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インテリアコーディネートの重要性と3つの工夫|プロが教える!理想の部屋の作り方

インテリアコーディネートの重要性と3つの工夫|プロが教える!理想の部屋の作り方

「今の部屋の居心地が悪い」「もっと素敵なインテリアにしたい」とモヤモヤしていませんか?そんな方に知ってほしいのが、インテリアコーディネートの知識です。

コーディネートのルールを知れば、少し工夫するだけで理想の部屋がつくれますし、部屋の居心地が良くなれば、生活の質や日々の幸福度が向上します。

連載「プロが教える!理想のお部屋の作り方」、第1回の今回は、インテリアコーディネーターと色彩検定の資格を持つ筆者が、インテリアコーディネートの重要性コーディネートの3つの工夫について、実例を交えつつご紹介します。
おしゃれな家に住みたい!と考える方も、ぜひご覧くださいね。

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インテリアコーディネートの重要性

インテリアコーディネートの重要性

毎日生活をする部屋が「落ち着かない」「なんだかいまいち」「疲れが取れない」などマイナスな場所だとしたら、どうでしょうか?外の世界で疲れて帰宅しても、リラックスできそうにないですよね。

逆に部屋が、「居心地が良い」「気分が上がる」「癒される」などプラスな場所だとしたら…?
日々の生活が豊かになり、気持ちに余裕もできるでしょう。快適な部屋であれば、家族が自然と部屋に集まり、家族団らんの時間も増えそうですよね。

このように理想の部屋づくりは、理想の暮らしにも繋がります。そして理想の部屋づくりの大きな助けとなってくれるのが、インテリアコーディネートの知識なのです。

次からはインテリアコーディネート知識と今すぐできる3つの工夫を、実例とともにご紹介していきます。

コーディネートの工夫例① 家具

コーディネートの工夫例① 家具

家具の大きさにより、空間の印象や使い勝手が変わることをご存知でしょうか?

筆者はインテリアコーディネーターになる前に、何度も失敗をしています。
例えば「素敵なローテーブル!」と思い購入したテーブルをソファの前に置いたのですが、部屋に対してテーブルのサイズが思いのほか大きく、部屋が狭い、歩くスペースがない、邪魔かも…!となった経験がありました。

居心地の悪い部屋の特徴として、「家具のサイズが空間や家族構成に合っていない」「部屋に圧迫感がある」などがあげられますが、筆者の失敗もまさにこれだったのです。

しかしインテリアコーディネーター資格の勉強で「人が快適な生活をする上で必要な動作寸法」というものを学んでからは、このような失敗はしていません。具体的には、大人一人が通路を歩くためには約60㎝の幅が必要、ソファとローテーブルの間は30cmスペースをあけることが理想、などといった知識です。

今、家具を購入する際は、部屋に対して家具の大きさは適切か?家具を置いてもストレスなく生活するスペースは確保できるか?を前提に検討するようにしていますよ。

コーディネートの工夫例② 照明

コーディネートの工夫例② 照明

家具のほかにも照明が空間に与える影響は大きく、照明次第で部屋の居心地の良さが左右されます。

もし今、明るさがほしいからととにかく明るい照明を選んでいるのなら、それはNGです。特に寛ぎのスペースであるリビングや寝室では、明るすぎる照明だとかえって居心地が悪く、落ち着かない部屋になってしまうからです。

インテリアコーディネーターでは、 照明器具の種類や、照明が放つ光の色や明るさの量、部屋の広さに対する適切な明るさなどについて学びます。

例えば光の色には電球色・昼白色・昼光色と主に3種類あり、この3色を生活シーンにあわせて使い分けることで、快適な部屋づくりができると知りました。

この知識に沿って筆者は、寝室では電球色のデスクライトを使用しています。夕日やキャンドルを彷彿とさせる電球色(温かみのあるオレンジ色)の光を使用すると、寝る前のリラックス効果が高まると言われているからです。

さらに照明を天井からのもの(シーリングライト)ではなく、フロアライトやデスクライトなど横から光を取り込むタイプのものにすることもおすすめ。就寝前の目への刺激が少なくなります。
またお洒落でムーディな心地よい部屋を演出することもできるため、筆者は生活の質が高まったと実感しています。

簡単に取り入れられる工夫なので、ぜひ実践してみてくださいね。

コーディネートの工夫例③ 色

コーディネートの工夫例③ 色

部屋づくりには、色の種類や配分も重要になってきます。なぜなら色は、人の心に影響を与えたり目の錯覚を引き起こしたりするからです。

例えば緑は人をリラックスさせる効果があるのに対し、赤は人を興奮させる効果があると言われています。どのような部屋で生活をしたいかにより、色彩検定で学べる「色が人に与える印象」を上手くコーディネートに取り入れると、理想の部屋に近づくでしょう。

また落ち着かない部屋の代表例として、「同一空間内の色数が多すぎる」というケースをよくみかけます。色数が多いと雑多な印象になるだけでなく視覚情報も増えるため、居心地も悪くなってしまうのです。

かつて筆者も、好きな家具や雑貨を部屋に集めていったら、白、ピンク、青、ベージュ…とどんどん部屋の中に色が増えていき、統一感や落ち着きのない部屋になってしまったことがあります。皆さんの中にこのような経験がある人もいるのではないでしょうか。

インテリアコーディネーターや色彩検定では「色の黄金比率」というものを学びます。空間全体の面積を100%とし、ベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%という配色にすると“色がまとまる”というものです。

色の黄金比率

でも、きっちりこの配分でコーディネートするのは難しいこともありますよね。

筆者もそうでしたが、まずは部屋で使用する色を3種類ほどに絞り、ざっくり大・中・小と色の配分を決めて部屋づくりをしてみました。すると、前よりもすっきりと居心地の良い部屋になったのです。

色味が多すぎて、なんだか落ち着かない部屋になっているという方は、ぜひこの法則を試してみてくださいね。

インテリアコーディネーター

連載「プロが教える!理想のお部屋の作り方」、今回はインテリアコーディネートの重要性と、コーディネートの3つの工夫例についてお伝えしました。

コーディネートのコツを知ると、ガラっと部屋の印象や居心地の良さを変えられます。まだまだコツはたくさんあるので、気になる方はインテリアコーディネーターや色彩検定について調べてみるのもおすすめですよ。

さて、次回からはもう一歩内容に踏みこんで、インテリアテイスト別の理想の部屋づくりのポイントを4回に渡りお届けします。

連載第2回は、生活感のないシンプルで洗練された暮らしを理想とする方におすすめの「モダン」スタイルです。次回もお楽しみに!

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