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情報セキュリティマネジメント試験本番で使える!手早く問題を解くコツとは?

情報セキュリティマネジメント試験本番で使える!手早く問題を解くコツとは?

この連載「情報セキュリティマネジメントの最短勉強法」では、「情報セキュリティマネジメント試験に合格するための勉強法やコツ」をご紹介しています。

最終回の今回は、試験本番で使える、手早く問題を解くコツをご紹介。中でも、筆者が試験本番で使ってみて、実際に効果的だったコツに絞ってご紹介します。
このコツを知っているだけで、試験本番の問題を解くのが早くなるかもしれませんよ。

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午前問題はここで差がつく!手早く問題を解くコツ

午前問題はすべて四肢択一の選択問題ですが、問題の種類ごとに解き方を変えることで、効率的に問題を解き進められます。以下、問題の種類ごとの解き方をご説明します。

【語句問題】わからない問題は飛ばす

まずは、語句問題です。

非常に大きな数の素因数分解が困難なことを利用した公開鍵暗号方式はどれか。
ア AES イ DH ウ DSA エ RSA
(平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問23)

こうした語句について問う問題は、知識が定着していないと解けません。
もし試験本番でこういう語句問題を見たときに「あれ、思い出せない!」となってしまったときは、いったんその問題をとばして次の問題へいきましょう。
そのときに思い出せなくても、他の問題に関連用語が出てくるなどして思い出すことがあります。

最後まで解いた後に、とばした問題に戻って取り組むようにすれば、確実に解ける問題を優先して解けますし、とばした問題も途中で思い出して解けることもあります。ぜひお試しください。

【計算問題】出題率の高い分野を覚えておく

情報セキュリティマネジメント試験では、一部の分野で計算問題が出題されます。

図のアローダイアグラムで表されるプロジェクトは、完了までに最短で何日を要するか。

計算問題

(平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問43)

計算問題では、複雑なものは出題されません。過去問やテキストなどで得られる知識を身に付けていれば、確実に解ける問題です。
上記の例題は、プロジェクトマネジメント分野で出てくる「クリティカルパス」ですが、この図の読み取り方も、テキストなどで勉強していれば理解できるはずです。

計算問題が出題される可能性がある分野は、主に以下の3つ。

  • マネジメント系のプロジェクトマネジメント分野「クリティカルパス」
  • テクノロジ系のシステム構成要素分野「稼働率」
  • ストラテジ系の企業活動分野「原価率」

これらの計算問題は、解き方をしっかりと身に付けておきましょう。

【正しくないものを選ぶ問題】まず消去法でやってみよう

問題文で「選択肢のうち正しくないものを選びなさい」という形式が出されることがあります。この正しくないものを選ぶ問題は、まず消去法でやってみるのがおすすめ。

情報セキュリティマネジメント試験の場合、4つある選択肢のうち2つは、確実に違うと言い切れることが多いです。選択肢を2つに絞った後は、持っている知識をもとに解答します。こうすれば、素早く答えを見つけ出せるでしょう。

午後問題はポイントをしっかり押さえよう!問題を読み解くコツ

午後問題は、非常に長い問題文で出題されます。ただ読み進めても、重要なポイントを押さえられなければ問題を短時間で解くことはできませんよね。
そこで今回は、重要なポイントを押さえるためのコツをお教えします。

午後問題のコツ① 文章を構成する5項目を意識する!

午後問題の文章問題は、概ね以下の5項目で構成してあります。

1. 主な製品や分野など、企業の紹介
2. 企業の中で情報セキュリティを確保するための取り組みの紹介
3. 企業が抱えている課題の説明
4. 課題を解決するための方法を説明
5. 実際に解決するための方法を実践してみて、どうなったか

ですので、問題を解くうえで大事な
「この企業はどのような状況なのか」
「この企業が解決したい課題はどれか」
といったポイントは、上記の5項目を意識していれば簡単に抜き出すことができます。

具体的なやり方ですが、問題を読みながら上記5項目を簡単な言葉で抜き出していきます。長い文章から要点を抽出することで、スムーズに内容を理解できるでしょう。

午後問題のコツ② 下線部分は要チェック!

