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効率的で実践可能!英語学習を継続させるポイント4つ

効率的で実践可能!英語学習を継続させるポイント4つ

こんにちは。企業英語講師の上田怜奈です!
「難しくない!英語学習のすすめ」の5回目。全8回の連載も折り返しとなりましたが、英語の学習は順調に進んでいますでしょうか。

「英語の勉強を始めては挫折してしまう、思うように進まない…」といった悩みを持たれている方も多いと思います。ただ、根性が足りない、ファイト一発!などと精神論をここで持ち出すつもりはありません。

企業研修講師として、実際に英語学習に成功した方がどういう工夫をしていたのか、「英語学習を継続させるポイント」を4つに分けて、効果的ですぐに実践可能なものをここでは見て行きます。

英語学習を継続させるポイントその1 「なりたい姿をイメージする」

あなたは英語ができるようになって、何がしたいでしょうか。何ができるようになると嬉しいのでしょうか。プラスの感情を呼び覚ますような、イメージを持ちましょう。

実は、人間の重大な決断は理屈ではなく感情によってなされているのです。
脳神経科学者アントニオ・ダマシオ氏の患者が、脳腫瘍を切除するための外科手術を受け、前頭葉と感情を結びつける脳の部分を切除された結果、決断を下せない人になってしまった、ということはそれを物語っている例です。

これを夢と呼んでもいいですが、明確なイメージを持つことができ、それにプラスの感情が強くともなうのであれば、実現はたやすくなります。

英語学習を継続させるポイントその2 「目標を設定する」

目標は具体的に、そして誰が聞いても絶対に実現不可能であるもの(英語ネイティブになる、など)を除いては、自由に設定しましょう。

その際に、時間軸を忘れずに考慮に入れることが重要です。1年後、半年後、1ヶ月後と可能な限り細かく設定しましょう。もちろん、現在に近い目標ほど、ハードルが低いものであることが大切です。

英語学習を継続させるポイントその3 「具体的な計画を立てる」

その目標を達成するのに十分だと思う、具体的なTO DOを考えましょう。
例えば、目標が3ヶ月後に海外旅行で周りの人と簡単な意思疎通を図ることができるレベルだとしたら、

1週間に
単語を10個ずつ覚える 挨拶の表現を1つずつマスターする 今月中に中学校の文法の復習をする(テキスト一通り終わらせる)

といったことなどが考えられます。

実現可能性についてもっと細かく、例えば平日は夜に1日30分程度が限度だけど、土日は1時間ずつできる、等といったものも考慮にいれるとよいでしょう。

英語学習を継続させるポイントその4 「実行、そして記録する」

ここまでくれば後は実行するのみなのですが、ここでうまく行っている人のポイントとしては、細かくその実行状況を記録して、計画との差異を確認しているところです。
記録の仕方は普段使っている手帳でも、Googleカレンダーでも、日記でも、学習アプリでも何でもかまいません。

ひとつ言えるとすれば、皆さんの普段の予定も同時にわかるものだと、なお良いです。
なぜなら、計画と実行の差異を振り返ってみるとき『3月の後半は送迎会で毎日飲み会だったから、これだけしか実行できていないのだな。だけど来月頭は飲み会が少ないから、その分これくらいのタスクはこなせそうだ。』のように、具体的に検討してみることができるからです。

記録の仕方として、行ったタスク(何を何ページ等)や時間(最大限集中して取り組んだ時間のみ)をぜひ残していってください。1週間や1ヶ月の合計を出しても、励みになりますね。

これらを地道に繰り返していけば、成功は必ず見えてきます。
ポイントは、自分を知ること。また、自分を研究し、一番パフォーマンスを発揮してくれる状態に持っていけるよう、サポートしてあげることです。これは英語をはじめ語学のみならず、様々な学習において使える方法です。

また、上記のことは非常に力強い方法なのですが、そうは言っても私たち人間は弱いもので、挫けてしまったり、誘惑に負けてしまったりすることもあります。

そんなとき、自分の道に引き戻してくれるのは、仲間の存在だったりします。仲間と書きましたが、自分の勉強を信じ、見守ってくれる人であれば誰でも構いません。家族、友人、職場や趣味の仲間など。定期的に自分のやったことを報告できる関係であれば理想的です。同じ、または少し上の英語力を持つような人であれば、言うことなしです。

現代はインターネットも発達し、志を同じくする人のコミュニティを作りやすい環境にもあります。なあなあになってしまえば元も子もないですが、ぜひ刺激しあえる関係を築いてください。

皆さんが目標を達成し、夢がかなった!と笑顔でお話しされる日を心待ちにしています。

次回は、分からない単語を推測する時に大きな力になる接頭辞・接尾辞を利用した単語の覚え方をお伝えしていきます。お楽しみに。

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