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50時間で筆記試験に合格!第二種電気工事士受けてみた|オンスク徹底活用勉強法

50時間で筆記試験に合格!第二種電気工事士受けてみた|オンスク徹底活用勉強法

皆さんこんにちは!
この記事では、オンスクの「はじめての第二種電気工事士講座」映像制作担当であり、制作中に第二種電気工事士試験に合格した私が、オンスクを最大限活用して、効率よく合格する勉強法をお教えします。

ちなみに私は文系学部出身で、講座制作に携わるまで、専門用語も知らない状態でした。
スライド作成→収録という制作過程の中で、電気機器や器具の名前が自然とインプットされていき、講師の後押しもあり、試験を受けることに決めました。

そんな体験をふまえて解説していきますので、ぜひオンスクを最大限活用し、勉強を進めていってみてください。
まずは、第1の関門、筆記試験の勉強法からです。

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まずは筆記試験の出題傾向を把握しよう!

試験の受験申込みを終えたら、まずは出題傾向を把握しましょう!

問題数は50問で60%(30問) 以上が合格基準です。
計算問題も出題されますが、暗記するだけで解ける問題も多く出題されますので、先にそれらを覚えていく戦略がおすすめです。

下表は、オンスクの講座の章構成です。
試験での出題数も列記したので、参考にしてみてください。
※試験出題数は2020年度下期のものです

オンスク第二種電気工事士講座の章構成&出題数

表を見てわかる通り、暗記中心の問題が75%以上ですから、これのみで合格圏内ですね!
計算問題ができなくても、しっかり暗記中心の勉強をすれば、合格も夢ではないということです!

オンスクを最大限活用!おすすめの勉強法

出題傾向は把握したので、次にオンスクを使ってのおすすめの勉強順です。
ズバリ私のおすすめは、以下のとおりです。

勉強順 勉強時間
1.配線図 10時間
3.電気機器と器具 10時間
4.保安に関する法令 5時間
5.電気工事の施工方法 8時間
6.一般用電気工作物の検査方法 7時間
7.電気工事に関する基礎理論 5時間
8.配電理論と配線設計 5時間
2.複線図 (時間外。余裕あれば着手)

計算問題がある7、8章は取りあえずおいといて、2章の複線図もなかなか理解が難しいので、1→3→4→5→6章の順に進めていきます。

6章まで学習が終わったら、過去の試験問題を試験時間と同様の120分で解いてみましょう。
過去の試験問題は、試験実施団体「一般財団法人 電気技術者試験センター」の公式HPからダウンロード可能です。

また、公式サイトには解答しか掲載されていないため、正解をどう導き出すかを知るためにも、オンスクの第二種電気工事士講座にアップされている「問題2.配電図」の解説を活用してみてください。とっても理解が深まりますよ。

解説PDFは、過去3回分(2021年上期午後、2021年下期午前、2021年下期午後)が、「教材ダウンロード」からダウンロード可能です。

ここまで一通りやるとわかるのですが、「もう合格圏内だ!」とタカをくくっていると、実際は50点くらいしか取れないことに気づきます。

そう、しっかり暗記できていない問題は間違えてしまうのです。
人間の記憶力なんてあてになりません(笑)
さあ、それでは、ここからどう勉強を進めていけばいいのでしょうか。

取捨選択が大事!計算問題の公式を覚える

次に計算問題の公式を覚えましょう。

「電気抵抗」(7-3.)「合成抵抗」(7-4.)「オームの法則」(7-5.)「絶縁電線の許容電流」(8-3.)、このあたりは、よく試験に出ます。

計算はありますが、掛け算をするだけなど簡単なので、公式を覚えていれば解ける問題が出題されます。

発熱量の公式(7-6.)などの公式の方が覚えやすければ、そちらを優先しても構いません。
「これなら覚えられそう!」というものをご自分で取捨選択して覚えてしまいましょう!

一方、私は、三相電流の公式(7-10.)や低圧幹線の許容電流(8-4.)は覚えませんでした。
試験に出題されても1~2問程度ですので、その時はカンで答えようと思っていました。

全部覚えても構わないのですが、満点を取る必要もないですし、こちらを優先してしまうと、前に覚えた図記号や電気機器など得点につながる記憶を忘れてしまいかねません。
ご自分の記憶力と相談しながら、取捨選択をしていってください。

実際の第二種電気工事士筆記試験問題画像(2021年下期午後)

実際の第二種電気工事士筆記試験問題画像(2021年下期午後)

8問目は、絶縁電線の許容電流の公式より、断面積3.5m㎡、許容電流37Aを覚えていたため、37×0.7=25.9と、掛け算のみで解答を導き出しています。
9問目は、低圧幹線の許容電流の公式を覚えていないので、カンで解答。

技能試験をラクにする!複線図を描けるようにしよう

ここまで学習して、少し余裕が残っていれば、2章の「複線図」にチャレンジしてみましょう。
筆記試験では出題数は少ないので得点につながりづらいですが、次のステップである技能試験でこの知識が必要になります。

実際に技能試験では、以下のように出題されます。

令和3年度第二種電気工事士下期技能試験候補問題 候補No.2

出典:令和3年度第二種電気工事士下期技能試験候補問題の公表についてより、No.2

配布された材料で実際に施工していくのですが、接地線側は白線、非接地側は黒線を繋ぐという条件がついています。
しかし、パッと見、器具を一本の線で繋いでいるだけなので、白線と黒線を器具のどちら側に繋ぐかわかりませんよね?

そこで必要になるのが、複線図の知識です。
問題を元に複線図を描くと、以下のような図になります。

令和3年度第二種下期技能試験の解答 候補No.2

出典:令和3年度第二種下期技能試験の解答候補No.2

これなら、器具のどちら側に白線・黒線を繋げればいいか、すぐにわかります。
しかし、これは問題を元に自分で作成しなければなりません。

ですから、複線図の問題は筆記試験対策というよりも、技能試験対策として勉強し、余裕を持っておいてもよいかと思います。

以上、第二種電気工事士の筆記試験における、オンスクを最大限に活用する勉強法でした。
次回は、技能試験の勉強法について解説していきます。

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