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動画を使った「趣味×英語」勉強法で英語力が全体的に上がる!コツと注意点とは?

動画を使った「趣味×英語」勉強法で英語力が全体的に上がる!コツと注意点とは?

こんにちは。国際結婚をして、現在カナダ在住の鈴木尚美です。
皆さんは、「趣味×英語」勉強法をご存じですか?

「趣味×英語」勉強法とは、趣味の分野で英語を勉強すること。
楽しんで長続きするのが最大のメリットです。

連載「楽しくて効果的!『趣味×英語』勉強法 、2回目は「動画」を使った具体的な勉強法をご紹介!
「英検1級」「通訳案内士」合格の筆者が、勉強する際のコツや注意点も解説します。

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「趣味×英語」勉強法で使える動画の種類

「趣味×英語」勉強法で使える動画のコンテンツには、様々なものがあります。

・映画
・ドラマ
・コメディ
・バラエティ番組
・トーク番組
・音楽番組
・料理番組
・アニメ
・ニュース
・インタビュー
・スポーツ中継
・ミュージックビデオ
・コンサート

この勉強法では、自分の好きな分野の動画を自由に選べます。
動画を見ることができるメディアの種類は、以下のとおり。

・テレビ
・DVD
・動画配信サービス(Netflix、Amazon Primeなど)
・動画共有メディア(YouTube・ニコニコ動画など)

私は主に、DVDやYouTubeを利用して勉強しましたが、自分のニーズに合っていれば、どのメディアでも大丈夫です。

動画を使った「趣味×英語」勉強法の手順

ただ動画を見るだけではあまり勉強にはなりません。では、どのように進めれば効率よく学べるのでしょうか。

今回は、私が映画を使って英語を勉強した際の手順を紹介します。

① 日本語字幕で映画を見て、あらすじを把握する
② 気になるシーンを再度、英語字幕で見る
③ 聴き取れないまたは意味がわからないシーンの原文を、ノートに書き写す
④ 書き写した原文の文法や単語を調べ、訳す
⑤ 日本語字幕と自分の訳を比べる
⑥ 英語のセリフを声に出して読み、俳優の発音と比べる

映画を使うこの方法で勉強したことで、語彙、文法、発音、リスニング、翻訳の能力が伸び、英語力を全体的に底上げできました。

特に、日常生活で使える英語表現をたくさん吸収できたので、現在のカナダ生活でも役立っています。

動画を使った「趣味×英語」勉強法4つのコツ

次に、上記で紹介した勉強法で成果をあげるための4つのコツを紹介します。

コツ① 日本語字幕と英語字幕を利用する

教材として利用する動画は、日本語字幕と英語字幕があるものが最適。

日本語字幕は、あらすじの把握や自分の訳との確認に必要となります。英語字幕も、原文のセリフを理解するのに便利です。

コツ② 英語レベルに応じて勉強量を調整する

自分の英語のレベルによっては、動画の内容が難しすぎてほとんどが聞き取れないケースも!
そんなときは、まずは簡単なセリフだけを書き出し、意味を確認することから始めてください。

理解できないすべてのセリフを勉強しようとすると、時間がかかりストレスです。私も初めのころは、自分の好きな映画の好きなシーンだけ勉強するようにしていましたよ。

コツ③ セリフが使われたシチュエーションを理解する

セリフがどのようなシチュエーションで使われていたのかを覚えておくと、セリフ内の文法や英語表現への理解が深まります。

動画で視覚的に理解すると、印象に残りやすく、単語を記憶しやすい効果も!

コツ④ 発音を真似る

セリフを口に出してみると、ネイティブの発音と自分の発音の違いがよくわかります。

真似できない場合は、該当する単語の発音記号の発声練習をするのが効果的です。
私は、「th」「shi」「r」「l」が使われた英単語を特によく練習しました。

動画を使った「趣味×英語」勉強法の2つの注意点

動画を使って英語を勉強する際には、次の2つの点に気を付けてください。

注意点① 汚い言葉は真似しない

動画で勉強するメリットのひとつは、生きた英語を学べることです。

しかし、生きた英語の中にはTPOをわきまえないと不適切となる表現も!
特に注意すべきは、話者が怒って罵っているときに使っている英語表現です。

英語での罵り表現の例

・Fuck you!(くそっ!)
日常生活で頻繁に使われている罵り言葉です。
「Fuck」「Fuck off」も同様の意味。

・Shit!(くそっ!)
この表現も、非常によく聞きます。

・Bitch!(最低な女!)
主に女性を罵る言葉。
「Son of a bitch」は「最低な男」という意味や、ネガティブな驚きを示すときに使われます。

上記のような罵り言葉は、特に子供のいる前やビジネスの席で使うと品位を疑われるので、気を付けましょう。

特に、アクション映画、犯罪映画、戦争映画などは罵り言葉が多く使われている傾向があるので、英語初心者には不向き。
不適切なスラングがない動画で勉強したい人は、子供向けのアニメや映画がおすすめです。

注意点② 意訳の場合がある

動画の日本語訳は、直訳ではなく意訳であることが多いです。それは、字幕翻訳には時間や文字の制限があるため。

試験で意訳すると不正解になる場合もあるので、なるべく原文を一度、自分で直訳するようにしましょう。

動画を使った「趣味×英語」勉強法で英語力を全体的に伸ばそう!

「趣味×英語」勉強法

今回紹介した動画を使った「趣味×英語」勉強法では、語彙、文法、発音、リスニング、翻訳の能力を伸ばせます。
生きた英語を学んで、日常のコミュニケーションで役立つ英語表現をどんどん吸収しましょう!

さて次回は、音楽など「音声」を使った「趣味×英語」勉強法をご紹介します!お楽しみに。

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