意でもよいとされている。また、指導した相手方から指導内容について書かれた書類の提出を求められた場合でも、その提出を拒むことが出来る。○か×か。
正解【×】

ビジネス実務法務検定3級の問題に比べ、2級の問題は出題内容が細かくてややこしいと感じませんか?

ビジネス実務法務検定3級の試験内容は「ビジネス実務法務の法体系」を中心として、ビジネスパーソンとして最低限知っておきたい基礎知識の取得を目的としています。そのため、基本レベルを問う問題が中心となっています。

一方、2級ではビジネス実務法務検定3級で得た知識を中心として、具体的な内容に踏み込んだ問題構成となっていることが特徴です。法律知識を使って、実際に起きた法律問題に向き合う実践的な能力を養うことを目的にしているといえるでしょう。

出題内容を見ても、3級で培った知識に対する応用問題が2級では多く出ることから、まずは3級合格を目指し、そのあと2級へとステップアップしたほうが確実ですね。

ビジネス実務法務検定3級と2級の難易度・合格率の違い

ビジネス実務法務検定3級と2級は、想定する受験対象者の基準が異なっています。

(3級)
ビジネスパーソンとして業務をこなしていく上で、最低限知っておくべき基礎的法律知識の習得を目標とし、法務上の問題点をある程度発見することができる。

(2級)
実際に法務に携わる実務経験があり、なおかつ弁護士をはじめとした外部の専門家への相談といった一定の対応をスムーズにこなすことができる。

また、合格率に関しても、受験者の約7割が合格しているビジネス実務3級に対し、2級の合格率は約3割となっています。3級に比べてグッと難易度が上がることがおわかりいただけるのではないでしょうか。

出題範囲も3級と2級では以下のように異なります。

  • (3級)
  • ・ ビジネス実務法務の法体系
  • ・ 企業取引の法務
  • ・ 債権の管理と回収
  • ・ 企業財産の管理と法律
  • ・ 企業活動に関する法規制
  • ・ 企業と会社のしくみ
  • ・ 企業と従業員の関係
  • ・ ビジネスに関連する家族法
  • (2級)
  • ・ 企業取引の法務
  • ・ 債権の管理と回収
  • ・ 企業財産の管理・活用と法務
  • ・ 企業活動に関する法規則
  • ・ 株式会社の組織と運営
  • ・ 企業と従業員の関係
  • ・ 紛争の解決方法
  • ・ 国際法務

基礎知識を問う3級と異なり、2級では出題内容に紛争の解決方法や国際法務などの争いごとも含まれており、2級は国内外問わず実践的な知識を問う問題構成となっていることがわかりますね。

このように想定している受験者層が異なるだけでなく、難易度や出題範囲といった点でもビジネス実務法務検定3級と2級には違いがあります。

ビジネス実務法務検定2級の出題形式・傾向

ビジネス実務法務検定2級の出題形式・傾向

ビジネス実務法務検定2級も3級と同じく、解答はマークシート方式で、合格ラインは7割(100点中70点以上)です。

正誤判断問題や空欄補充問題が含まれていたビジネス実務法務検定3級とは違い、大問が10問で、各大問に付き5肢択一の問題が4問ずつ出題されます。

全部で40題出題されることになり、そのうち2点問題が20問、3点問題が20問の合計100点満点となっています。
また、2級では事例形式が増え、問題文が長文化するという違いもあります。

出題傾向としては民法が全体の7割を占める3級と異なり、2級では会社法と商法の出題数が増えることが特徴です。
問題が難化するだけでなく長文化するため、試験時間が比較的余りやすい3級と比べると2級では解答に相当な時間がかかることになります。そのため、2級では3級よりも深い学習が求められます。

いかがでしたか。今回はビジネス実務法務検定3級と2級の違いについて細かくお伝えしました。

3級を受けずに2級の合格を目指すことはなかなか大変で、勉強しづらいことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
2級へのステップアップをスムーズにするためにも、まず3級で基本的な知識を身に付けたうえで、2級合格を目指して勉強に取り組むことをおすすめします。

次回はビジネス実務法務検定3級の勉強時間を中心に紹介していきます。ぜひチェックしてみてくださいね。

参考URL:
https://www.kentei.org/houmu/testinfo.html

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