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履歴書の事例付き|中小企業診断士資格は就職・転職にどう役立つ?

履歴書の事例付き|中小企業診断士資格は就職・転職にどう役立つ?

中小企業診断士の資格取得に様々なメリットがあることは、これまでの記事でお伝えしてきました。しかし就職・転職においてもメリットがあるのでしょうか?

連載「中小企業診断士とは?」、5回目の今回は、就職・転職をテーマに、中小企業診断士の資格を深堀していきます。

中小企業診断士を取得して転職に成功した実例や、具体的な履歴書の書き方、資格が今後の就職・転職にどう活用できるのか、筆者の体験を中心にご紹介しましょう。

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中小企業診断士資格を取得すると、就職・転職はどうなる?

中小企業診断士資格は、就職・転職に非常に有利といわれていますが、具体的にどのような点が有利なのでしょうか。

中小企業診断士資格が転職に与えるメリット

これまで就いていた仕事と同じ職種で転職する場合、資格を持つと今より好待遇で転職できる可能性があります。管理職として迎えられるケースもあるでしょう。

他にも経営者やプロジェクトリーダー、スーパーバイザー、研究職などのスペシャリスト職など、今まで経験したことのない職種にもチャレンジ可能できることもあるようです。

中小企業診断士の学び自体が就職にメリットを与える

中小企業診断士の資格は経営の向上が使命ですから、多くの企業で活用できます。

しかもトータルでの合格率が約4%と難関資格であり、企業活動に役立つ難しい内容を学んでいること自体、大いにアピールできるポイントです。

向学心の高い人と見られ、他の社会人と差別化ができますし、超優良企業や外資系のコンサルティング会社など、一般的に好待遇の花形職種に就ける確率も高まるでしょう。

中小企業診断士資格の履歴書への活用方法

就職・転職する際には履歴書が必要ですが、その際に中小企業診断士のキャリアはどのように活用したらよいのでしょうか?
筆者の履歴書における成功事例と失敗事例から見ていきましょう。

筆者の成功事例

筆者は資格取得後、専門学校の教師として転職に成功しました。当時私は42歳で、応募した専門学校の募集要項には30歳くらいまでという年齢制限があったにも関わらずです。

なおかつ募集職種は営業だったのですが、履歴書上の中小企業診断士資格が目に留まったようで、経営関連の学科の担当教員として採用してもらえました。

募集の要項から大きく外れ、募集職種とも違う職種で雇用してもらえたのは、すべて資格所有のおかげだと思います。
この出来事は、資格が就職・転職に大いに有効であると力強く実感したものとなりました。この経験からも、履歴書には資格をはっきり書くことをおすすめします。

筆者の失敗事例

筆者は、中小企業診断士の学習をしている時から転職活動をしていました。
1次試験合格後、中小企業診断士を学習中と履歴書に書いて、広島に本部がある某コンビニチェーンのスーパーバイザー職に応募しましたが、最終合格していないことを理由に不採用になってしまいました。

中小企業診断士資格を持っているかいないかで天地の差があることを、しみじみと実感した出来事です。やはり就職・転職への応募は、2次試験まで合格してからがよいかと思われます。

中小企業診断士資格は、今後の就職・転職にも活用できる?

今現在でも活用度の高い中小企業診断士資格ですが、時代の変化とともにその活用度は、どう変化していくのでしょうか?

中小企業診断士資格の活用度は将来どうなる?

中小企業診断士の資格は企業内でも独立しても、副業としても活かせます。特に今後は、働き方改革が叫ばれ多様な働き方が企業内でも認められていくため、活用度は無限大と言えるかもしれません。

そもそも中小企業診断士の収入の得かたは非常にバラエティに富んでいますから、活用度はますます高まるといえるでしょう。

AI(人工知能)時代に中小企業診断士は生き残れる?

近年、多くの仕事がAIに置き換わるという話題が盛り上がっていますが、中小企業診断士の仕事はどうなのでしょうか。

多くの士業のうち、定型的で単純な業務はAIに置き換わるでしょう。
しかし中小企業診断士の仕事は、経営企画・戦略立案、販売・マーケティング、財務、人事・労務管理など、経営に関する幅広い業務を行い、経営者に助言も行います。
そのため自動化される可能性は低く、他の士業と比べてAIによって代替される仕事の割合は少ないといわれています。

つまり中小企業診断士は、今から取得する資格の中でも将来性があるといえるのです。

AI(人工知能)時代に中小企業診断士は生き残れる?

連載「中小企業診断士とは?」、今回は、中小企業診断士資格を取得した後の就職・転職上のメリットや、履歴書においてのポイント、将来的な活用方法などについて、筆者の体験を通して見てきました。

中小企業診断士は、皆さんの想像以上に活用度が高いことがわかっていただけたと思います。また将来性もある、有望な資格です。何歳からでも取得は遅くないと思うので、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。

最終回の次回は、FPや社会保険労務士など、他の有力資格とのダブルライセンスによる、更なるメリットについてご紹介していきます。お楽しみに。

はじめての企業経営理論~中小企業診断士入門講座

参考URL:
https://www.j-smeca.jp/attach/test/r02/r02_1ji_toukei.pdf
https://www.j-smeca.jp/attach/test/r02/r02_2ji_toukei.pdf
https://gentosha-go.com/articles/-/31594?page=2&per_page=1

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