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3ステップの加速装置「問いに変える」

3ステップの加速装置「問いに変える」

思い出せなくてもOK!

前回の記事で、3ステップ記憶勉強術の口火を切る行動・「思い出す」をお伝えしました。

「ほんの少しでも思い出せることは何だろう?」

この質問をすることで、思った以上に思い出せるのにビックリした人もいるでしょうし、思い出せないことと改めて向き合ってガッカリした人もいるかもしれません。

どちらでもOKです。なぜなら、ガッカリだった人も、3ステップの2つめのステップ「問いに変える」を使えば、さらなる勉強を進めていくことができるからです。

逆に、ビックリだった人、つまり思い出せることが多かった人も、この「問いに変える」をしなければ、そこで勉強がストップ、スローダウンしてしまう危険があるので注意が必要です。

この「問いに変える」は「思い出す」によって確認した、あなたがすでに持っている記憶、また持っていなかった記憶を、次の「ざっくり読む」ときに効果的に働かせてくれる、「3ステップの加速装置」なのです。


なんでも「問いに変える」ことができる

まずは、ガッカリだった人。

「○○についても、□□についても思い出せない……」

と落ち込んでいるかもしれません。

でも、「ほんの少しでも覚えていること」に意識を向けてみてください。「○○」や「□□」という言葉は覚えていますよね?それを使って「問いに変える」のです。

たとえば、「○○って何だろう?」「□□ってどういうことだったろう?」という問いに変えて、これをくり返すのです。

すると、まず、少なくとも「○○」や「□□」についてくり返しが進み、その記憶はより確かなものになっていきます。

さらに、「思い出せない……」と落ち込んでいるときには、テキストや問題集ではなく自分自身に意識が向かっていましたが、問いに変えることでテキストや問題集など勉強する内容に意識が向かっていきます。

つまり、テキストや問題集を読みたくて仕方がない、勉強したくて仕方がない状態を作り出すことができるのです。

「問いに変える、そんなことで……?」と思うかもしれませんが、この「問いに変える」をするかしないかによって、落ち込んで勉強できないか、勉強したくなるかの違いを生み出し、勉強量に大きな差がもたらされ、最終的には合格、不合格を分けてしまうのです。


「問い」が新たな知識を引っ掛ける「フック」になる

そしてビックリだった人。

「○○とは●●だった、□□は■■だった……よし覚えているぞ」

と自分の記憶を確認して安心しているかもしれません。

もちろん、覚えていたこと自体は喜ぶべきことですし、それが次に「ざっくり読む」ときに、新たな知識を引っ掛ける「棒」となることは前回の記事でも書いたとおりです。

ただ、単なる「棒」だと新たな知識の引っ掛かりが悪いんです。

たとえば、魚釣りを思い浮かべてください。

糸の先につける釣り針が真っ直ぐだったらどうでしょう?刺さることは刺さっても、魚が常に引っ掛かって釣れるとは限りませんよね。もし、その釣り針の先が曲がっていたら、魚を簡単に引っ掛けることができて釣りやすくなります。

実は「問いに変える」ことは、この単なる「棒」だったあなたの記憶を、新たな知識をより効率的に引っ掛ける「釣り針」にすることなのです。「問い」が新たな知識を引っ掛ける「フック」(かぎ)となって、テキストや問題集を「ざっくり読む」ときに、知識を効率的に吸収することができるのです。

たとえば、「○○とは●●だった」というだけでなく、すかさず「問いに変える」を行って、「●●のポイントは何だったろう?」と、「フック」をつけるのです。

「問いに変える」ことは、記憶を使って効率的に勉強する「記憶勉強術」をさらに効率的にして、勉強を加速させてくれるのです。


「問いに変える」をクセづけし、パワーアップするには?

「問いに変える」は、具体的な行動としては、すでに覚えている言葉を使って疑問文を作り、くり返すことです。まずはこの簡単な行動を意識して行ってみましょう。

そして、さらにこの「問いに変える」が自然と起きる、意識しなくてもついついしてしまうコツをご紹介します。それは……

「わかったつもりにならない」です。

実はこの「問いに変える」を言われなくても自然と行っている人がいます。それは子どもです。

「これって何?」「なんで?なんで?」というように、小さい子どもはすぐに質問してきますよね。

それは子どもが「知らない」からです。大人になると、いろいろ知っていることが増えてくるので、子どものようにだんだんと「問いに変える」をしなくなってしまいます。

しかし、これが大きなワナです。「思い出す」を実践してみると気づきますが、私たちはついつい「わかったつもり」になっていることがたくさんあります。

「もしかして、本当はわかっていないのかも?知らないのかも?」と思って、問いを持ち、よくよく見てみる、考えてみると、新たに気づくことがたくさんあります。

そしてこれは、試験勉強に限らず、普段の生活でも意識できることです。

「空の色って?」と改めてよく見てみる。「水の味って?」とよく味わってみる。そんな無邪気な好奇心で日々生きてみることが、試験の合格につながっていくのです。

(参考:拙著 『暗記が苦手な人の3ステップ記憶勉強術』 実務教育出版刊)

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