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知的財産管理技能検定3級の難易度・合格率

知的財産管理技能検定3級の合格率は、過去5年間の平均で学科試験、実技試験ともに60%以上となっています。比較的、難易度が低い試験といえますが、知的財産に関する専門知識が必要なため、しっかりと勉強して試験に備える必要があります。
以下では、知的財産管理技能検定3級の難易度や合格率、勉強時間や効果的な勉強方法、勉強するうえでの注意点について説明していきます。

知的財産管理技能検定3級の概要と合格率

知的財産管理技能検定は、2004年から実施されていた「知的財産検定」という民間試験が、2008年に国家試験に完全移行して始まった、比較的新しい試験です。その中で初級の技能者向け試験として行われているのが、知的財産管理技能検定3級です。

試験は学科試験と実技試験にわかれており、学科試験はマークシート方式30問45分。実技試験は記述式30問45分の試験で、合格ラインは両試験とも70%以上です。原則として、試験は年に3回実施されています。

合格率は検定回ごとにばらつきがありますが、過去5年間の平均で見ると、学科試験、実技試験ともに65%程度です。

知的財産管理技能検定3級の難易度は低い?高くなった?

知的財産管理技能検定3級の合格率は65%程度なのですが、「もっと難易度が低く、簡単に取れる資格」というイメージもあるようです。このイメージが作られた理由の1つは、試験が始まった当初の第1回検定の合格率が、学科試験、実技試験ともに80%を超えていたためでしょう。

現在の合格率は試験開始当初と比べて下がってはいますが、国家試験の中では比較的合格しやすい試験であることに変わりはありません。難易度もそれほど高くないので、一発合格も可能です。なお、学科試験と実技試験の2種類とも、難易度は大きく変わりません。

しかし、難易度がそれほど高くないとはいえ、出題範囲は知的財産法全般になりますので、この分野について、専門用語の理解も含めてきちんと学ばなければなりません。特許法や実用新案法、意匠法、商標法、不正競争防止法、独占禁止法、著作権法、種苗法、関連法規および国際条約などを、幅広く学ぶ必要があります。

ちなみに2級より上級の試験では難易度が一気に上がり、2級試験の合格率は、学科試験、実技試験ともに45%程度まで下がります。

知的財産管理技能検定3級の勉強開始時期

知的財産管理技能検定3級の勉強時間は2~3ヵ月といわれており、それほど勉強時間が必要なわけではありません。特に、業務で携わるなどしてすでに十分知識がある分野については、確認程度の復習をすれば問題ないでしょう。他方で、学んだことがない分野は、しっかり準備をする必要があります。

知的財産管理技能検定3級の効果的な勉強方法

知的財産管理技能検定3級の勉強は、まずはオンライン講義やテキストなどを使用して、苦手分野を中心に基本的なことを学習することから始めましょう。
基本的な学習がある程度終わったら、試験に備えて過去問で出題傾向を確認するのがおすすめ。知的財産管理技能検定を実施する知的財産教育協会のホームページには、直近3回分の過去問が公開されています。検定回ごとの合格率にばらつきがありますので、3回分の過去問については、すべて確認するようにしましょう。
その後は、苦手分野については再度オンライン講座やテキストなどを使って理解を深めつつ、予想問題や過去問の類似問題を解いて学習を進めていくことがおすすめです。

知的財産関連法の改正に注意

知的財産関連法は、インターネット文化が発展し、ブランド保護の重要性が増していることを踏まえて、近年、頻繁に法改正がされています。

例えば、2020年6月には改正著作権法が成立。これにより、インターネットからダウンロードするときに規制対象となる著作物の範囲が大きく広がりました。
知的財産管理技能検定3級を受験する際には、こうした最新の動向を確認し、知識を学ぶ必要があります。

特に、過去に学科試験と実技試験のどちらかに合格し、一方の合格試験が翌々年度まで免除されている「一部合格者」の場合には、注意が必要です。
以前に勉強したときの情報に頼るのではなく、最新の動向を踏まえたテキストやオンライン講義を活用して勉強し、合格を目指しましょう。

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