ビジネスがグローバル化する中、仕事で英語を使わなければならない機会が増えてきています。会社の公用語を英語にしたり、一定の英語力を昇進の条件にしたりする会社も出てきているため、英語をもっと勉強したいと考える会社員も増えてきました。
そこで今回は、英語のリスニング上達の方法についてご紹介します。
1日10分でもリスニング!英語の音に慣れよう
英語のリスニング力をつける近道は、英語の音に慣れることです。そのため、1日10分程度の時間を作って毎日英語を聞くようにすることをおすすめします。
英語のニュースを聞き流してもよいですし、疲れている時は、英語の映画を字幕で見たり、歌詞を意識して英語の歌を聞いたりするのもよいでしょう。リスニングしている間は、英語の意味を意識するようにしましょう。
ポイントは、長時間でなくても毎日英語を聞く時間を確保することです。忙しい会社員の場合は、長時間英語のリスニングをすることは難しいでしょう。寝る前の時間や通勤時間、お風呂に入っている時間などを活用してリスニングを続けることが大切です。
とにかく単語を暗記!!
リスニングを続けていくことによって、英語の音に慣れてきて耳に入ってくるようになるはずです。
しかし、音が聞き取れても、単語の意味がわからないとリスニング力はアップしません。そのため、ある程度の英単語は暗記する必要があります。ただ、暗記というと拒否反応を示す人もいるでしょう。
英単語を覚える時は、興味がある分野の言葉を集中的に覚えたり、好きな外国人の俳優のセリフをまるまる覚えてしまったりして単語を覚えるという方法も効果的です。学生時代のテスト対策のようなイメージではなく、自分なりに楽しみながら覚えられるように工夫するとよいでしょう。
覚えた単語が増えると、ますます英語の勉強が楽しくなるはずです。
英語の基本5文型をおさえる
英語を聞き流し単語をある程度覚えてくると、何を言っているかは何となくわかるようになるでしょう。
しかし、言っている意味を正確に理解するためには、基本となる5文型をしっかりおさえておく必要があります。
基本の5文型
「彼は動く」などの主語+動詞 「これはペンです」などの主語+動詞+補語 「彼は英語を勉強する」などの主語+動詞+目的語 「彼はビジネスのために英語を勉強する」などの主語+動詞+目的語+目的語 「上司は私を係長に昇任させた」などの主語+動詞+目的語+補語
あまり強く意識する必要はありませんが、型がわかると文章の中で単語が出てくる順番が理解できるようになるため、リスニング力がアップするといわれています。
英語の本を日常的に読みましょう
リスニング力をアップさせるには、英語を聞くことが大切ですが、英語を読むことでもリスニング力を鍛えることができます。
英語の本を読むというとハードルが高い気がするかもしれませんが、ビジネス雑誌の中には部分的に英語の記事が入っているものがありますのでそういったものを活用するとよいでしょう。
また、パソコンで英文ニュースなどを検索することでも簡単に英語の文章の素材を手に入れることができます。
音読することが難しければ、頭の中で音読するようなつもりで読んでみると、リスニング力アップにつながるでしょう。
聞くルートだけでなく読むルートもフル活用することで上達スピードは上がるはずです。より効率的に学ぶにはオンライン学習という手段も考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
英語はコミュニケーションのためのツールですし、英語を母国語にしている国の子どもは使っているうちに簡単に覚えるものですから、決して難しいものではないはずです。
英語力アップに必要なことは、英語に慣れること、英語で考えるクセをつけることです。センスがないからできないというものではありませんので、地道に努力を積み重ねましょう。
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