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管理業務主任者は簡単!だけど難しい?合格するための最短勉強法とは

管理業務主任者は簡単!だけど難しい?合格するための最短勉強法とは

皆さん、こんにちは!私はマンション管理会社で、営業社員や管理員の研修を担当しています。現在の会社に転職したのち、1年目に管理業務主任者に合格しました。

そんな私が今回から5回に分けて、管理業務主任者試験に合格するための勉強法についてご案内していきます。
研修トレーナーの立場から、できるだけ丁寧にわかりやすく説明しますので、お付き合いいただければ嬉しいです。

第1回は「管理業務主任者は簡単!だけど難しい?」というお話です。

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管理業務主任者とは?どんな試験なの?

皆さん、「管理業務主任者」という資格はご存じですか?
宅地建物取引士や社会保険労務士などは知っていても、管理業務主任者はあまりなじみがないかもしれませんね。

管理業務主任者の資格は、マンション管理業者などに勤務して、管理組合に対する契約締結時の重要事項説明や管理状況の報告をするときに必要な国家資格です。

試験は年に1回、12月第一日曜日の実施です。
出題は区分所有法、民法、マンション管理適正化法、建築基準法など幅広い範囲にわたります。
試験時間は2時間で、マークシートの四肢択一方式により50問出題されます。

基本的な問題が中心で記述問題もないためチャレンジしやすく、年齢や学歴などに関わらず誰でも受験できることから、とても人気のある資格です。

また、管理業務主任者は独占業務であることからニーズも高く、資格手当の優遇があったり、就職や転職にも有利だったりするので、今後とも有望な資格の1つだといえるでしょう。

管理業務主任者試験は簡単?難しい?

管理業務主任者が有望な資格だというのはおわかりいただけたと思いますが、実際の試験の難易度が気になりますよね。 さて、試験は簡単なのでしょうか?それとも難しいのでしょうか?

答えは、「簡単だけど難しい」です!

きっと「エッ、どういうこと?」と思われたことでしょう。大丈夫です!これからわかりやすく説明していきますね。
最初に過去5年の合格率などについて見ていきましょう。

管理業務主任者試験の合格率は、下表のとおり例年20%前後となっています。

年度 受験者数
(人)
合格者数
(人)
合格率 合格基準点
(満点50点)
2019年度
(令和元年度)
15,591 3,617 23.2% 34
2020年度
(令和2年度)
15,667 3,739 23.9% 37
2021年度
(令和3年度)
16,538 3,203 19.4% 35
2022年度
(令和4年度)
16,217 3,065 18.9% 36
2023年度
(令和5年度)
14,652 3,208 21.9% 35

直近の2023年度の合格率は21.9%ですね。

次に難関国家資格試験の合格率と比較してみました。直近の令和5年度の合格率は下表のようになっています。
資格名 合格率
司法書士 5.19%
社会保険労務士 6.4%
行政書士 13.98%
管理業務主任者 21.9%

これを見れば、難関国家資格試験よりも簡単であるのは明らかですね。

不動産に関心がある方もおられると思うので、不動産関連の国家資格とも比較してみました。直近の2023年度の合格率は下表のようになっています。

資格名 合格率
マンション管理士 約 10.1%
宅地建物取引主任者 約 17.2%
管理業務主任者 約 21.9%
賃貸不動産経営管理士 約 28.2%

ご覧のとおりこちらの数字からも、決して難しい資格ではなさそうだとわかりますね。

それでは管理業務主任者試験の合格基準点についてはどうでしょうか?

満点は50点ですが、過去5年の表では合格基準点が34点から37点なので、約70%の正解率で合格できるといえます。つまり、約30%は間違えても大丈夫なのです。そう考えれば、やはりそれほど難しくはないですよね。

いかがでしょうか?管理業務主任者は他の資格と比較しても、誰でもチャレンジしやすい比較的簡単な資格だと思いませんか?

では、なぜ「簡単だけど難しい」なのでしょうか?次から詳しく説明していきますね。

管理業務主任者試験が難しいのはなぜ?

管理業務主任者試験が難しいという理由は、管理業務主任者の受験者の学習レベルが高い傾向にあるからです。

例年、管理業務主任者とマンション管理士をダブルで受験する人が多くいます。それは、マンション管理士試験に合格すると、管理業務主任者試験で一部科目免除があるからです。

さらに、宅地建物取引士試験の合格者の受験も多いといわれています。これも試験科目が重複していることがその理由です。

関連資格を持っている、または学習中の人が多く受験するということは、それだけ合格基準点も高くなる傾向があるのです。

また、約70%の正解率で合格できるといいましたが、これは裏を返せば確実に合格できる点数がわからないということを意味します。

先ほどの過去5年の表では、合格基準点が34点から37点となっていました。これは難易度に合わせて合格率が約20%になるように合格ラインが調整されていると考えられます。従って、合格基準点については毎年、幅があるので注意が必要です。

このように、合格基準点が受験者レベルに比例して高くなることや、年度により幅があることから難しい試験であるといえるのです。

管理業務主任者試験が難しいのはなぜ?

管理業務主任者は、合格率や合格基準点から見れば比較的簡単な資格です。
しかし一方で、受験者の学習レベルが高い傾向にあることや、明確な合格基準点がないことから難しい試験だという側面もあるのです。

管理業務主任者試験は、不動産に関する幅広い知識が求められます。合格するには計画的にスケジュールを立て、幅広い出題範囲をカバーできるように効率よく勉強していくことがポイントになるでしょう。

次回、第2回は「独学の場合はどのように勉強すればよいか」についてお話しします。

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参考サイト:
https://www.moj.go.jp/content/001404922.pdf
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35258.html
https://gyosei-shiken.or.jp/pdf/trans.pdf
https://www.mankan.org/pdf/R05_goukakusyagaiyo.pdf
https://www.retio.or.jp/exam/pdf/result.pdf
https://chintaikanrishi.jp/assets/common/else/examination---summary_2023_1.pdf

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