問題文に下線が引いてある部分は、その周りに重要な情報があることが多いです。以下問題文を例に見ていきましょう。

DoS攻撃 (平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問43)

この問題では、文章最後の「問合せがなるべく増えないよう、適切に対応します」という部分に下線が引かれています。なので、その前後をしっかり読んでみます。
すると、その前のM部長の話の中で「Jサイトの顧客は幅広い年齢層にわたる」とされているので、「幅広い年齢層の顧客が適応できる解決策」が求められていることがわかります。

このように、「ここに下線が引いてあるから、周りに重要な情報があるな」と意識しながら問題文を読むと、素早く解答を導き出せるようになるでしょう。

午後問題のコツ③ 問題と解答を先に見るのもアリ!

長い文章から重要な情報を素早く抜き取るためには、問題を先に見ておくことも有効な対策です。問われている解答と、長文内の単語との関連性を意識しながら読み進められるので、重要な情報を見つけやすくなります。

また、問題だけでなく、解答群に先に目を通しておくことも非常に有効です。
情報セキュリティマネジメント試験の午後問題では、「解答群の中から適切なものを選ぶ」という問題が多く出題されます。解答群に先に目を通しておくことで、長文内の重要な情報を見つけやすくなるでしょう。

他にも、問題冊子は数ページにも及ぶため、問題を解く時は何回もページを行ったり来たりする必要があります。この無駄な時間を少しでも短縮させるためには、先に問題・解答群を読んで、文章中の重要だと思われる箇所に印を付けておきましょう。長文を読むときに重要な情報を探しやすくなり、より効率的に問題を解くことができます。

午後問題のコツ④ 図表には大事なポイントが詰まっている

問題文の中には図表が示されることがありますが、この図表には問題を解くうえで大事なポイントが多く詰まっています。

計算問題 (平成31年 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午後 問1)

この図表は、怪しいメールが送られてきた場合と、コンピュータウイルスがパソコンに感染した場合の対応について、グループごとにまとめてあります。

このような比較図表が示された場合、「指標に照らしてそれぞれのグループの対応は正しいか選べ」といった問題であることが多いです。

それぞれのグループの行動が他のグループと比べてどこが違うかを、下線を引くなどして印をつけておくと、解答するときに見直しやすくなります。

制限時間90分で問題を解き切るコツ

情報セキュリティマネジメント試験は、午前問題・午後問題ともに90分の試験時間となっています。90分と聞くと長く感じるかもしれませんが、実際に問題を解いてみると意外に時間が短いと感じます。

午前問題では50問出題されるので、1問にかけられる時間は1分程度。1問を解くのに時間を掛けてしまうと、最後の問題が解けなかったという事態になりかねません。

ですので、ぱっと答えが出てこなければ、次の問題に行ってしまいましょう。そのとき、最後まで問題を解いてからもう一度見直せるように問題冊子の端を折っておくと、未解答の問題を見つけやすくなりますよ。残った時間で解けなかった問題に取り組むことで、時間を効率よく使えます。

午後問題は問題文の前の文章が長く、読み進めていく間にちょっと前の内容を忘れてしまう…なんてこともあります。ですので、下線が引かれている部分や虫食いになっている部分を見たら、文章を読んでいる途中でも、該当部分に対応した問題に先に取り掛かってみるのもよいでしょう。
長文を読み返すために何度もページをめくる必要がなくなり、より効率的に問題を解き進められます。

このやり方には、先ほど挙げた「先に問題を読む」というところも活かされてきます。「あっ、さっき読んだ問題はこの部分か!」とピンときたら、問題と照らしあわせてみましょう。忘れないうちに問題を解くというこのコツも、ぜひお試しください。

情報セキュリティマネジメント試験本番で使える!手早く問題を解くコツとは?

今回は、情報セキュリティマネジメント試験の本番で使えるコツについてご説明しました。

前回までにご紹介した、効率のいい勉強法の実践に加えて、今回の手早く問題を解くためのコツも知っておけば、時間内にしっかりと問題を解き切れることでしょう。
ご紹介したものはどれも、筆者が実践して合格を勝ち取ったコツなので、ぜひ皆さんの試験本番でも活かしていただければと思います。

さて、これで全5回にわたる連載も終了です。
情報セキュリティは、企業内だけではなく、関係者からの信頼を確保するための大事な手段となりました。情報化社会の進展とともに、企業も情報セキュリティ対策を急いでいます。
社会から求められる人材になりうるという点でも、情報セキュリティマネジメント試験はぜひ合格しておいたほうがよいと思います。

筆者は元々ITエンジニアとして働いていましたが、この試験に合格して以来、企業内の情報セキュリティを確保するための取り組みにも参画するようになりました。
皆さんにもぜひ資格を取得し、企業や団体といった組織の中で、情報セキュリティ確保のために貢献できる人材になっていただきたいと思います。

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