連載「デキる大人に近づく!資格勉強・仕事がはかどる文房具&デジタルツール」前回は、アナログ派におすすめの文房具をご紹介しました。
続く2回目は、デジタル派必見の便利な電子ツール7選をご紹介します。
資格勉強や仕事がはかどる便利なデジタルツールから、身体の負担を軽くしてくれそうなアイテムまで、幅広くご紹介。
本記事を参考に、デジタルツールを活かした勉強法や仕事術を発見しませんか?
目次
①「スマ単」ノートに書いて、スマホで持ち歩ける暗記カード
「スマ単」は、スマホに対応した暗記カードです。
専用のノートに覚えたい単語や仕組みを記入し、カメラで撮影してアプリに取り込むと、スマホ内にオリジナルの暗記カードができあがります。
スマホさえあればいつでも反復学習が可能なため、資格勉強もはかどるアイテムです。
6行タイプと12行タイプがあり、仕組みや制度などたくさん書き込みたいときには6行タイプ、単語の意味を覚えるときは12行タイプというように、使いわけができます。
アプリは文字を画像として認識しているため、使用用途は暗記に限りません。
例えば映画の半券を片側に置き、となりにその感想を書いていけば、ライフログ的な使い方もできるそう。
アイデア次第で、自分だけの使い方を見つけられそうなアイテムです。
商品名:Sma Tan(スマ単)
参考価格:495円(税込)
発売元:ぺんてる
②「クアデルノ」でテキストPDFを持ち歩き、どこでも勉強可能に
富士通「QUADERNO (クアデルノ)」は、PDFデータの取り込みが行える電子ノートです。
学習テキストのPDFデータをノートに取り込んでおけば、重い本を持ち歩く必要がないうえ、仕事の空き時間や電車での移動中など場所を問わず、書き込みながら勉強できます。
特徴は、電子ノートに移行したときに感じやすい違和感がほぼなく、紙とペンといったアナログ文房具と同じような良質な書き心地を実現していること。
またマンスリー、デイリー、ウィークリーのスケジュールフォーマットを搭載できるため、勉強の計画もクアデルノ1つで完結します。
データ管理もしやすいため、勉強と仕事でツールを使い分ける必要もありません。
ちなみに学習テキストなど紙媒体のデータをPDF化するなら、同社から発売されているデジタルスキャナー「ScanSnap(スキャンスナップ)」が便利。ページ数の多い参考書も手軽にPDF化できます。
すべてのデータを1台に集約可能な、デキる大人必見の電子ノートを、資格勉強に活用してみてはいかがでしょうか。
商品名:QUADERNO(Gen.2)
参考価格:A5/49,800円(税込)・A4/69,800円(税込)
発売元:富士通クライアントコンピューティング
③「アンキスナップ」はスマホに“暗記シート”が作れる
Pentel「アンキスナップ」は、スマホの中に“暗記シート”を作れるマーカーペンです。
アナログ文房具の赤いペンで線を引いて緑のシートを重ねると暗記したい箇所が黒く消える、あの仕組みをスマホで再現しています。
使い方は、紙のテキストの覚えたい箇所に、アンキスナップ専用マーカーペンで線を引き、専用アプリで画像を取り込むだけ。そうすると、線を引いた部分だけが隠されて表示されます。
他にも間違えやすい苦手な単語がデータでわかるチェック機能や、暗記の精度を高めるランダム機能も搭載。
ただ暗記するだけでなく自分の弱点も見える化できるため、さらに学びがはかどること間違いなしです。
マーカータイプのほかにボールペンタイプも発売されているため、書き込んだ問題集を使って暗記したい方にも便利なアイテムです。
商品名:アンキスナップ
参考価格:550円(税込)
発売元:ぺんてる
④「Apple Pencil」で画面への書き込みがスムーズに!
