忙しくても英語力アップ！気軽に始められる「英語手帳」とは？

連載「初心者でもできる『英語日記』の書き方」 、最終回となる今回は、英語日記よりも気軽に始められる英語手帳の書き方をご紹介。

前回までは、毎日英語で日記を付ける「英語日記」という勉強法をご紹介してきましたが、日記を付ける時間がない方にはこの「英語手帳」という方法がおすすめ。

1年半でTOEIC300点以上アップさせた筆者が、英語手帳特有の単語や、英語力アップにつなげる方法も解説します。

英語手帳とは？英語日記との違い

英語手帳とは、スケジュール帳に毎日英語で予定を書き込んでいく英語勉強法です。
英語日記は1日の出来事や感情を書き込むもので、

「I went for shopping to Shinjuku with Miki today. She bought a T-shirt and it looked nice on her. ～～～.」
（今日はミキと渋谷に買い物に行った。ミキはTシャツを買ってて、似合ってた。～～）

などと書き連ねる必要がありますが、英語手帳の書き方はあくまで予定を書くだけ。
最低限「Shopping」と書き込むだけで良いので、仕事で忙しい方でも簡単に取り組めます。

英語手帳の書き方を覚えてこなれた印象に

英語手帳の書き方のポイントは、次の2点です。

① 予定は基本的に名詞で書く
② 予定と一緒に時間・場所・一緒に行動する人をセットにして書く

例えば先ほどの例なら、「I will go for shopping」ではなく、ただ「Shopping」と書くということ。
さらに、

といった情報を付け足すことで、スケジュールが分かりやすくなります。
fromやatといった前置詞に苦手意識を持つ方は多いので、英語手帳の書き方を極めて、前置詞もマスターしちゃいましょう！

英語日記にはない、英語手帳特有の英単語

英語手帳の書き方には、英語日記にはない特徴があります。
それは、略語を使いやすいということです。

英語手帳はスペースが限られているので、略語を使うと見た目がスッキリして見えます。
先ほどの例で試してみましょう。

英語手帳 略語の使用例

どうでしょうか。略すると文面がキュッとまとまって見やすくなりますよね。
この略語が使えるようになると一気にこなれた印象になりますので、ぜひ英語手帳を通して覚えてみてください。

【英語手帳で使える略語例】

 

• @（at）： ～で
• fm（from）： ～から
• w/（with）： ～と
• bet.（between）： ～の間
• b4（before）： ～の後
• app（appointment）： 予約
• d/c（double check）： ダブルチェック
• a/f（after work）： 仕事の後
• bday（birthday）： 誕生日
• MTG（meeting）： ミーティング
• conf（conference）： 会議

英語日記や英語手帳と一緒に、話す練習もしよう

英語手帳や英語日記は、毎日気軽に英語のインプットとアウトプットができる方法です。
ただ、忘れてはならないのが、英語を「話せる」ようになるには、あくまで「話す練習」が必要だということ。

英語手帳や英語日記である程度英語を覚えたら、実際に口から出す練習をしてみましょう。
最近では対面式の英会話教室以外にも、オンライン英会話や英会話カフェなど、英会話の練習ができる場は格段に広がっています。

英語を話せるようになるには、口の筋肉や脳を英語に慣れさせる必要があるので、ぜひ覚えた英語は何度も口に出して練習してみてください。

英語手帳と英語日記の併用でビジネス英語力をアップ！

英語手帳は、英語日記よりも短い文章で英語の勉強ができます。
略語を使えばさらにこなれた印象になるので、ぜひ英語手帳を使いこなしてみてください。

さらに英語力を上げたい方は英語を「話す」練習もして、英会話力をアップさせていってくださいね！

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