日商簿記3級の難易度・合格率

簿記3級は決して難易度の高い試験ではありません。
しかし、勉強方法を間違えると、必要以上に時間がかかってしまいますし、何より合格から遠ざかってしまいます。
一発合格を目指す方がはじめに考えておきたいのは効率的な勉強方法です。
今回は、簿記3級の難易度や合格率、そして勉強法についてご紹介します。

日商簿記3級の難易度と合格率

簿記3級は他の資格に比べて比較的優しい試験と言われています。
そのため、独学であっても合格することは可能ですが、実際に統一試験の平均合格率を見てみるとその数字は40%前後。割合にして5人に2~3人です。
さらに、年度によってその割合は異なり、統一試験においては、2021年2月に行われたものが67.2%だったのに対し、2023年6月に行われたものでは34.0%でした。
一方、ネット試験では、概ね40%前後と変動が少ない結果となっています。

こうした開きがあるのには、やはり問題の難易度がその時々によって違うからでしょう。
そのため、直近の試験の合格率が高いからと言って油断するのは禁物。
しっかりと準備を整えるためにも、効率的に勉強を進めていくことが求められます。

日商簿記3級の勉強時間と勉強方法

まずは受験者の平均的な勉強時間を見てみましょう。
これは一般的に、50~100時間程度とされています。
こうして見てみると、毎日8時間みっちり勉強をすれば1週間程度でカバーできるかもしれません。
しかし、ここまでの勉強時間を取れる人は少ないでしょう。
ほとんどの方は1日1~2時間程度になると考えられるので、イメージとしては1~3カ月と考えておけば問題ありません。

とは言え、非効率的な勉強方法ではこれ以上の勉強時間がかかってしまう可能性も十分にありえます。
出題範囲は広く、すべての項目を完璧にマスターしようとすれば半年以上かかっても不思議ではありません。

そのため、基本的な勉強方法は試験の類似問題を繰り返し解くこと、と覚えておきましょう。答え方に慣れておくことが、簿記3級を一発合格する秘けつです。

日商簿記3級のもっとも難易度が高い問題

簿記3級の中でもっとも難易度が高いとされているのは“約束手形”です。
この分野は理解するのも難しく、内容を深掘りしすぎるとかなりの時間が必要となるでしょう。

もちろん、合格をするためにはこれ以外の分野についてもカバーしておかなくてはなりません。
そのため、効率的に簿記3級の試験範囲を学ぶためには試験の類似問題を解き続け、必要最低限な知識を確実に身につけるのが近道と言えます。

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