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ITパスポートと情報セキュリティマネジメント、2つの資格の違いとは?

ITパスポートと情報セキュリティマネジメント、2つの資格の違いとは?

IT 系の資格をとってスキルアップしたい!と考える人の中には、ITパスポートと情報セキュリティマネジメント、どちらを目指せばいい?どちらも取ればいいのかな?などと悩む人もいるのではないでしょうか。

この2つの資格は、どちらも情報化社会で役立つ資格です。現代社会で必要なITリテラシーを高めるには、いずれもおすすめの資格なのですが、いったい何がどう違うのでしょうか。

今回の記事では、実際に両資格を持つ筆者が、2つの資格の違い勉強方法のポイント、さらに実務で資格を活かす方法などについて解説します。筆者がどういう順番で資格を取ったかについても書いているので、資格を取ろうと思う人はぜひ参考にしてみてください。

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ITパスポートと情報セキュリティマネジメントの違い

ITパスポートと情報セキュリティマネジメントの難易度は

ITパスポートと情報セキュリティマネジメントは、どちらも情報処理推進機構の実施する試験です。

情報処理推進機構の実施する試験は、大きく、「IT利用者向けの試験」と「エンジニア(技術者)向けの試験」に分かれているのですが、ITパスポート試験と情報セキュリティ試験は、IT利用者向けの試験であるため、エンジニア向けの試験より難易度は低め。

段階でいうと、ITパスポート試験が一番簡単で、その次に簡単なのが情報セキュリティマネジメントとなります。違いを簡単にまとめたので、確認してみてください。

  ITパスポート 情報セキュリティマネジメント
レベル 1 2
試験時間 120分 180分(午前・午後各90分)
出題数 100問 午前50問・午後3問
合格率
※令和1年度
54.3% 49.4%

どちらの資格も、社会人であれば持っておきたいITの基礎知識を学べる資格なのですが、情報セキュリティマネジメントは“マネジメント”と名がつくように、情報の対策や管理など、マネジメント要素が少しだけ強くなる点が違いと言えるでしょう。
また出題内容にも違いがありますので、続いてそれぞれの資格の概要を見ていきましょう。

ITパスポートの概要と出題内容

ITパスポートはITの入門といえる国家資格で、 IT化が進む現代で働く社会人なら持っておきたい資格の1つ。問題数は合計100問で、出題分野と問題数の内訳は以下になります。

経営全般「ストラテジ系」 35問
IT管理系「マネジメント系」 20問
IT技術系「テクノロジ系」 45問

各分野の正答率が30%(300点)以上、全体の正答率が60%(600点)以上なら合格です。令和1年には117,923名の応募があり、合格率は54.3%でした。

ITパスポート試験はすべての社会人向けのため、ITの基礎的なしくみや利用方法などの問題が出題されます。試験は、CBT方式と呼ばれるPCを利用した試験方式となっており、都合のよい日時・会場で受験できる点がメリットです。

情報セキュリティマネジメントの概要と出題内容

情報セキュリティマネジメント試験は、ITの安全な利用を推進する立場の方向けとなるため、ITパスポート試験よりやや専門的な問題が出題され、難易度が高くなる点が違いと言えます。
具体的には、企業内のセキュリティ担当者として必要な知識を問われる問題が増え、試験は午前と午後の2回あるのが特徴です。

以下が、出題内容になります。(分野別の問題数は決まっていません)

午前問題
重点分野 情報セキュリティ全般
情報セキュリティ管理
情報セキュリティ対策
情報セキュリティ関連法規
50問
(100点満点)
関連分野 テクノロジ
マネジメント
ストラテジ
午後問題
午前の知識から、実践的な問題が出される 3問
(100点満点)

合格には、午前・午後どちらの試験も60点以上の得点が必要です。令和1年度の試験では36,679名の応募があり、合格率は49.4%でした。
また、試験は年2回(上期、下期)の一定期間で行われ、この資格もCBT方式により実施されます。

