ビジネス実務法務検定3級の試験日・合格発表や申込み期間

東京商工会議所が主催するビジネス実務法務3級の試験は、1年に2シーズン(受験期間:おおよそ6月中旬~7月上旬、10月中旬~11月初旬)、IBT試験方式またはCBT試験方式で行われます。
以下では、ビジネス実務法務検定3級の試験日や申込み方法および、試験当日から合格発表の流れなどについてご説明いたします。

ビジネス実務法務検定3級の試験日と申込み期間

ビジネス実務法務3級の試験は、2021年度よりIBT(Internet Based Test・インターネット経由での試験Testing。受験者自身のパソコン・インターネット環境を利用して受験する試験方式)またはCBT(Computer Based Testing。各地のテストセンターで備え付けのパソコンを利用して受験する試験方式)となり、おおよそ6月中旬から7月上旬、10月中旬から11月上旬の2シーズンにて試験が実施されます。なお、これは2級も同様で、1級については別日が用意されます。

申込み期間は、前期が6月上旬から7月上旬、後期が9月下旬から11月上旬となり、それぞれ1ヵ月程度です。試験期間は20日から25日程度あり、自分で試験日・試験時間帯を選択して受験ができます。

受験申込の期限は、希望受験日から7日前までとされているので試験までの申込みまで比較的、余裕はありますが、申込みできる日時は申込先着順です。そのため受験の希望日が決まったら、早めの申込みを行うのがおすすめです。

ビジネス実務法務検定3級の申込み方法と試験場所

ビジネス実務法務検定3級の申込み方法は、インターネット受付になります。東京商工会議所のホームページから、受験申込ページより受験日時、受験者情報、お支払い情報等を入力してお申込みをしてください。

試験開始時刻は所定の試験期間内であれば、土日・祝日・平日関わらず受験できます。時間も日中だけでなく、朝10時から夜は19時まで都合の良い時間を選択できますが、別途、試験開始前に本人確認・説明などで約20分確保する必要があります。その時間を考慮して試験開始時刻を決めましょう。

受験料をお支払いするとお申込み完了となり、申込み完了メールが送信されます。申込完了後、マイページが開設されますので、試験前日までにマイページへログインし、登録情報に間違いがないかを確認し、間違いがあれば速やかに修正しておきましょう。

なお、ビジネス実務法務検定3級の試験方式は、IBT(Internet Based Testing。受験者自身のパソコン・インターネット環境を利用して受験する試験方式)またはCBT(Computer Based Testing。各地のテストセンターで備え付けのパソコンを利用して受験する試験方式)となります。
IBT試験では、試験当日は受験者のコンピュータで受験します。受験に必要な使用機器と受験環境が定められている要件に満たしているかを必ず確認してください。

試験時間中に「カメラに他人が映り込んだり、声が入ったりした場合は、失格になる」「常に受験者の上半身が入っていないといけない」など、細かい注意事項や禁止事項があるため、東京商工会議所のホームページより詳細をしっかりと把握した上で臨むことをおすすめします。

ビジネス実務法務検定3級の勉強開始時期

ビジネス実務法務検定3級の勉強期間の目安としては、3ヵ月程度になりますので、そこから逆算して、勉強開始時期は3月中旬もしくは7月上旬くらいがおすすめです。

ビジネス実務法務検定3級の問題のうち、およそ半数を占めるのが民法です。意思表示、代理、損害賠償、担保の分野は特に出題率が高いので、重点的に勉強をしておきましょう。次に出題数が多いのが、商法・会社法です。会社法はビジネス実務法務検定2級を目指している人にとっても重要分野ですから、今後のことも考えるなら、しっかりと勉強をしておくと良いでしょう。

ビジネス実務法務検定3級の分野別の勉強方針

ビジネス実務法務検定3級の合格ラインは7割以上ですので、民法と商法・会社法でほぼ満点をとれば、高い確率で合格できるということになります。しかし、ビジネス実務法務検定3級の出題範囲はとても広いので、安定して満点近くをとるのはかなり難しいです。その他の分野についても、しっかりと勉強をしておく必要があるでしょう。

その他の分野としては、知財関連、独禁法、労働関係などがよく出題されます。これらは実務では重要になる分野ですが、試験に合格するだけなら、民法、商法・会社法ほど時間をかけて勉強をする必要はないでしょう。オンライン講義やテキストなどを使用して基本的なことを理解した後は、過去問の類似問題や予想問題などを利用して、よく出題される知識について確認をしておきましょう。

ビジネス実務法務検定3級の試験直前は復習が重要

ビジネス実務法務検定3級の試験直前には、新しい分野を学ぶことよりも、それまで学習してきた内容がしっかりと頭に入っているかどうかを確認すること、すなわち復習が重要になります。

過去問は出題傾向を把握するためにすでに2年~3年分くらいは解いてしまっているという人が多いと思われますので、書籍やオンライン講座などを利用し、予想問題や過去問の類似問題を解くことがおすすめです。

予想問題や過去問の類似問題を解いている中で、理解が不十分な分野が発見されることがあります。そのようなときには、オンラインの講義動画や市販のテキストなどを使用して、もう一度基礎を学びなおしてみましょう。

ビジネス実務法務検定3級の問題はパターン化されている

過去問やその類似問題を解くと、民法や商法・会社法など、出題率の高い分野の問題を多く解くことになるので、自然と重要な分野の学習ができるというメリットがあります。

ビジネス実務法務検定3級の問題は、ある程度パターン化されています。そのため、過去問やその類似問題の内容をしっかりと頭に入れていると、試験本番でよく似た問題に出くわしたときに素早く解答ができるため、試験時間の短縮に繋がり、その分余裕をもって他の問題に取り組むことができます。出題範囲を把握することと併せて、過去問の傾向をしっかりと頭に入れておきましょう。

ビジネス実務法務検定3級 試験当日の注意事項

ビジネス実務法務検定3級のIBT試験は、受験者のコンピュータで受験となります。試験当日は、公正・公平な試験実施がなされるように、受験者のカメラで録画し、マイクで音声を録音されながらの受験となります。

事前に確認しておいた使用機器や受験環境を最終確認したのち、身分証明書を卓上に準備し、試験開始時間に問題なく受験できる状態にしておきましょう。
また、試験中の途中退席(トイレ退席を含む)やメモを取る行為などは禁止事項のため、該当した場合は失格となりますのでご注意ください。

CBT試験は、各地のテストセンターで行われます。予定時間の30分~10分前までに試験会場に到着するようにしましょう。

ビジネス実務法務検定3級の合格発表方法

試験終了後、マイページの試験結果画面に遷移し、即時採点された合否結果が表示されます。
マイページでは、成績レポートの表示やダウンロードも可能ですので、試験後はすぐに振りをしてみましょう。

また、合格証明書を希望する方は、東京商工会議所検定センターに申請してください。発行手数料は、1通1,250円(非課税)です。
なお、2022年度以降の合格者の方には無料のデジタル合格証が発行されます。デジタル合格証とは別途、希望者に一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが提供するオープンバッジも発行されています。ビジネス実務法務検定3級に合格すると、ビジネス法務リーダーという称号を得ることができます。

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