「Apple Pencil(アップル ペンシル)」は、iPadとの互換性が高いスタイラスペン(タッチペン)です。
「学習テキストを見ながら重要なところにマーカーを引きたい」「書き込みしながら勉強したい」という方にぴったりで、これがあれば電子書籍であっても、紙に書き込むのと同じ感覚で資格の勉強ができます。
さらに、電子機器に手書きするときに起こりやすいタイムラグが少なく、指で操作するよりも高精度の書き込みが行えるのも特徴です。
お手持ちのタブレットがAndroidであれば、Samsung「S Pen Pro」や、富士通「arrows スマートスタイラスペン」など、機器との互換性を意識して選ぶと書き心地が大きく変わりますよ。
購入を検討する際は、まずお手持ちのタブレットと同じメーカーからスタイラスペンが発売されていないかを確認してみましょう。
商品名:Apple Pencil
参考価格:第1世代/14,880円(税込)・第2世代/19,880円(税込)
発売元:Apple
⑤「Studyplus」は学習の習慣化をサポートしてくれるアプリ
「Studyplus(スタディプラス)」は、学習時間の記録や学びの習慣化をサポートしてくれるアプリです。
目指す資格を登録すれば、試験までの日数をカウントダウンしてくれたり、勉強時間や勉強したページ数などが記録できたりと、学びのモチベーション維持に役立ちます。
スタディプラスのユニークな点は「SNS機能」がついていること。アプリ内には勉強熱心なユーザーが集まっており、同じ資格を目指す人とつながることができます。
勉強記録にコメントや“いいね”ができ、お互いに切磋琢磨したり励ましたりといった交流が行えます。
もちろん個人の進捗管理として使うのもOK。「自分では勉強したつもりでも意外と時間が経っていない」「集中しすぎて時間があっという間に過ぎていた」など、記録から見えてくることもあるでしょう。
誰かと一緒に勉強したい人も、自分のペースを大事にしたい人も、思い思いに活用できる汎用性の高いアプリです。
商品名:スタディプラス
商品価格:無料
発売元:スタディプラス株式会社
⑥「しゅくだいやる気ペン」は大人も使える!勉強の成果を見える化
コクヨ「しゅくだいやる気ペン」は、子どもの自宅学習をサポートするデジタル文房具。
子ども向けに作られたものですが、機能は大人の資格学習にも使え、特に1日に何時間勉強したかが記録される点が、忙しい大人のスケジュール管理に役立ちそうです。
専用の端末を鉛筆に取り付けて、連動する無料のスマホアプリをダウンロードすれば、勉強時間の記録をしてくれます。
ユニークなのは、勉強時間に応じて専用の端末に搭載されたLEDの色が変わること。
勉強をするごとに、連動するアプリ内で「やる気の庭」ができあがっていくゲーム性の高さに人気が集まっています。
「資格の勉強がなかなか続かない」「やる気が起きない」という方は、このようなデジタル文房具を活用して、モチベーションを上げてみてもよいかもしれませんね。
商品名:しゅくだいやる気ペン
参考価格:6,980円(税込)
発売元:コクヨ
⑦「ペン型スキャナ」で簡単データ化!語学学習にもぴったり
サンワサプライ「ペン型スキャナ」は、紙の資料や書籍の文字をなぞるだけでテキストデータ化できる、小型のスキャナです。
読み込みたい文字の上を専用の機器でなぞると、パソコンやスマホへと文字データが移行されるため、打ち込みの手間が省けます。
英語から日本語へといった翻訳機能も充実しており、パソコンでは194ヵ国語、スマホでは28ヵ国語の読み取りに対応しているため、語学の勉強をしたい方にもぴったり。
朗読機能もついているため発音練習にも使えます。旅行時には翻訳機として使うこともできますよ。
同シリーズには録音した音声をテキストデータ化できるタイプもあり、用途に応じて選べます。
「アナログ教材の一部だけをデジタル化したい」という方に、便利なアイテムです。
商品名:ペン型スキャナ
参考価格:29,800円(税込)
発売元:サンワサプライ
連載「デキる大人に近づく!資格勉強・仕事がはかどる文房具&デジタルツール」、2回目の今回は、デジタル派の方必見のツールを7つご紹介しました。
ひと口にデジタルツールといっても、オンライン上で使えるものやアナログデータをデジタル化してくれるものなど、幅広いアイテムがあります。
便利な学習用アプリなども、合わせてチェックしておきたいですね。
自分に合った資格の勉強や仕事がはかどるデジタルツールを導入して、デキる大人を目指してみてはいかがでしょうか。
連載最終回となる次回は、アナログ文房具とデジタルツールの使い分け術を特集!
デキる大人に近づくための、アナログ&デジタルの活用法をお伝えしていきます。お楽しみに!
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