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インテリアコーディネーターになるには?なってから必要なこととは?

インテリアコーディネーターになるには?なってから必要なこととは?

こんにちは、戸建て住宅やマンションリフォームの仕事に携わって23年目になる、インテリアコーディネーターの上羽 恭子です。

連載「実録!インテリアコーディネーターのお仕事」、第1・2回では、インテリアコーディネーターのお仕事内容について、第3回では、給料/年収のことについてお話しさせていただきました。
とてもやりがいのある仕事で、頑張れば給料や年収のアップも期待できることがわかり、前より興味がわいた!という人もいるのではないでしょうか。

連載ラストの第4回は、インテリアコーディネーターになるにはどのような流れがあり、なってからどのように努力しているか、お話しさせていただきます。

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インテリアコーディネーターになるには?

インテリアコーディネーターになるには、色々な方法があります。例を挙げると以下のような感じです。

  • インテリアコーディネーターの専門学校や建築大学で勉強をして、知識を持って建築関連の会社に就職する。
  • インテリア関連の販売店で商品を売りながらインテリアの知識を身に付け、インテリアコーディネーターになる。
  • 建築関係の会社に就職してから、スキルと共に資格を取得してインテリアコーディネーターになる(筆者の場合はこちら)。
  • 働きながら資格を取得し、インテリア関連会社に就職or転職してインテリアコーディネーターとして働く

インテリアコーディネーターになるには、資格を取ってからの人もいますが、就職してから資格を取り、正式にインテリアコーディネーターになる人など様々です。

現在働いている人がインテリアコーディネーターを目指すのであれば、働きつつ資格を取ることが一番近道かもしれませんね。

インテリアコーディネーターになるには資格が必要?

コーディネーターやアドバイザーとして働きたい場合、資格がなくても仕事はできます
しかし、「インテリアコーディネーター」という肩書きでお仕事をしたいなら、資格が必要です。

例えば、室内インテリアコーディネートをする仕事の場合、資格を取得すると「インテリアコーディネーター」 (資格取得後もらえる登録NOを含めて)と名刺に書くことができます。一方、資格がない場合は「コーディネーター」や「アドバイザー」と肩書を書くことが多いです。

お客様には違いがわからない人もいるため、大した差ではないようにも思えますが、圧倒的な知識の差があるため、資格取得者のほうが自信をもって仕事に取り組めるでしょう。
また、わかる人にはわかるため、資格取得者の方がお客様の信頼度も上がるはずです。

私は、よりお客様に信頼を得て、たくさんの仕事に携わりたかったので、建築の仕事に就いてからすぐにインテリアコーディネーターの資格取得の勉強を始め、3年後に資格を取得しました。
そして、2年後に二級建築士の資格を取得し、その後宅建の資格も取得しました。

資格取得にはかなりの時間を費やし、その間挫折や苦悩をたくさん味わいましたが、今は初対面のお客様も心を許し、相談を含め色んなお話をしてくださいます。本当にがんばって取得してよかった…と心からそう感じています。

インテリアコーディネーターになるには、やはり「資格がいる」ということになりますし、資格を取ったほうが、自分も自信を持って仕事に取り組め、お客様にも信頼されるというメリットがあります。インテリアコーディネーターを目指すなら、ぜひ資格取得して働いてほしいなと思います。

インテリアコーディネーターのお仕事|筆者制作手描きパース

筆者制作手描きパース

インテリアコーディネーターになってから必要な事とは?

常に最新の情報をキャッチする努力

インテリアをつくる床材やドアなどの建具、壁紙や塗装の色、キッチンやバスなどの住宅設備などは、日々新しい商品が出てきて、インテリアの流行をつくります。

私は、インテリアコーディネーターになってからも、常に新しい商品をネットやカタログで見たり、ショールームに行って実際に触れてみたりと、新しい引き出しをつくる努力をしなければいけないと思っています。それが、お客様のニーズに合わせた商品を選択し、提案する時に役立つと思うからです。

最新情報をキャッチしないままでいると、提案力は徐々に下がり、受注率も下がるかもしれません。常に最新の情報をキャッチすることは、インテリアコーディネーターにとって、とても大切なことだと思います。

向上心を持ち勉強する気持ち

私の場合は、リフォームのインテリアコーディネーターとしてスタートしましたが、インテリアコーディネーターとして対応できる幅には限りがあるため、働いていてもどかしいことが多々ありました。
そしてすべてを1人で完結したいと思い、二級建築士の資格取得後、営業、設計、コーディネーター、現場監督まで経験させていただきました。

現在は中古マンションのリノベーション事業に力をいれ、不動産売買と建築を両方行えるよう、マンションの売買購入時のローンのこと、契約書の作成の仕方等、不動産のことを勉強中です。

向上心を持ち勉強するということが、必ずしも資格を取った方がいいということではありませんが、より高いパフォーマンスを生むためには、常に向上心を持って勉強していくことが大切だと思います。
これは、インテリアコーディネーターに限らず、どの職業でもいえることかもしれませんね。

インテリアコーディネーターのお仕事|著者作成3Dパース画像

筆者制作3Dパース画像

インテリアコーディネーターになるには、時期や年齢などは関係なく、資格を取れば誰でもなることができるのです。私も皆さんと同じように、何もわからないところからスタートしました。
そんな私がインテリアコーディネーターの資格取得をきっかけに、建築業界で23年間お仕事に従事させていただき、今このように体験談を語ることができるようになりました。

この記事を執筆していて、「インテリアコーディネーターの資格取得の勉強では、モチベーションを保つのが苦労したな…」ということを思い出しました。
皆さんも同じようなことがあったときは、何もわからない人でも前向きに進んでインテリアコーディネーターになれた人がいたよな…と思い出してみてください。

日々自分に勝つことが、夢に近づく第一歩だと思います。がんばってくださいね!

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