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操縦だけが仕事じゃない!ドローンを取り巻く仕事と面白さを知って資格を取ろう

操縦だけが仕事じゃない!ドローンを取り巻く仕事と面白さを知って資格を取ろう

こんにちは、ドローンインストラクターの天宮です。
この連載「初心者でも狙える!ドローン国家資格とは?」で、ドローンの国家資格について初心者の方向けにお伝えしてきました。ドローンの資格の必要性については、だいぶ理解ができたのではないでしょうか?

ドローンは、「空の産業革命」と銘打って国家が推し進める大きなコンテンツ。今後更なる発展をするでしょう。
現在、日常生活からエンターテインメント、実務の現場までドローンが活用されており、多くの人たちがドローンの可能性を感じ、携わっています。

連載最終回の今回は、ドローンを活用した実務の面白い点や関連する仕事の具体例を紹介します。ドローンパイロットやドローンを取りまく仕事に、より興味を持っていただければと思います。

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仕事としてのドローンの魅力

仕事としてのドローン運用には、多くの魅力があります。私の経験から、仕事の魅力や面白い点についてお伝えします。

まず、ドローンの最大の魅力は、空からの新たな視点で物を見られることです。
映像作品の空撮では、高度や画角を調整して風景や建造物、そして動く車や人々をカメラに捉えることができ、通常の視点では得られないクリエイティブな映像の撮影ができます。

また、産業用のドローンは、高精度のカメラや赤外線カメラを搭載し、点検や測量に活躍中です。地上からでは難しい高所や広範囲のエリアを、迅速かつ正確にデータ収集できます。この仕事の面白さは、通常の方法では得られない情報を提供できることです。

また、私のようにドローンパイロットを育てる仕事も非常に魅力的です。
ドローンスクールでのインストラクターとしてのキャリアを私は面白いと感じ、楽しんでいます。
初心者から経験者まで様々な講習者との出会いは刺激的です。彼らの目標やニーズに合わせて指導をすることは、難しくもあります。しかし、資格取得やその先にあるドローンパイロットへの道の手助けができることはやりがいがあり、充実感が得られます。

ところでドローンの運用に関して、パイロット1人だけが飛行を行い、仕事を完結しているようなイメージを持ってはいないでしょうか?
しかし、大きな業務になればなるほど、パイロット単独で仕事を完結するのは難しいのです。

私の経験ですが、花火の撮影の際、チームリーダーとしてパイロットや補助者をまとめる立場で撮影に臨みました。
数ヵ月前からクライアントや関係者との調整を行い、当日のスケジュールや補助者の配置、連携方法など準備を進めました。全ては撮影当日の夜のフライト時に、パイロットが操縦に専念できるようにするためです。
撮影が終わった後、チームで仕事をやり遂げた興奮と達成感は、忘れられない経験となりました。

このように、ドローンを活用して業務を遂行するには、1人ではなくチームを組む必要があるケースが多くなってきます。チームで仕事をやり遂げることにも、面白みを感じられるでしょう。

仕事としてのドローンの魅力

操縦するだけが仕事じゃない!ドローンを取りまく仕事の多様性

ドローンを手足のように操り飛行させるだけがドローンの仕事ではありません。
ドローンの多岐にわたる用途や最先端の技術は、様々な仕事を生み出しています。ドローンを中心とし、取りまく仕事について紹介します。

技術者

ドローンの保守、修理、アップグレードに取り組み、技術面を支える専門家という立場で、ドローンの問題の解決や改善に取り組みます。

データアナリスト

ハードウェア面だけでなくソフトウェアの開発も不可欠です。カメラやセンサーを通して収集したデータを解析・分析するデータアナリストの仕事も重要です。

プログラマー

自動飛行を行える点も、ドローンの特徴です。自動飛行のプログラムの設計及び開発をするプログラマーは、飛行の効率化や精度を上げるうえで欠かせない存在といえます。

コンサルタント・アドバイザー

ドローンは航空法をはじめ、多くの法令や条例の縛りがある中で飛行させます。資格は不要で誰でも飛行可能ですが、それらを知らなかったではすまされません。違反すると罰則が科せられますが、それ以上にドローンパイロットとしての信用を失うことが、大きな損失につながります。
そのため、ドローン運用者を法的に守る法的コンサルタントやアドバイザーといった仕事も需要があります。

これらの仕事は実際にドローンを操縦しない可能性もありますが、国家資格やドローンパイロットの経験があれば、そこから得られた知識がより仕事に深みをもたらすでしょう。

初心者がドローンの仕事をするなら資格取得がおすすめ

この連載では、ドローン初心者に向けてドローン資格の種類や選択の仕方、国家資格取得の方法について解説をしてきました。

第2回では、初心者にとってわかりにくいであろう民間資格と国家資格の特徴に焦点を当て、解説をしました。
民間資格を取得することは、多種多様で専門的なドローン運用のスキルの習得や、国家資格取得のスピードアップにおいて有益でしょう。

一方、第3回第4回では国家資格の種類や取得までの流れを解説しました。
国家資格は、今後仕事としてドローンパイロットを目指すうえで高い信頼につながります。

ドローン飛行に資格は必ずしも必要ではありませんが、冒頭でも触れたとおり、ドローンは「空の産業革命」と銘打って国家が推し進める大きなコンテンツです。
今後さらなる発展をし、新たなビジネスチャンスをつかむ可能性があることから、初心者の方であればなおさら国家資格の取得をおすすめします。

初心者がドローンの仕事をするなら資格取得がおすすめ

私も3年前はドローン初心者で、ドローンについては何も知らない別業界の人間でした。そんな私がドローン業界に飛び込んだ理由は、見慣れた風景を空から見た時の驚きと感動が忘れられず、操縦を面白いと感じ、もっと触れていたい、深く知りたいと探求心をくすぐられたからです。

ドローンの活躍の場は増えていますが、同時に法規制も厳しくなっています。そのため、初心者がドローン業界に参入するためには、国家資格の取得が知識と技能を証明し、信頼を得る大きな助けになります。

ドローンは新しい仕事の機会を切り開くツールとして、今もなお注目されています。ですが、ドローンは単なる仕事のツールにとどまりません。
今回の連載が、皆さんにドローンを操縦することそのものが面白い、楽しいと感じていただき、ドローン業界に一歩を踏み出す助けとなれば幸いです。

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