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今年こそ自分にぴったりの手帳を!サイズとレイアウトの選び方のポイント

今年こそ自分にぴったりの手帳を!サイズとレイアウトの選び方のポイント

10月または2月になると、書店では新しい年の手帳が並び始めますね。
手帳はサイズもレイアウトも豊富すぎて、何をポイントにして選べばいいかわからず、毎年なんとなく同じデザインのものを選んでいる、という人も多いのでは。

もちろん、今使っているデザインが気に入っているのなら、同じデザインのものを選ぶのは理にかなっています。
しかし今のデザインに使いにくさや目新しさを求めているなら、どこに注目するべきなのでしょう?

連載「手帳を使いきれない人のための手帳入門」、今回は手帳の基本レイアウトと手帳の選び方についてご紹介します。

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手帳の主なレイアウト6つ

手帳を開いてみると1ヵ月のカレンダータイプや週間タイプ、メモ欄が大きく取ってあるものなどレイアウトは実に豊富。

手帳のレイアウトは大きく6つに分類できます。まずはどんなレイアウトが存在するのかご紹介しましょう。

手帳の主なレイアウト6つ

ウィークリー(週間レフト)

ノートの左側に1週間分のスケジュール欄、右側がメモ欄になっているタイプの手帳です。
週単位でスケジュール管理をしたい、ToDoリストを作りたい、メモ欄も確保しておきたい人向けのレイアウト。

バーチカル(週間縦型)

見開きで1週間のスケジュールを管理するタイプのレイアウトで、曜日は左から右に向かって並んでいるため、週間縦型とも。ノートの下3分の1ほどがメモ欄になっています。
スケジュールを時間単位で書き込めるので、アポや予約などの予定が多くきっちり時間を管理したい人向けのレイアウトです。ビジネス向き。

ホリゾンタル(週間横型)

見開きで1週間のスケジュールを管理するタイプ。バーチカルタイプは左から右に向かって曜日が並んでいますが、ホリゾンタルは上から下に向かって曜日が並んでいるので週間横型とも。
ウィークリーよりも1日あたりのスペースが大きいので、週単位でスケジュール管理をしたいけど、1日あたりのメモ欄をウィークリーよりは確保したい、という人向けのレイアウトです。

マンスリー(月間ブロック)

1ヵ月分のカレンダーがブロック状で見開きに収まっているタイプ。いわゆる一般的なカレンダーと同じデザインです。1ヵ月単位で予定を把握したい人におすすめ。記入欄が少ないので、予定が少ない人、プライベート利用に向いています。

月間リスト

1ヵ月のカレンダーが罫線上に上から下、あるいは左から右まで記載してあるタイプ。長期のスケジュール管理、複数進行しているタスクの管理などに向いています。

デイリー

1日ごとに記入するタイプ。1日にやることが多い人、スケジュール管理というよりは日記帳として活用したい人向けのレイアウトです。

手帳のサイズの種類は?

手帳の主なサイズは、

  • コンパクトサイズ
  • 文庫、新書サイズ(A6、B6変形)
  • 単行本サイズ(B6)
  • ノートサイズ(A5、B5)

の4つ。

コンパクトサイズは、スマホと同程度の大きさで、片手でつかめる大きさです。ジャケットの内ポケットや胸ポケットに収まるサイズで、必要なときにさっと取り出して使えます。

文庫、新書サイズは、かさばらないのに記入するスペースが大きいのが特徴。

単行本サイズは、記載欄が大きいのにカバンの中でかさばるほどではない、ほどよいサイズ感が多くの人に支持されていて、一番人気が高いサイズです。

ノートサイズはB5~A5程度の大きさです。多くの情報を書き込めるので、ビジネスの相棒や、ライフログとして使いたい人に向いています。

手帳の選び方のポイントは?

手帳の選び方ですが、まずは「持ち運ぶかどうか」でサイズを決定し、「何に使うか」でレイアウトを決めるのがおすすめです。

常に持ち運ぶのなら、コンパクトサイズのほうが向いています。ノートサイズの手帳をバサバサ言わせながらメモを取るのはスマートではありませんし、第一、重たいです。
逆に持ち運ばず、デスクで使うのなら大きめのものでもOK。

サイズが決定したら、レイアウトを決定しましょう。
時間単位できっちりスケジュールを管理したいのならバーチカル(週間縦型)タイプToDoリストを作成したり、メモや記録を残したりしたいのなら、メモ欄が大きなウィークリー(週間レフト)タイプやホリゾンタル(週間横型)タイプを選びましょう。

ビジネスの相棒にするなら、ノートサイズのバーチカルタイプがおすすめです。

ダイエットや家計簿のかわりにするなら、記入欄が大きいウィークリータイプやデイリータイプが向いています。

スケジュール管理+メモなら、コンパクトサイズ~単行本サイズの、ウィークリータイプやホリゾンタルタイプがぴったりです。

最近の傾向として、メモ欄は横線だけの罫線タイプではなく、縦横にドット線が入った方眼紙タイプが増えています。
横だけでなく縦にも線が入ることでToDoリストの□が書きやすくなったり、表やリストが書きやすくなったりするというメリットが生まれるので、嬉しいですね。

フリーランスである私はそれほど予定がないということもあり、月間ブロックタイプでゆるーくスケジュールを管理しています。一方、仕事仲間の1人は予定がぎっしり詰まっているので、手帳は「持ち運び用」と「情報網羅用」の2冊を使って仕事をしています。

1冊ではうまく活用できない、物足りない気持ちがあるときは、サイズやレイアウト違いのものを併用してみてもいいでしょう。

今年こそ自分にぴったりの手帳を!サイズとレイアウトの選び方のポイント

今回は手帳の選び方についてご紹介しました。
しかし日記用に手帳を購入しても、書くことがなく白いページが増え、やる気が消えて結局活用できなかったり、逆に何か書かなくてはならないという強迫観念にとらわれて心の負担になったりしてしまうのでは、本末転倒です。

サイズやレイアウトも大切ですが、毎日開くことが苦痛にならない、愛着が持てそうなものを選ぶのが大切かもしれませんね。

次回は、一度は使ってみたい人気のブランド手帳についてご紹介します。

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