ノートの効率的な使い方は数多く提案されていますが、中でも「使い勝手がいい」と話題になっているのが「ふせんノート」です。これはノートに直接記入するのではなく、情報を書いたふせんを貼っていくというもの。なぜ、ふせんを使うとノートの使い勝手が向上するのでしょうか?
連載2回目はふせんノートの効果や作り方のポイントについてご紹介しましょう。
ふせんノートとはどういうもの?
ふせんノートとは、ノートに直接記入する代わりに、必要事項を記入したふせんを貼っていくというもの。
ふせんノートの主な特徴は以下の3つ。
情報の並べ替え、貼り直しができる 小さいので情報の要点を絞れる カラフルなので視覚的に認識できる
ふせんに情報を書き込むので、必要に応じてはがしたり、並べ替えたりすることが可能です。
また、ふせんはあまり大きくないため、書く内容を絞らなくてはなりません。だから、勉強のような要点をまとめるタイプのノート作りにもぴったり。
さらに、重要度やジャンル別にふせんの色を分ければ、見た目にもわかりやすくなりますし、必要な情報も探しやすくなります。「どこに書いてあったっけ」と、ノートの中をうろうろ探さないで済むというのは助かりますね。
といった特徴があることから、ふせんノートはスケジュール管理やToDoリスト、アイデア出し、勉強などにおすすめ。
一方で、ノートにプラスしてふせんを用意しなくてはならないので多少費用がかかることや、ふせんを貼るのでノートが厚くなりやすいといったデメリットもあります。何度も貼り直して粘着力が弱くなっていると、ふせんがはがれてしまうことも。
ふせんノートを作る際には用途別にノートを分けたり、動かすことがないふせんを糊やマスキングテープなどで固定したりといった工夫も必要です。
人気の秘密は「カスタマイズ性」にあり?
さらに言えば、自分好みにノートを作れる点も、人気の理由でしょう。
近年、文房具の種類が多様化し、ふせんやマスキングテープのラインナップはびっくりするほど充実しています。お気に入りのふせんやペンを使えば、ノートを作るのが楽しくなってきます。
実際に、インスタ上ではふせんノートの写真が多く投稿されています。ふせんノートが写真映えしやすいことも理由の1つでしょうが、自分好みにカスタマイズしやすいという点もふせんノート人気に関係していることは否めないでしょう。
インスタ上では女性に支持されている印象を受けるふせんノートですが、もちろん男性にも多く活用されています。
ふせんノートを活用しよう!ふせんノート作りに必要なもの
ふせんノートを作る上で必要なツールについてご紹介しましょう。
必要になるのは以下の3つ。
・ノート
・ふせん
・ペン
まずはふせんの台紙となるノート。
ふせんを貼ることを考えれば、あまり小さなノートは向きません。少なくともB5以上のサイズがおすすめです。ふせんを貼って厚みが増すので、ノート本体は薄めのほうがいいでしょう。
個人的には、ルーズリーフをふせんノートにすることをおすすめします。
ルーズリーフ自体も取り外しが可能ですから、情報量が増えて小分けしたいと思ったときに該当ページを取り外すことが可能だからです。
またルーズリーフは大きく開くことができるので、厚みが出やすいふせんノートにぴったり。一般的な罫線タイプのノートでもかまいませんが、方眼紙タイプだと貼る場所をそろえられるので見た目がきれいになります。
続いて、ふせんノートの主役である「ふせん」について。
ふせんのサイズはいろいろありますが、これから始める場合、とりあえず75mm角くらいの大きめのものを用意しましょう。小さすぎると書き込む情報量が少なくなるからです。75mm角を用意したあと、必要に応じてサイズを増やしていけばOK。
また、ふせんの色は一色ではなく、複数あるものを選びましょう。情報の内容に応じて色を使い分けることで、視覚的に情報を認識できるようにするためです。
粘着力も大切です。はがれ落ち防止のために、できるだけ粘着力が強いものを選ぶのがコツです。
ペンも2~3色程度用意し、重要度や種類別に使い分けると、わかりやすくなるのでおすすめ。
ふせんノートを作るときのコツ
ふせんノートを活用するためのコツについてもご紹介しましょう。
まず、ふせんに書くネタは1枚につき1つ。
情報を並べ替えたり、はがしたりすることがふせんノートのメリットなので、複数の情報をまとめてしまうと情報整理時に支障を来してしまいます。
また、ジャンル別・重要度別など、内容に応じて色分けをすること。視覚的にわかりやすくするため、最初に「何にどの色を使う」という設定をしましょう。
アイデアストックは使用するふせんが多くなりがちなので、ノートを用途別に分けましょう。わかりやすくなるのでおすすめです。
並べ替えの必要がなくなったふせんは、糊やマスキングテープを使ってはがれないように固定することも忘れずに。いつの間にかふせんがはがれてしまっては、もったいないですからね。
ふせんノートの作り方についてご紹介しました。
ふせんノートは情報の並べ替えができるだけでなく、見た目もカラフルなので視覚的にもわかりやすいというメリットがあります。これから仕事や勉強にノートを作ろうと考えているなら、ふせんノートに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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