新しい習慣を定着させるのはなかなか大変ですよね。そんな時は、習慣化をサポートしてくれるアプリを使ってみるのもおすすめです。
アプリのメリットは「目標の設定」「リマインダー機能」「進捗状況・達成率が見える」という点。やることを忘れないようにしてくれるだけでなく、どれだけ頑張ったかを見える化してくれるので、励みになります。
今回は習慣化をサポートしてくれるアプリを5つご紹介しましょう。
目次
ベーシックな習慣化アプリ「HabitMinder」(iOS)
HabitMinderはベーシックな習慣化アプリ。
- 目標を設定できる
- 習慣を行う時間を教えてくれるリマインダー機能つき
- 進捗状況をグラフ化してくれる
- 無料版はタスク3つまで
タスクのカテゴリーは「身体」「精神」「健康的な習慣」「感謝する」「コミット」の5つ。
「身体」の中には「歩く」「ストレッチ」「エクササイズ」のように複数の習慣があるので、その中から習慣化したいものを選択し、さらに細かく設定をします。
例えば「歩く」を選ぶと「目標歩数」「頻度」「タスクの色」が設定可能。
もし、カテゴリーに自分が設定したいタスクがない場合は「カスタム」で自由設定ができるので安心です。
簡単な操作で習慣化をサポート「HabitHub」(Android)
HabitHubは設定したタスクを「やった」か「やっていないか」で記録していく、シンプルな習慣化サポートアプリ。
メニュー表示などは英語ですが、日本語入力に対応しているので、項目名などを日本語で登録可能です。
- タスクは自分で作成する
- 1つのタスクに複数のリマインダー設定が可能
- 進捗、達成状況を線グラフや円グラフなど、様々なデータで確認できる
- カレンダー表示があり、サボった日も一目瞭然
- 無料版は5つまで
1つのタスクに対し複数のリマインダーを設定できるのがHabitHubならではの特徴。食間に薬を飲む、1日に3回スクワットをするなど、1日のうちに複数回行うタスクの管理にぴったりです。
また様々なグラフで状況を示してくれるので、いろんな角度からデータを分析したい人にもおすすめ。
あらかじめ登録してあるカテゴリーからタスクを選ぶのではなく、自分で「習慣化したいこと」「説明」「理由」などを入力してから、日時や頻度を設定します。
スタイリッシュなデザインが特徴の「Habitify」(iOS/Android)
Habitifyは見た目がとてもスタイリッシュで、つい触りたくなる習慣化サポートアプリ。
- 進捗、達成状況を線グラフや円グラフなど、様々なデータで確認できる
- Web版があるので、スマホ以外のデバイスからも利用ができる
- 無料版は3つまで
習慣化に必要な「目標の設定」「リマインダー機能」「進捗状況・達成率のグラフ化」をきちんと押さえています。
また、iOS、Android版だけでなくWeb版もあるので、どんなデバイスでも使えるのが特徴。Apple Watchと連動できるので、Apple Watchのデータを活用したい人にもおすすめです。私のようにスマホよりパソコンのほうが得意、という人にもうってつけの習慣化アプリです。
タスクの設定はあらかじめ設定してあるカテゴリーから選ぶのではなく、自分で設定します。
細かな設定が可能な「リズムケア」(iOS/Android)
リズムケアは詳細な設定ができる習慣化サポートアプリ。
- 整数、少数、累計など細かく設定ができる
- データのグラフ化
- 無料版でもデータをエクスポート可能
習慣化のサポートに使えますが、詳細な設定が可能であるため、体重の変化や使ったお金の記録など、ライフログアプリとしても利用が可能です。
タスクの登録は、あらかじめ設定してあるカテゴリーから選ぶことも、自分で作ることもできます。整数、少数、100単位・1000単位などデータのタイプやkg、回といったデータの単位、リマインダー、アイコンを設定したらあとは毎日記録をつけていくだけ。
また無料版でもデータをエクスポートできるのが特徴的。これによって機種変をしてもデータを引き継げるので、安心ですね。
ただ、データエクスポートはSDカードにデータをダウンロードする仕様なので、SDカード非対応のスマホだとデータの引き継ぎは難しいです。
ポイントを集めてやる気を出そう!「ごほうび」(iOS)
最後は「ポイント制」を採用している習慣化サポートアプリのご紹介です。
- タスクだけでなく達成時の報酬も設定する
- タスク達成時、「がんばった」は1ポイント、「いつもより」は2ポイント、「すごくがんばった」は4ポイント付与
- プロジェクトを達成すると10〜40ポイント付与
- ごほうびをもらうとポイントが消費される
「やらなければならないこと」へのモチベーション維持には、報酬の用意が効果的と言われています。
フィギュアスケーターの浅田真央さんが、お母様から提示された「世界ジュニア選手権で優勝したら、犬を飼ってもいい」という報酬に奮起し、優勝後にトイプードルを飼い始めたのは有名な話です。1990年のチャイコフスキー・コンクールにおいて最年少優勝したバイオリニストの諏訪内晶子さんにも、同様のエピソードがあります。
グラフやチャートでの状況確認はできませんが、そのぶんポイントがたまっていく様子を確認できます。
また見た目や言葉がゆるい感じなので、気軽にやることを管理したい人におすすめです。
今回は習慣化をサポートするアプリをご紹介しました。
基本的に「無料版で使えるタスク数は3~5個」であるため、定着化させたい習慣が無料版以上にある場合は、いくつかのアプリを組み合わせるか、使い勝手のいいものの有料版版利用を考えるといいでしょう。
ここで紹介したもの以外にも習慣化サポートアプリはたくさんあるので、デバイスの環境や使い勝手に応じて、好みのものを選んでくださいね。
関連する記事が他にもあります
人生がちょっと良くなる「習慣」のコツ
- 新しい習慣を定着させたい!習慣化をサポートするアプリ5選
- この習慣もうやめたい!習慣を変えるための具体的な方法3つ
- 健康や人間関係に悪影響を与える、やめるべき習慣5つ
- 固い意志は不要!新しいことを習慣化する4つのコツ
- 今日からできる、人生がちょっと良くなる「小さな習慣」5つ