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資格合格までロングラン!計画倒れしない勉強計画の立て方5つのコツ

資格合格までロングラン!計画倒れしない勉強計画の立て方5つのコツ

家事や仕事などに加えて、試験や資格取得のための勉強をするには「勉強計画」を立てることが大切です。
計画を立てると、限られた時間のなかでも効率的に勉強が進められます。ただし「勉強計画」は、対象の科目のテキストを毎日○ページ読み進める、○時までノートを見直したり問題集を解いたりする、といったことだけではないんですよ。

今回は、勉強計画の立て方のコツをお届けしましょう。初めてでも計画倒れせずにこなせるポイントもご紹介します。

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勉強計画を立てると良いことだらけ!メリット3つ

「勉強計画を立てるのは良いこと」というのはわかっていても、具体的にはどういったメリットがあるのでしょうか?
ここでは主な3つのメリットをご紹介しましょう。

メリット① 目標がはっきり!モチベーションUP

学校の試験でも資格試験でも、勉強するべき範囲やゴールが見えないとやる気が起きにくいですよね。

勉強計画を立てると、試験日などのXデーから逆算してどれだけの時間を勉強に充てるのか、また勉強すべき範囲もはっきりします。
日々計画に沿って少しずつ勉強を進めることで、小さな達成感の積み重ねにもなるでしょう。
「これだけやれた!」という自信はモチベーションにつながります。

メリット② 勉強効率UP!限られた時間を有効活用

勉強するときに、毎回テキストをめくりながら「今日はどこを勉強しようか?」と考えていては時間がもったいない!

勉強計画を立てると、この時間のロスを防げます。たとえそれが1日に3分だったとしても、1週間にすると21分。テキストの読み直しや問題を解く時間に充てられたかもしれない貴重な時間ですよ。

メリット③ 勉強をルーティン化できる

勉強計画を立てるのは、勉強が習慣づいていない方ほど効果的。
勉強計画を立てると毎日「この範囲を勉強する」という環境に身を置くことになるので、自然と勉強がルーティン化されるのです。

仕事から帰って時間がなくても、寝る前の1時間は必ず勉強時間に充てる、などの勉強習慣がつくと、机に向かうハードルも低くなりますね。

勉強計画を立てないとどんなデメリットがある?

勉強計画にはメリットがあることがわかりました。一方、勉強計画を立てなかった場合はどんなデメリットがあるのでしょうか。

モチベーションがキープできず、勉強が続かない

メリットの裏返しにはなりますが、勉強計画を立てなければ「なぜ今この勉強をしなければならないのか」とモヤモヤしながら勉強することになるかもしれません。
“仕方なくやっている”という気持ちも生まれ、勉強のモチベーションは下がってしまうでしょう。

ゴールまでに必要な勉強時間や内容がわからない

勉強計画を立てなければ、勉強すべき全体量・内容が把握できていないまま勉強することになります。
まだ試験日まで時間があると思って後回しにしていたら、「明日が試験当日なのに、試験範囲の勉強が終わってない!」なんてことにもなりかねません。

勉強の進み具合がわからず、計画的に勉強できない

勉強計画では勉強すべき範囲や進捗が把握できますが、計画がなければ全体量や勉強の進度がわかりません。
試験日までの余裕度合いがわからず無駄に焦ってしまったり、計画を立てていないために「今日は疲れたから残りは明日にまわそう」とツケが溜まったりする可能性があります。

勉強計画の具体的な立て方とは【図解付き】

ここからは、勉強計画の立て方について具体的にご紹介していきましょう。

勉強計画の立て方で押さえるべき5つのコツ

勉強計画の立て方は、試験勉強なのか資格取得なのか、勉強内容によっても異なる部分はあります。
しかし、次のコツを押さえておくとどんな内容であっても勉強計画が立てられるはずです。

コツ① スケジュールはシンプルに

はじめに、勉強計画は大まかに作ればOKと考えておきましょう。
細かい計画は達成感を得やすそうですが、計画通りにいかなくなったときに修正が面倒になってしまう可能性が高くなるのです。また、細かな計画を作るにも時間がかかるため、その時間は勉強に充てたほうがよいでしょう。

コツ② 勉強計画は“タスク管理”と考える

勉強計画は、タスク管理と共通する部分があります。タスク管理とは、具体的なToDoリストを作り、それぞれに優先順位をつけて期限内に完了させること。
勉強計画と聞くと時間の配分に重きを置きそうですが、期限とタスク(勉強内容)を決めてこなしていくと効率的に勉強が進められるでしょう。

コツ③ 計画は1週間単位でOK

勉強計画は1日単位で設定するという見解がよくみられますが、1週間単位でも問題ありません。なぜなら、1日単位で管理する負担が減るからです。 仕事をしている方は、残業や急な業務で毎日同じ時間に勉強が始められるか、同じ分量だけ勉強できるかわかりません。体調不良で勉強ができない日がでてくる可能性もあるでしょう。
1週間なら7日間のなかで調整できるため、無理なく続けられます。

