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ChatGPT初心者も簡単!仕事効率化術【企画・販促編】

ChatGPT初心者も簡単!仕事効率化術【企画・販促編】

皆さん、こんにちは。Webライターの浦部緩(うらべゆるむ)です。
この連載ではChatGPTによる仕事効率化の方法について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

第1回はテキスト・文章作成、第2回は集計・分析の仕事効率化について、ChatGPTをどのように活用すればよいのか紹介しました。
最終回の今回は、ChatGPT初心者の方でも試せる企画・販促の仕事効率化術について解説していきます。

企画・販促の仕事は広範囲にわたります。また定量のタスクを黙々と消化するのではなく、様々な観点から試行錯誤することが求められる、ゴールの見えづらい仕事でもあります。

仕事の負担を軽くするためにも、ChatGPTを使って効率化することを考えてみましょう!

オンスク事務局注:
「ChatGPTを使ったことが一度もない」という方は、以下連載で基本の使い方を説明していますので、よろしければご覧ください!
資格勉強にも使える!ChatGPT活用法

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ChatGPTの仕事効率化術① キャッチコピーを考えてもらう

よいキャッチコピーというのは、なかなかすぐには思いつかないものです。
そんなときは、ChatGPTにアイディアのヒントをもらいましょう。

ここでは例として、ルームシューズのキャッチコピーを考えていきます。

初心者でもよいアイディアを出してもらうコツは、商品の詳細やキャッチコピーの形式をChatGPTにしっかり伝えることです。

まずは、以下の画像をご覧ください。ChatGPTに「ルームシューズのキャッチコピーを考えてください」と命令したときのやり取りです。
ChatGPTの仕事効率化術① キャッチコピーを考えてもらう1
ルームシューズの特徴を伝えていないので、どんなルームシューズにも当てはまるような無難なキャッチコピーが上がっています。
これではまだ使えないので、次に商品の詳細やキャッチコピーの文字数などをあわせて伝えてみましょう。
※以下の画像では、命令をわかりやすく書くためにマークダウン記法を使っています(マークダウン記法については第1回でご紹介しました。#が見出し1、##が見出し2、###が見出し3を表すということだけでも覚えておくと質問しやすくなるとお話ししましたね。)
ChatGPTの仕事効率化術① キャッチコピーを考えてもらう2
すると特徴に合った、かわいい雰囲気のキャッチコピーが上がってきました。
なおChatGPTは、1つのチャット内で続けて命令を入力できます。
もっとたくさんアイディアが欲しいときは、どんどん要求していきましょう。
ChatGPTの仕事効率化術① キャッチコピーを考えてもらう3
ニュアンスを変えたり、バリエーションを増やしたりするのも簡単です。
ChatGPTの仕事効率化術① キャッチコピーを考えてもらう4

このようにChatGPTはアイディアも出してくれるので、キャッチコピー作りの仕事の効率化に役立ちます。

ChatGPTの仕事効率化術② 企画資料の作り方を教えてもらう

企画は頭の中で考えるだけではなく、アウトプットして仕事仲間や上司と共有することで初めて動き出します。
しかし企画作り初心者だと、どのような資料を作ればよいかわからないこともあるでしょう。

そんなときこそChatGPTの出番です。先ほど登場した「やわらかリラックスルームシューズ」のPR資料を、どのように構成したらよいか聞いてみましょう。
ChatGPTの仕事効率化術② 企画資料の作り方を教えてもらう1
すると次のように、すぐに構成案が得られました。
ChatGPTの仕事効率化術② 企画資料の作り方を教えてもらう2
続いて、グラフの使いどころについても聞いてみましょう。
ChatGPTの仕事効率化術② 企画資料の作り方を教えてもらう3
グラフを使うべき6パターンを提示したうえで、最後にグラフを使いすぎることへの注意点も教えてくれました。
さてここで、PowerPointだけでなくGoogleスライドやWordなど他のアプリケーションでも資料作成ができることに気が付いたとします。どれを使ったらよいのかも聞いてみましょう。
ChatGPTの仕事効率化術② 企画資料の作り方を教えてもらう4
すると、各アプリケーションの特徴をしっかりとおさえたアドバイスをくれました。

このように、ChatGPTには資料作成の悩みを何でも相談することができます。まるでベテランの先輩が仕事についてアドバイスをくれているようです。

ChatGPTを上手に使えば、資料作成初心者でも立派な企画資料ができあがりそうですね。

ChatGPTの仕事効率化術③ 新しい商品のアイディアを出してもらう

ChatGPTはゼロから新しいアイディアを作り出すことも可能です。

例えば、あなたは文房具会社の企画開発部で新しいシャープペンを作る仕事に携わっているとします。
まず中学生~大学生へのシャープペンについての悩みを調査しました。この調査結果をChatGPTにそのまま伝えて、新しい商品のアイディアを引き出してみましょう。
ChatGPTの仕事効率化術③ 新しい商品のアイディアを出してもらう1

するとChatGPTから、以下のようにアイディアが5つ表示されました。
ChatGPTの仕事効率化術③ 新しい商品のアイディアを出してもらう2
しかしまだ具体性がないので、もう少し突っ込んで聞いてみましょう。
ChatGPTの仕事効率化術③ 新しい商品のアイディアを出してもらう3
すると、次のようなバリエーションアイディアが出力されました。
ChatGPTの仕事効率化術③ 新しい商品のアイディアを出してもらう4
透明デザインは、先の回答で出された替え芯の残量が見える多機能シャープペンのアイディアと相性がよさそうです。またエコフレンドリーな素材というアイディアも使いたいと思います。
そこで、続けて次のように質問してみましょう。
ChatGPTの仕事効率化術③ 新しい商品のアイディアを出してもらう5
素材のアイディアが出たところで、コスト面についても聞いてみましょう。
ChatGPTの仕事効率化術③ 新しい商品のアイディアを出してもらう6

このように、ChatGPTを使うとどんどん企画のアイディアを深めていくことができます。
1人で考えているときには思いもよらなかったアイディアのヒントが得られるかもしれませんよ。

初心者が気を付けたいChatGPTを企画・販促に使う場合の注意点

ChatGPTを企画・販促に使う場合の注意点は、著作権や商標権を犯していないか確認することです。

ChatGPTは数多くのインプットデータを学習して回答を出力しています。そのため、斬新なアイディアだと思って採用した企画案が、実は他社で既に使われていたという事態も想定されます。
ChatGPTで得られたアイディアが既出のものでないかは、十分調査する必要があるでしょう。

初心者が気を付けたいChatGPTを企画・販促に使う場合の注意点

連載「ChatGPT初心者も簡単!仕事効率化術」、最終回の今回は、企画・販促の仕事をChatGPTを使って効率化する方法について紹介しました。
初心者でもわかりやすいよう、ステップバイステップでアイディアを深めていく様子を解説しましたが、いかがでしたか。

なおPowerPointには、ChatGPTと連携して資料作成ができる「ChatGPT for PowerPoint」といったアドインも登場しています。ただしこの機能は、今のところリッチなデザインの資料を作るのにはあまり向いていないようです。それでも使用する場合は、第三者提供のアドインなのでライセンス条項やプライバシーポリシーの確認もしっかり行っておきましょう。

この連載では、他にもChatGPTを使った文章作成、データ収集・分析など様々な方面から仕事を効率化する方法を紹介してきました。この記事が皆さんの仕事時間に余裕を生むためのサポートになれば幸いです。

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