社会保険労務士の資格概要と取得メリット
社会保険労務士の取得メリット
専門家としての仕事の可能性は無限大
中小企業などの保険料の試算・起票・届出などの人事・労務分野の業務代行や、労働者や雇用に関するマネジメントも含めたコンサルティング業務、複雑な年金の仕組みをマスターした社会保険労務士ならではの「年金コンサルタント」としての仕事も急増しています。
不況に負けない高い専門性が魅力。独立開業もできる
独立開業の場合、多くの会社と顧問契約を結べば、顧問料として安定した収入を得ることができます。また、企業内でも、問題点の改善や福利厚生の向上などに役立てることができます。
就職・転職への効果も抜群
雇用形態の多様化に備え、社内でも人事のエキスパートを確保したい企業が近年増加していることからも、就職・転職には大きな武器となります。資格手当を支給する企業もあります。
学習内容が面白く、実生活で役立つ
社会保険労務士の学習範囲は、労働条件に関する法律や、ケガや病気の保険についての法律など、職場や暮らしに密接に関わるものばかりなので、業務上のスキルアップだけでなく、生きていく上での生活を守る知識にもなります。
社会保険労務士の試験概要
- 受験資格
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学歴・実務経験・厚生労働大臣の認めた国家資格合格といった、3つの分野においてその受験条件が設定されており、そのいずれかの受験資格を有する者
※受験資格の詳細は、全国社会保険労務士会連合会試験センターのサイトをご覧ください。
- 資格種類
- 国家資格
- 実施団体
- 全国社会保険労務士会連合会 試験センター
- 試験日
- 毎年8月の最終日曜日
- 合格発表
- 10月初旬
- 申込み方法
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インターネットまたは郵送での申込
- 受験料
- 15,000円(インターネット申込みの場合は払込み手数料396円、郵送申込みの場合は払込み手数料313円・簡易書留料金320円・郵便料金が受験申込者負担となります)
- 試験会場
- 全国19都道府県の指定された試験会場
- 出題形式
- 選択式と択一式
- 試験時間
- 選択式 80分
択一式 210分 - 合格基準
-
令和4年度の場合
選択式 総得点27点以上かつ各科目3点以上(ただし、社会保険に関する一般常識及び国民年金法は2点以上)
択一式 総得点44点以上かつ各科目4点以上である者※合格基準は選択式、択一式の両方を満たすことが条件になります。
また、年度によって変動することが予想されます。 - 合格率
- 5%~9%程度
- 受験者数
-
40,633人(令和4年)
37,306人(令和3年)
34,845人(令和2年)
38,428人(令和元年)
38,427人(平成30年) - 試験内容
-
- 労働基準法及び労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)
- 雇用保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)
- 労務管理その他の労働に関する一般常識
- 社会保険に関する一般常識
- 健康保険法
- 厚生年金保険法
- 国民年金法
- 問い合わせ先
- 全国社会保険労務士会連合会 試験センター
TEL 03-6225-4880
試験センター ホームページ http://www.sharosi-siken.or.jp/
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