職場の受付に突然外国人のお客さまがいらっしゃると、焦りますよね。
受付では英語でお名前と用件をお伺いするほか、場合によっては館内のご案内やおもてなしも必要です。
本記事では、海外に約4年間在住していた筆者が、職場の受付で失礼なく接客できる英語フレーズをご紹介します。
業種別に使いやすいフレーズを厳選しましたので、受付担当の方はぜひ参考にしてください。
目次
どんな受付でも使う基本の英語接客フレーズ
まずは、どの業種の受付でも使う基本の英語接客フレーズを紹介します。
おはようございます/こんにちは/こんばんは | Good morning/afternoon/evening, Sir/Ma'am. |
ご用件をお伺いします | How may I help you? |
予約はございますか? | Do you have an appointment? |
お名前をお伺いできますでしょうか? | May I have your name please? |
ご予約を確認いたします | Let me confirm your appointment. |
こちらの用紙にご記入いただけますか? | Could you fill in this form please? |
少々お待ちください | Just a moment, please. |
こちらで少々お待ちいただけますか? | Could you wait here for a moment please? |
10階の会議室へどうぞ | Please go to the conference room on the 10th floor. |
会議室までご案内いたします | Let me show you to the conference room. |
そちらのエレベーターをお使いいただけます | You can use the elevator right there. |
会議室は右手にございます | The conference room is on the right side. |
受付は午後1時に開始いたします | Reception starts at 1pm. |
英語に自信がない場合も、「挨拶をする・用件と名前を聞く』の2つさえできれば、失礼のない接客ができます。
多くの場合、館内のご案内も発生しますが、英語での案内に自信がなければ「Let me show you.」(ご案内いたします)と言って、お連れすると親切です。
お客さまの名前には、Sir/Ma'am、Mr./Ms./Missといった敬称を付けるようにしましょう。
会社受付の英語接客フレーズ
続いて、会社の受付に特化した英語接客フレーズを紹介します。
〇〇様、お待ちしておりました | Mr./Ms./Miss. 〇〇, we've been expecting you. |
こちらのIDタグをお付けいただけますか? | Could you put on this ID tag please? |
どうぞお掛けください。彼/彼女は間もなく参ります | Please take a seat. He/She will be here in a few minutes. |
何かお飲み物はいかがですか? | Would you like something to drink? |
コートをお預かりしましょうか? | Would you like me to keep your coat? |
何かございましたらお声かけください。 | Let me know if you need anything. |
申し訳ございませんが彼/彼女は現在会議中で、会議が長引いております | I'm sorry, but he/she is in a meeting now and it has been prolonged. |
あいにく何か手違いがあったようです | I'm afraid that there might have been a mistake. |
あいにく彼/彼女は外出中でございます | I'm afraid he/she seems to be away from the office. |
会社にいらっしゃるお客さまは、あらかじめアポイントを取っている場合も多いです。
お待たせをして失礼にあたらないよう、ご案内後は、訪問相手がどれぐらいでやって来るのかを伝えてあげましょう。
日本語で退室する際には「失礼します」と言いますが、英語で「Excuse me.」と言って退室することはあまりありません。
飲み物やコートの預かりなどの声かけをしたり、「Let me know if you need anything.」(何かあったらお声かけください)と伝えたりして、なるべくリラックスできるよう配慮してあげてくださいね。
病院受付の英語接客フレーズ
次に、病院の受付で使える英語接客フレーズを紹介します。
こちらの病院は初めてですか? | Is it your first time to come to this hospital? |
保険証(紹介状)はお持ちですか? | Do you have an insurance card / a reference letter? |
どのような症状がありますか? | What symptoms do you have? |
内科での受診になります | You will see a doctor at the Internal Medicine department. |
10分以内には名前を呼ばれるはずです。 | Your name will be called within 10 minutes. |
病院では、各科の名前を英語で覚えるのが大変です。
メモを用意するなどして、いざという時に対応できるようにしておきましょう。
● 外科:Surgery
● 整形外科:Orthopedic
● 循環器内科:Cardiology
● 呼吸器内科:Respiratory Medicine
● 消化器内科:Gastroenterology
● 神経内科:Neurology
● 小児科:Pediatrics
● 皮膚科:Dermatology
● 眼科:Ophthalmology
● 泌尿器科:Urology
● 産婦人科:OB(Obstetrics and Gynecology)
● 耳鼻科:ENT(Ear, Nose, and Throat)
電話受付の英語接客フレーズ
受付では、お客さまからの電話にも対応しなければなりません。
電話は対面よりも声が聞き取りにくいので、あらかじめよく使う英語をしっかり覚えておきましょう。
お電話ありがとうございます、こちら○○会社の佐藤です。ご用件をどうぞ。 | Thank you for calling ○○ Corporation. Sato speaking. How can I help you? |
御社名を伺えますか? | Could I have your company name, please? |
誰におかけですか? | Who would you like to talk to? |
○○におつなぎします | I'll put you through to ○○. |
伝言をお預かりしましょうか? | Can I please take a message? |
電話での接客は声が聞き取りにくいというデメリットがある一方で、相手から見えていないというメリットもあります。
これを逆手にとって、英語のフレーズメモを活用するなどして、現場で英語をしっかり実践してみましょう。
使えば使うほど、あなたの身になるはずですよ。
受付で使う英語接客フレーズはどうやって学べばいい?
英語は発音が大事なので、接客フレーズの勉強の際は、DVDやCD、YouTube動画など、音声付きの教材の活用がおすすめです。
特に映画「マイ・インターン」はビジネスシーンや電話対応のシーンが多く、受付の英語接客フレーズをたくさん学べるので、ぜひ活用してみてください。
英語の解説や問題演習も欲しいという場合、最近ではスマホで受講できるオンライン講座も登場しています。
仕事の合間のスキマ時間にこのような講座も利用して、効率的に勉強してみてくださいね。
必要最低限の英語フレーズで失礼なく受付の接客をしよう!
職場の受付には取引先のお客さまなどもいらっしゃるため、たとえ英語であっても失礼なく接客することが重要になります。
挨拶はもちろん、敬称の使い方やおもてなしの声かけなどをマスターして、スムーズな英語で接客をしましょう。
参考URL:
https://wwws.warnerbros.co.jp/myintern/
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