こんにちは、インテリアコーディネーターとして戸建て住宅やマンション、店舗のリフォームに携わり、23年を迎える上羽 恭子です。
連載「実録!インテリアコーディネーターのお仕事」、第1回・第2回では、インテリアコーディネーターの仕事内容や、やりがいについてお話をさせていただきました。
第3回の今回は、インテリアコーディネーターの求人状況、お給料/年収、勤務時間についてお話させていただきます。
私がインテリアコーディネーターになりたての頃から、今のお給料/年収に変わっていくためにどのように仕事の幅を広げていったかも、織り交ぜてお話ししたいと思います。
インテリアコーディネーターの求人状況は?
資格を取得しようと思っている皆さんにとって、資格取得後にインテリアコーディネーターとして働くとき、どんな就職先があり、どのくらいの数の求人があるかというのは、とても気になる部分だと思います。
まず就職先として考えられるのは、以下のようなところです。
・新築住宅を建築する分譲住宅会社
・キッチンやバスなどの住宅設備のメーカー
・住宅・店舗のリフォーム会社
・新築・リフォームなど木造住宅を扱う工務店
・家具や雑貨の販売店
・カーテンや絨毯、ラグなどを販売・取付工事をする会社
これを見て、意外と多いと思った人もいるかもしれませんね。
インテリアコーディネーターとして働くとなると、クロスや家具を販売するところ、カーテンを扱っているところ…しか思いつかないかもしれませんが、資格を取って働ける職種は実はたくさんあります。
ある求人情報サイトで、「東京/23区内/インテリアコーディネーター」と検索すると、なんと500件近くの求人があり、その中には正社員としての求人はもちろん、パート求人もありました。また、「未経験OK」を含め検索しても100件以上の検索結果が!
雇用形態も様々な募集があるうえ、未経験でも可というところもあり、インテリアコーディネーターが企業に求められている結果だと言えますね。
インテリアコーディネーターは活躍の場がたくさんあります。資格を取る前にどんな求人があるか、自分でチェックするのもおすすめですよ。
筆者制作手描きプレゼンボード
インテリアコーディネーターの給料/年収はどのくらい?
インテリアコーディネーターの平均年収は380万円
インテリアコーディネーターの職種は技術職と考えられ、時給も給料も一般的な事務職の金額より、高いことが多いです。
年収においての相場は、厚生労働省の賃金構造基本統計調査をもとに民間企業が試算したところ、企業内インテリアコーディネーターの平均給料は約24万円、平均年収は380万円だったそうです。(残業・資格手当等含まず)
もちろんスキルによって年収に差が出てきますから、スキルアップし仕事の幅を広げれば、それに比例して年収も増えるでしょう。実際に私の周りでも、働きだして(資格を取ってから)5年で年収400~500万円を稼ぐ人も多くいます。
参考サイト:スタディサプリ「進路」インテリアコーディネーターの気になる?年収・給料・収入
インテリアコーディネーターの給料や資格手当は?
私が長く業界にいる中での情報にはなりますが、住宅設備メーカーのショールーム、新築分譲住宅のインテリアコーディネーターの給料は、最初は約20~25万円スタート、担当する件数やお客様の評判等により、給料/年収のアップの評価をされるといったことが多いように思います。
他に、インテリアコーディネーターと営業職を兼ねた家具や雑貨の販売店、照明・カーテンなどを扱う施工販売会社においても、歩合給は別として、給料は同じくらいの20~25万円くらいのスタートが多いです。
このように売上に応じて基本給や、賞与の額を評価されることが多いのは、営業を兼ねたインテリアコーディネーターの特徴的な部分と言えます。
また、資格の有無によって手当が付く会社もあります。会社により多少のバラつきがありますが、私の周りのメーカーショールーム・家具屋さん等のインテリアコーディネーターの人は、5,000円~15,000円程度の手当が平均金額のよう。私の勤務する会社は、二級建築士と同じ金額、15,000円の手当が付きます。
パートやアルバイトで働く際の給料は?
パートやアルバイトでインテリアコーディネーターとして働く場合の給料は、業務内容や雇用形態により変わってくるようです。私の周りで働いている方は職種によってバラつきはありますが、平均で1,500円~2,000円の時給の人が多いように思います。
あとは、部分的業務ですが、パソコンで出来る3Dパース(完成予想図)を1枚約5,000~15,000円で受けて、在宅勤務をする主婦の人もいます。
23年インテリアコーディネーターをしている私の場合…
私は、住宅リフォームインテリアコーディネーターになり23年間の間に、二級建築士、宅地建物取引士の資格を取得しました。そして資格手当が3つ付き、手当だけで45,000円、給料/年収は18万/300万円から35万/600万円の倍になりました。
仕事の幅も広がり、任される仕事も大きな額のモノが多くなりましたが、仕事内容に伴って評価(給料/年収)も上がってきました。
大変なこともありますが、しっかり評価もされる仕事なので、とてもやりがいを感じます。
インテリアコーディネーターの勤務時間はどのくらい?
実働8時間やシフト制など職種によって様々
インテリアコーディネーターが会社所属する場合、1日8時間労働が平均で、9時から18時まで(1時間のお昼休み)が一般的な勤務時間ではないかと思います。
ただ、雑貨や家具の販売店などで働くインテリアコーディネーターの場合、店の開店時間が長いと勤務時間をずらして入るシフト制で勤務することもあるようです。
インテリアコーディネーターは残業が多い?
住宅設備メーカーや分譲住宅販売のインテリアコーディネーターは、担当のお客様の件数を抱えると勤務時間内にこなせない分、残業をするケースが多いです(約1時間~2時間の残業)。
また、住宅リフォームインテリアコーディネーターも含め、お客様と直接対応する場合、お客様の都合に合わせて夕方から打ち合わせをする場合もあり、その際は勤務時間外で残業し、帰宅時間が遅くなることもあります。
しかし最近では、働き方改革や新型コロナ渦の中で比較的会社が勤務時間内に仕事を終えようという方向性が強くなり、以前より残業が少なくなっている傾向にあります。とはいえ、インテリアコーディネーターとして働くには、ある程度の残業は見込んでおいたほうが良いのかもしれません。
インテリアコーディネーターのお休み事情は?
休みに関しては、設計事務所、建築会社などは基本、打ち合わせがない限りは土・日曜日休みの週休2日制が多いように思います。
一方、雑貨や家具の販売店、住宅設備メーカーや分譲住宅販売等、直接お客様に接する職種の場合は、火・水曜日など平日休みのところが多い印象です。他にも、シフトを組んで休む場合もありますよ。
今回はインテリアコーディネーターの求人、給料、勤務時間状況についてお話ししました。
インテリアコーディネーターの資格を活かせる仕事は、いろんな職種で本当にたくさんあります。また、スキルを伸ばすことで仕事の幅が出るため、年収がアップしていくことは間違いないでしょう。スキルアップをしてがんばれば、年収500~1,000万円も夢ではありませんよ!
ここまで読んで、インテリアコーディネーターになりたいな…という気持ちが大きくなった人もいるのではないでしょうか。そんな人は、次回要チェックです!
最終回の第4回では、インテリアコーディネーターになるには具体的にどうしたらいいのか、またなってからどんな努力をしているか、などについてお話させていただきます。お楽しみに。
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