この記事をご覧になっているあなたは、ビジネス実務法務検定3級に興味を持ち、独学で勉強するための教材を探しているのではないかと思います。中には、
「興味はあるんだけど、法律の勉強なんてしたことがない」
「独学でやりたいんだけど、そもそもできるのか」
「できるだけわかりやすい内容のテキストがいいんだけど」
と、お困りの方もいるかもしれません。
今回はそんなあなたのお役に立つ、ビジネス実務法務検定3級【法律初心者おすすめテキスト】とその使い方についてご紹介していきます。
ビジネス実務法務検定3級テキストの選び方
ビジネス実務法務検定3級のテキストは、主に以下の3つに分類できます。
① 出題範囲をもれなくカバーする、厚めのテキスト
このタイプのテキストの代表は、公式テキストです。
出題範囲をもれなくカバーしているのが最大のメリットで、持っておくだけで安心の1冊です。ただ、400ページにも及ぶ内容なので、法律初心者には少しとっつきにくいかもしれません。
なお、このタイプのテキストの場合、問題集もあわせて購入することになります。
② テキストと問題集が合体したテキスト
このタイプのテキストは、さらに以下の2つに分類できます。
・テキストの各章ごとに多めの問題が配置されているタイプ
・問題集がメインで、解説を多めにしているタイプ
教材が1冊で済むのがメリットですが、1冊しか無いぶん解説が少なめ。「わからないところはそのままにしたくない」という方にはあまり向かないでしょう。
また内容的に細切れに勉強することになるので、「全体像を把握しながら勉強したい」という方にも不向き。
逆に言えば、「とにかく短期間で合格したい」「暗記が得意」という方に向いているタイプのテキストです。
③ ①よりは薄めの、出題範囲を絞ったテキスト
このタイプのテキストは、出題範囲を絞っているため、公式テキストより薄いというメリットがあります。
「あまり時間はかけたくないが、内容は理解しながら勉強したい」「全体像を見ながら進めたい」という方に向いているでしょう。
なお、このタイプのテキストの場合は①と同様、問題集もあわせて購入することになります。
ビジネス実務法務検定3級【法律初心者おすすめテキスト】は?
前段で、ビジネス実務法務検定3級のテキストには3つのタイプがあるとお話ししましたが、【法律初心者おすすめテキスト】は、③の出題範囲を絞ったタイプです。
というのも、3級で想定されるのは「ビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識」であるものの、法律用語は初心者にはなかなか厄介だからです。
「善意」「悪意」などの一般的な意味と違う意味の用語や、「心裡留保」「物上代位」などの一般にはほとんど使わない用語を、さらりと理解できるようにならないといけません。
その点を考えるとテキストは、解説が親切で、図や表も適度に使われているほうが、法律初心者にとっては理解しやすいです。
というわけで今回は「出題範囲を絞ったタイプ」のテキストをご紹介します。
合格革命 ビジネス実務法務検定® 3級テキスト&一問一答
ここがおすすめ!
・出題頻度の高い項目のみを勉強できるようになっているので勉強の効率がいい
・本文が2色刷りで、重要箇所がわかりやすく見やすい
・図や表が多いので視覚的な理解が進み、初心者でも法律関係がわかりやすい
・一問一答がついているため、アウトプットを同時に行え、知識定着させやすい
・IBT方式に対応しており、このテキストのみで安心して勉強できる
「合格革命 ビジネス実務法務検定® 3級テキスト&一問一答」は、独学で勉強する初心者向けに作成されているテキストです。 現在、実施されている受験形式のIBT試験に対応しているため、このテキストのみで必要な知識を十分勉強できます。
法律初心者向けのため、引っかかりやすい法律用語だけでなく、「権利」といった基礎的な単語についても丁寧に解説されており、とても親切な作りになっています。
ビジネス実務法務3級の試験での重要度が、項目ごとにA・B・Cの3段階でランク分けされており、優先順位をつけて勉強を進められるので、さらなる効率化が図れるところもおすすめポイント。
章の終わりには一問一答がついており、スピーディーにアウトプットして知識をしっかり定着させられるような工夫がある点も高ポイントです!
テキストを使った効率のいい勉強方法とは?
まずはテキストの内容を、ざっくりでもいいので1冊通して読むことから始めましょう。
通して読むときにガイドとなるのが「目次」の活用です。最初に「目次」を流し読みして、全体のボリューム感やどんな項目があるのかをあらかじめ把握してから、ざっと読みます。
最初からしっかり内容を理解するよりも、専門的な法律用語を見慣れることから始めるといいでしょう。一問一答はクイズ感覚で解いていくと、より楽しく続けることができます。
そして2周目は、わかりにくかった部分に注意しつつ、一問一答を使って理解を深めていきましょう。
またビジネス実務法務3級合格のためには、知識のインプットだけでなく、問題を解いて知識のアウトプットを行うことがとても大切です。
2周目が終わる頃には知識も増えているはずなので、問題集を追加で購入して、実際の本試験の問題を解いてみましょう。
問題集は、ビジネス実務法務3級を主催する東京商工会議所が出している、公式問題集がおすすめです。
ビジネス実務法務検定試験®3級公式問題集
公式問題集には、IBT・CBT対策となる模擬問題も2回分収載されており、ビジネス実務法務3級の問題をたっぷり演習できますよ。
しかし中には、おすすめテキストや問題集をやってみるものの
「テキストの通読がしんどいな……」
「読んでみたけどよくわからなかった……」
「なかなか内容が入ってこない…」
という人もいるでしょう。
よりわかりやすく、耳からも知識を習得していきたい、そんなときはオンライン講座の受講を考えてみるのも1つの手です。。
オンライン講座のメリット・デメリット
テキストとともに独学で勉強をすすめたい人におすすめなのが、オンライン講座の受講です。オンライン講座のメリット・デメリットを知って、ご自身に合う勉強法かどうかを探ってみてくださいね。
【メリット】
・目だけでなく耳も活用することで、より効率的に勉強できる
・時間や場所にとらわれずに講座を受けることができる
・わからないところは何度でも視聴することができる
【デメリット】
・生で講座を受講するのと違って、自主性が不可欠
・わからないところをすぐに質問することができない
・長時間受講すると、目や耳が疲れやすい
ただ、独学を検討している人にとって、デメリットとして挙げられる内容については問題ないかもしれません。
オンスクのビジネス実務法務検定3級講座は、講義時間は13.5時間、問題数は全257問で構成されており、インプット・アウトプットに対応した試験対策ができます。
講義は1コマ10分程度なので、移動時間などを使って忙しい社会人の方でも気軽に勉強や試験対策ができます。ベテラン講師の丁寧な説明でわかりづらい箇所もすっきり理解できるはずですよ。
またIBT方式の試験は、自宅などのパソコンから操作して受験するので、オンライン講座で問題を解くことがIBT方式での受験の練習にもなります。
実際に聞いたり見たりする方が頭に入りやすい場合もあるので、テキストの勉強で不安がある人はぜひ試してみてくださいね。
今回は、法律初心者の方の独学におすすめの、ビジネス実務法務検定3級テキストについてご紹介しました。
ビジネス実務法務検定3級の試験は、年2回、IBTまたはCBT方式で行われます。
初心者の方でも、1~3ヵ月(30~60時間)あれば十分合格のチャンスがあるこのお役立ち資格、さっそくテキストを手に入れて学習をスタートしてみてくださいね。
参考URL:
https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/055160/
https://nekoinumekuri.stores.jp/items/65b0613c9ddf7200296f078d
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