2024/9/17posted

管理業務主任者は独学で合格できる？越えるべき5つのハードルとは

バックナンバー：管理業務主任者の最短勉強法

皆さん、こんにちは！
私はマンション管理会社で営業社員や管理員の研修を担当しています。現在の会社に転職したのち、1年目に管理業務主任者に合格しました。

そんな私がご紹介する連載「管理業務主任者の最短勉強法」、第2回では「管理業務主任者は独学で合格できるの？」というお話をしていきます。

管理業務主任者試験の合格を独学でめざすときに乗り越えなければならないハードルや、独学の勉強法などについてお伝えしていきますね。

管理業務主任者は独学で合格できる？できない？
独学で越えなければならない5つのハードルとは
効率的に勉強して、最短の合格をめざそう！

管理業務主任者は独学で合格できる？できない？

管理業務主任者試験は、比較的合格しやすい資格です。しかし、受講者レベルが高いことなどから決して簡単な試験とはいえません。これについては前回にお伝えしましたね。

こんなことをいうと、「じゃ、独学で合格するのはムリなの？」と不安に思う人がいるかもしれせん。

でも、大丈夫です！管理業務主任者試験は、独学でも十分に合格可能です。
なぜなら、最近はいろいろな市販教材があったり、手軽にオンラインで学べる通信講座があったりして、合格に必要な知識や情報を手に入れることができるからです。

ただし、独学にはどうしても越えなければならないハードルがあるのも事実です。さて、それはどのようなハードルなのでしょうか？

独学で越えなければならない5つのハードルとは

独学はコストが安く簡単に始められるというメリットがある一方で、越えなければならないハードル、つまりデメリットもいくつかあります。具体的には以下が挙げられます。

勉強時間の管理方法がわからない

自分ひとりでスケジュール管理をしていかなければならないので、どの教科をどれだけの時間をかけて勉強すればよいのかがわかりません。

教材や勉強方法がわからない

自分ひとりで教材を決めて勉強していかなければならないので、どのテキストや問題集を選び、どんな勉強の進め方をしていけばよいかがわかりません。

わからないことがあっても質問できない

自分ひとりで疑問を解決していかなければならないので、質問があっても解決に多くの時間や労力を費やすことがあります。

モチベーションの維持が大変

自分ひとりで計画的かつ継続的に勉強していかなければならないので、モチベーションを維持していくには強い意志が必要となってきます。
もしかしたら、これが一番難しいかもしれませんね。

法律などの内容がわかりにくい

マンションの管理業務や建築設備に関する法律、知識について問題が多く出題されるので、自分ひとりでは理解が進まない場合が少なくありません。
例えば、「区分所有法」と「標準管理規約」の相違点（「集会・総会」の招集通知、充足数、決議要件など）や「建築基準法」など、建築設備に関する専門的な知識を問う問題が多いので、混乱することもあるでしょう。

いかがでしょうか？これらをみれば、独学はそう簡単ではなさそうですね。
では、もっと効率的に勉強ができて、モチベーションを保ちながら合格を目指せるような方法があれば魅力的だと思いませんか？

次にそのような勉強方法をご紹介します。よろしければ参考にしてください。