コツ④ 時間ではなく問題数を設定する

勉強範囲にもよりますが、勉強計画は時間ではなく問題数を設定するほうがメリットは大きいでしょう。進捗がわかりやすかったり、時間を意識して問題を解く練習にもなったりします。
時間で設定すると、ダラダラと読んだり解いたりしているだけで設定した時間が経ってしまうかもしれませんよ。

コツ⑤ 空白時間も設定する

勉強計画はあくまで“計画”なので、あまりにがっちりと詰め込みすぎてしまうと、計画倒れしてしまう可能性が高くなります。
計画を上手にこなしていくためには、勉強しない日や空白の時間を設けて調整できるようにするのが大切。
思ったよりも勉強が進んでいなかったり、苦手分野で時間がかかったりする場合も、調整日があれば焦ることがないはず。体調不良のときに無理にテキストを開く必要もなくなりますよ。

【図解】資格勉強のための勉強計画はこう立てる!

ここでは、実際に資格試験を想定した勉強計画の立て方を図解入りでご紹介していきます。
私は簿記2級を取得する際、実際にこんな感じで勉強計画を立てました!

① 試験範囲の全体量、試験日までの日数などを確認してやるべきことを書き出していきます。

勉強計画の立て方図解①

筆者撮影

テキストや問題集の項目数やページ数を確認して、全体量を把握しましょう。

② 試験までの日数を踏まえ、1週間単位の計画を立てましょう。

勉強計画の立て方図解①

筆者撮影

私はマンスリー手帳を使いましたが、ウィークリー手帳を使ったりノートに箇条書きしたりするのでもOK!

③ 1週間ごとに振り返りを行い、次週以降の計画に反映して勉強を進めます。

計画通りに進まなかったときは?

1週間単位で進めた勉強計画、予定に沿って進めているはずなのに時間がない。そんなときは、勉強計画の立て方の「コツ⑤」でお伝えした調整日や調整時間を使ってください。

また、「計画通りに進んでいないな…」と気づく前に軌道修正ができていればベストですよね。そのためには、計画通り勉強できていたとしても毎週同じタイミングで進捗を確認してみましょう。
例えば休日の朝と決めて、これまでの勉強の進み具合やこれから取り組む内容を見て無理はないか?を見直します。定期的に余裕のあるときに見直すことで、勉強が滞ってしまったり計画倒れになったりするのを防げますよ。

勉強計画を立てて取り組む際の3つの注意点

勉強計画の立て方のコツを押さえて計画を立てた、さあやるぞ!と意気込んだところで、忘れて欲しくない注意点を3つお伝えします。

注意点① 勉強が終わるまでスマホと離れて

「スマホを触っていると、時間が溶けていく」という経験、ありませんか?少しだけと思ってSNSをチェックしたり、通知が来たからとメールを見たりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
また、休憩時間だけ、とスマホを手に取る方もいますが、目や脳を使うため、勉強以外で疲れてしまって本末転倒になってしまうかも。
勉強が終わるまでは手に届かないところに置いておくなど、スマホから離れる環境作りをしましょう。

注意点② 睡眠時間は削らない

睡眠時間を削って勉強時間に充てると、確かに勉強時間は増えてこなせることが多くなるかもしれません。
しかし、睡眠不足では効率が悪くなってしまうためおすすめできません。睡眠不足のあまり体調を崩してしまう恐れもあります。
勉強しなくては、と焦る気持ちもわかりますが、睡眠時間はしっかり確保して万全の健康状態で勉強し、そして試験を迎えましょう。

注意点③ 休憩も計画的に

勉強に集中していると、つい休憩を忘れがちです。しかし、休憩時間を計画的に取ることはパフォーマンスを高めるために大切!ずっと同じ姿勢で勉強していると、脳だけでなく肩や腰にも疲労が溜まりませんか?疲れを溜めにくくするためにも「疲れたからちょっと休もう」ではなく、意識的に休憩時間を取りましょう。

私は、休憩のタイミングは「この問題を解き終えたら」といったキリの良いときではなく、あえてキリの悪いときにしています。ノートが次のページに移るタイミングなど、思考が続いているときがベスト。
なぜなら、休憩時間を無駄に長く取ってしまう可能性を減らし、いったん時間を置いても集中力を取り戻しやすいからです。

勉強計画はビジネスにも活かせる

勉強計画の立て方の「コツ②」でもお伝えした通り、勉強計画はタスク管理と共通する部分があります。
仕事においても計画は大切ですよね。仕事では、おもに締切日が試験日に当たるでしょう。
タスク=業務が入ったら、締切日から逆算して業務を進めていきましょう。情報収集、資料作り、打ち合わせなど…。
そして、定期的に計画を見直すことで業務の遅れや漏れに気づき、対応できるでしょう。
計画的に仕事がこなせる方は、ビジネスでも重宝されるようになりますよ。

学習計画の立て方イメージ

勉強計画の立て方は難しくありません。コツを押さえて、手帳やノートにサッと書き込むだけでOK!計画表を作る方法もありますが、自分に合った計画内容を自分にわかるようにしたものであれば、細かく作りこまなくても大丈夫。

勉強計画の立て方も内容も“無理しない”ことが大切です。

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