仕事に集中したいときに限ってなぜだか集中できない…ということはありませんか?
それはもしかすると、メンタル的な問題ではなく、部屋が散らかっているからかもしれません。
今回は、元・汚部屋住人で今は片付けを仕事にしている筆者の体験談をもとに、不要なものを捨てることで生まれる学習効果やメリットをご紹介します。
まずは、「自分は集中力を保てているのか?」「部屋は片付いているのか?」を知るためのセルフチェックから始めましょう!その後は、今すぐできる片付け方法もお伝えします。
片付けが苦手な人、今仕事や勉強に集中できていない人は、ぜひ参考にしてくださいね。
セルフチェック!集中できないのはなぜ?
まずは、今あなたの部屋が集中できる環境にあるのか、以下項目でチェックしてみましょう。
集中したいのになぜか部屋を片付けたくなる | |
いつの間にか目についた他の本を読んでいることがある | |
探し物が多く途中で作業を中断してしまう | |
資料を広げるスペースに余裕がない | |
デスクに関係ない物が置いてある | |
よくわからないがイライラする | |
常に疲れている感覚がある | |
あなたのチェック数は? | 0個 |
あなたはいくつ当てはまりましたか?
実は、4つ以上当てはまる人は要注意。
仕事や勉強に集中できない環境かもしれません。
やらなければならない仕事があるのに無性に部屋を片付けたくなる…、仕事を始めてみるものの、なんだか気が散ってしまう…という人は、部屋が片付いていないことが原因の1つに挙げられます。
筆者も、散らかった部屋が気になって集中力がなくなったり、急にゴミ袋にものを捨て始めたりした記憶があります。
このように、やるべきことがあるのになかなか集中できない理由は、主に3つ考えられます。
- 必要なものがすぐに見つからない
- 視覚から入る情報が多すぎる
- やるべきことに関係ない誘惑がある
筆者はかつて、床も見えないような散らかった部屋で暮らしていました。当時は会社員で、金融関係の資格の勉強をしていましたが、もちろん集中力は持続しません。
調べたいことがあっても資料が見つからずイライラし、探し物で時間をロスしていることもさらにイライラに拍車をかけていました。
また机周りに乱雑に散らかっているものを無意識に目でとらえて認識しているため、常に疲れている状態に。
勉強には関係ない雑誌が目に入り、誘惑に負けて手に取ってしまうこともありました。
他にも、誘惑ではありませんが「片付けなきゃ」という気がかりが、集中力やモチベーションの低下につながることがあったように思います。
部屋が散らかっていることと集中力は一見、関係ないように見えます。しかし筆者自身、散らかった部屋は多くのデメリットがあると感じるのです。
ここまで読んで、自分も“イライラ度と部屋の散らかり具合が連動している”と感じた人は、ぜひ次で紹介する方法を試してみてください。
部屋の片付けは、勉強の効率アップにも大きなメリットがあるはずです。
片付けが苦手な人は、まずコレをしよう!
散らかった部屋よりも片付いた部屋のほうが、勉強に対する集中力がアップしそうだとは、薄々わかっている人も多いと思います。
しかし片付けが苦手という人もいますし、仕事や勉強を優先するために片付けに割く時間があまりないという人もいるでしょう。
本格的な片付けは、今やるべき仕事や勉強が終わってからするとして、まずは簡単にできることをピックアップしたので試してみてください。
明らかにゴミとわかるものを捨てる 必要なものを選んで他のものと分ける よく使うものは取りやすい場所にまとめる
「捨てることが苦手」という人も、明らかにゴミとわかる空のペットボトルなどは捨てられますよね。
少しでもものが減ると、元の状態よりはスッキリします。まずはゴミ袋片手に、どんどんゴミを捨ててみましょう。
捨てることが苦手なら、分けてみるのもおすすめです。ひとまず必ず要るものを選ぶことから始めてみてください。
必ず要るもの以外も、使うかもしれないもの、捨てるかどうか迷うものなどに分けておきます。
最後に、よく使うものを、取り出しやすく戻しやすい場所に収納しましょう。
引き出しに収めてスッキリさせたいところですが、戻せなくて机周りに置きっぱなしになるくらいなら、机の上のトレーやペン立てに収めるのがおすすめです。
目に見える範囲に置くものをよく使うものだけにすると、随分スッキリしますよね。
簡単にできる片付けですが、勉強の集中力アップなど大きなメリットを実感できるはずです。
片付いた部屋で集中力とやる気がアップ
筆者自身、部屋が片付いたことで大きな変化がありました。
まず、何か始めるときに片付けなければならない状況から脱したので、家事や仕事がスムーズにできるようになったのは大きなメリットです。
さらに片付けや探し物に割く時間が短縮され、時間にもゆとりが生まれました。
片付いた部屋の快適さを実感し「もっと本格的に片付けたい」と思った筆者は、片付けの勉強も開始。
最終的には、整理収納アドバイザー1級とマスターライフオーガナイザーという、片付けのプロ資格を取得できました。
会社員時代にしていた資格の勉強と違い、家事や育児の合間を縫っての勉強は本当に大変でした。
しかし片付いた部屋での勉強は思った以上に集中できて、どちらも一発合格でした。
勉強する空間を片付けるメリットを、身をもって体験できたのです。
今の部屋でなぜか集中できない…という人は、自分のできることから少しずつ片づけを実践してみてはいかがでしょうか。きっと良い効果を感じられるはずです。
片付いた部屋でする仕事や勉強は、集中力が高まって効率的に進められ、やる気アップにもつながります。
やる気がアップすればさらに仕事に集中できますし、そのタイミングを活かして資格に挑戦するのもよいでしょう。
スッキリと片付いた部屋での資格勉強は、いつもより効率良く進むはずですよ。
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