ITパスポート試験との大きな違いは、長い文章問題が出される午後問題があること。ここは、しっかりとした対策が必要だと思います。

参考:情報セキュリティマネジメント試験の出題分野一覧表

2つの資格を取得するメリットとは

次に、ITパスポートと情報セキュリティマネジメント、2つの資格を取得するメリットをそれぞれにおいて紹介していきます。そして、両方取得するメリットについても解説します。

ITパスポートを取得するメリット

まずITパスポートは、幅広いITの基礎知識が身に付くため、会社では、営業、事務、工場など、勤務場所を問わず、コンピューターを使うすべての仕事に役立ちます。現代の企業では、どの部署でもコンピューターを使う機会があるため、資格所持者はコンピューター操作を伴う実務で優位に立てるでしょう。

またこの試験では、経営学を学ぶ必要もあるため、会社全体での自分の役割などを意識しながら働けるようになるというメリットもあると思います。意識しながら働けるようになるということは、会社にとってより役立つ人材になれるということです。

さらに転職や就職の際は、ITや経営に関する基礎的なスキルを証明できるので、会社員として必要不可欠な知識をすでに持っていることをアピールできます。在職中の場合は、仕事に向けて資格を取得する上心があることをアピールできるでしょう。

情報セキュリティマネジメントを取得するメリット

情報セキュリティマネジメント資格を取得すれば、情報の保護という一歩進んだ知識を実務に活かせます。資格試験で得たIT知識を体系化して理解しているため、今取り組んでいる実務が試験分野のどこにあてはまるかを意識しながら仕事をすれば、他社とは圧倒的な差を生み、職業人として差別化できるでしょう。

また、転職や就職の際には、リーダーや管理職など、人をマネジメントする役職へ就くことへのアピールもできると思います。

こんなところで役立った!筆者の体験談

筆者は、経理実務を行う上で、情報セキュリティマネジメント資格が役に立った経験があります。銀行の入金・支払管理のやり取りにおいては、情報漏洩と第三者による改ざんなどを防ぐため、情報セキュリティの専門知識が必要となる場面が多いです。

情報セキュリティマネジメント資格を取得することによって、情報セキュリティの知識を求められる経理の部署で仕事を任せられました。経理の部署では銀行の担当者とコミュニケーションもスムーズに行えたため、非常に役に立ったと思っています。

せっかく取るなら、両方の取得がおすすめ

筆者個人では、どちらか一方の資格だけ持てばよい訳ではなく、両方持っていた方が良いと思います。そのほうが、幅広いIT知識を持った人材として認められ、活躍の場が広がるからです。

なので、興味のある方はぜひ、両方の取得を目指してください。そして、勉強を始める際はITパスポートから学んでみてください。そのメリットについては、次項で解説します。

ITパスポートから先に取得するのがおすすめ

情報セキュリティマネジメント試験はITパスポートの上位試験であり、出題範囲の約半数以上がITパスポート試験と重複しています。
そのため、ITパスポートの資格を先に取得してから受験した方が合格しやすくなると、筆者は考えます。ちなみに筆者もこの順で資格を取得しました。

また、2つの試験はどちらも情報処理推進機構が実施していることから、出題傾向をつかみやすく、受験方法も似ているため効率よく資格取得できますので、その点でもこの2つの資格を連続して取得するのがおすすめです。

ITパスポートと情報セキュリティマネジメント、2つの資格の違いとは?

今回は、ITパスポートと情報セキュリティマネジメントの資格の違いや、取得するならITパスポートからがおすすめということをお話ししました。

私自身、2つの資格を取得し、パソコン導入時の設定や通信機器のセキュリティ設定などでとても役立ちました。さらに会社員として必要な経営思考も身に付きますので、これからのIT社会では、両方とも持っていて当たり前な資格になるのではないでしょうか。

独学でも合格可能な資格ですので、興味のある方は、テキストを探してみてはいかがでしょうか。オンライン講座なら、忙しい社会人でも時間を有効に使って学べるので、こちらもぜひ活用してみましょう。

これからの社会で必要な人材となるための基礎知識である2つの資格、ぜひ取得を目指してくださいね。応援しています!

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