皆さんは、英語の勉強法の1つである「英語日記」をご存知ですか?
その名の通り日記を英語で書いていく勉強法で、誰でも今すぐ始められるうえ、英語を日常的に使うことが習慣化できます。
今回から、「初心者でもできる『英語日記』の書き方」をTOEIC925点・海外在住で翻訳業やライター業を行っている筆者が連載でお届け。
第1回の今回は、英語日記を実際に書いてみた効果と注意点について解説します。
目次
英語日記を始める前の私=TOEIC575点
皆さん初めまして。海外在住ライターの歩です。夫の仕事で海外に在住しており、今では日常的に英語を使う生活を送っています。
しかし、もちろん最初から今のように英語が使えたわけではありません。
私は海外移住前の2017年7月から英語の勉強を始めましたが、10月に受験したTOEICのスコアは575点。
英語は聞き取れないわ、話せないわで、まったくお手上げ状態でした。
当時は都内病院に勤務していて、外国人の患者さんも度々いらっしゃいましたが、英語が話せる職員が誰もいない状態。外国人の患者さんが来院するたびに、全員が慌てふためく有様でした…。
英語日記の効果?1年半後にはTOEIC925点
そこで私は、本格的に英語の勉強を始めました。
その中の1つとして取り組んだのが、英語日記です。
英語日記とはその名の通り、英語でつける日記のこと。英語力が低くても、日常の出来事を書くだけなら今すぐできると思い、取り組み始めました。
具体的な英語日記の書き方は、次の2つです。
① 1日の終わりに英語で手帳に1日の出来事を書く
② 思いついたことや感情をその都度スマホにメモする
時には書くのを忘れてしまう日もありましたが、なるべく毎日書くことを目標に勉強を継続しました。
その結果、最初のTOEIC受検から1年半後には、なんと300点以上アップの925点を達成したのです。
もちろん英語日記以外にも色々な勉強をしました。
ですが、日常で実際に使う英語を覚えるという勉強ができたのは、英語日記ならではだと思います。
英語日記を通して毎日の英語勉強が習慣化できたことも大きかったです。
手書きで英語日記を書くメリット・デメリット
私は手書きとスマホの両方で英語日記を書いていたので、双方のメリットとデメリットをお伝えします。まずは、手書きのメリットとデメリットについてです。
メリット
- 実際に手を動かすので頭に入りやすい
- 感情を込めやすい
- 机に向かう時間を作らないといけず、スキマ時間で書くのは難しい
手書きはやはり実際に手を動かすので、英語を書く時にもより感情を込めやすいように感じます。
以下は、私が実際に書いていた日記です。
実際、すでに複数の研究で、デジタル入力よりも手書きの方が学習効果を高めることは証明されているようです。
手帳は、私はRollbahn(ロルバーン)を使っていました。
Rollbahnはスケジュールが前にまとまっていて、後半は無地のページがまとまっています。型にとらわれずに日記を書けるので、今でも愛用中です。
しかし、手帳はいちいち机に向かわなければいけないというのが難点。仕事で忙しい日は机に向かう時間もありませんし、手帳だけではやはり不便に感じました。
そこで使ったのが、次に紹介するデジタルツールです。
デジタルツールで英語日記を書くメリット・デメリット
一方のデジタルツールのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット
- 場所時間問わず、スキマ時間に書ける
- 写真が挿入できる
デメリット
- 手をあまり動かさないので、記憶に残りづらい
やはりデジタルは、いつでもどこでも日記が書けるのが便利です。
私はよく、仕事中に思いついたことや感情をLINEで自分に送っていました。
自分だけのグループチャットを作り、毎回そこに送るというやり方です。
夜にまとめて書こうと思っても忘れてしまうことが多かったので、自分へのメッセージ機能は便利でした。
他にも、以下のようなアプリなら写真を入れるのも簡単ですよ。
● My 日記
● My Wonderful Days
● 瞬間日記(Moment Diary)
デジタルは気軽に日常を記録できるのがメリットといえます。
一方、あまり手を動かさない分、記憶に残りづらいというデメリットがあります。
まとめ:英語日記を書けば、今すぐ役立つ英語が覚えられる
英語日記は、日常で実際に使える英語をすぐに覚えられる勉強法です。
手書きとデジタルそれぞれにメリットとデメリットがありますので、目的に合わせて使いわけてみてくださいね。
次回は、英語日記の具体的な書き方について解説していきますので、お楽しみに!
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