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中小企業診断士試験に最短合格!勉強時間を最大限に活用する勉強法とは?

中小企業診断士試験に最短合格!勉強時間を最大限に活用する勉強法とは?

この連載「中小企業診断士の独学最短勉強法」では、中小企業診断士試験に独学で挑み1年でストレート合格した筆者が、最短合格の方法やコツをお伝えしています。

最短合格のために大事なことは、勉強時間をしっかり確保し、その勉強時間を最大限有効活用することにあります。

連載4回目の今回は、勉強時間を最大限有効活用するための効率的な勉強法について、お話しします。

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1次試験の最短合格を目指すならはじめから過去問を解いてみよう

資格試験の勉強法というと、テキストで学んだあとに過去問などで実力試しをして、また復習という流れが一般的です。

しかし筆者は、まったく知識がない初学者でもまず過去問を解いてみるという勉強法をおすすめします。

なぜかというと、試験勉強にはインプットだけではなくアウトプットが大切だからです。
テキストを読んでインプットだけするよりも、過去問を解いて答え合わせをするほうが、インプットとアウトプットを同時に行えるので、知識が定着しやすく、効率良く学べます。

また連載2回目でお伝えしたように、中小企業診断士試験の1次試験は、試験範囲が7科目とかなり広いので、テキストを一から勉強すると膨大な時間がかかってしまいます。

最短で合格するには、なるべく無駄な勉強を省くのが大切です。

テキストを読むことをなるべく省略し、過去問を解きながら勉強していくことで、知識と問題を解く力を同時に身に付けるほうが効率的なのです。

そしてこの1次試験の勉強は、7科目の過去問題集を一通り正解できるようになれば、一段落といえます。
テキストは、過去問題集のみではどうしても理解度が低いと感じる部分を、補強するために読むという程度で十分です。

もちろん勉強時間が十分にあるという場合は、テキストでじっくり理解を深めてもかまいません。

またオンライン講座などの講義動画を使う場合も、見終わったらすぐに、学んだ範囲の過去問題に取り組むようにするといいでしょう。

定期的にしっかり復習しよう

もう1つ、勉強内容を記憶に定着させるために重要なのは、復習することです。
当たり前のことですが、もちろん大切です。

特に中小企業診断士は試験の範囲が広く、連載3回目でお伝えしたように、合格までの勉強期間は年単位に及ぶ長丁場になることもあります。

長い期間にできるだけ多くの情報をしっかりと記憶しておけるように、定期的に復習をすることが重要です。

筆者が実践した、定期的に復習するための方法は、過去問題集にマーキングして管理する方法です。

過去問を解くときに、最初に解いた日付をその問題のページにつけておきます。
そしてその日付から一定期間が経過した過去問を、また同じように解いていくだけです。

復習するタイミングは自分に合ったやり方で大丈夫です。
筆者は、1~2日後に1回目の復習、1週間後に2回目、2週間後に3回目、1ヶ月後に4回目、2ヶ月後に5回目、という間隔で復習しました。

まずその日の勉強する前半に復習期間の経過した過去問を解いていき、復習分を解き終わったら新たな過去問を解いていく、という繰り返しをしていました。
参考にしてみてください。

中小企業診断士試験 2次試験の勉強法は?

2次試験についても、基本的には過去問を解くことが中心です。ただ2次試験は、知識を記憶するのではなく、問題の解き方を身に付けるために過去問を解きます。

2次試験は、企業の事例が問題文として出題され、それについて分析し、解決策の提示を記述式で行うという形式です。

問題文をどうやって分析し、その企業のどの部分をどういう方法で解決すべきなのか、それを文章としてどう作文すればいいのかについて、テキストや講座を参考にして過去問を解きながら、問題の解き方を身に付けていきます。

比較的複雑な解答形式ですので、問題文の分析や作文の作り方など、2次試験問題の解き方のスタイルは人それぞれ違ったものになります。

問題文を7色のマーカーで色分けしていく人がいたり、鉛筆のみの人もいたり、文章の下書きする人もいれば、とにかく記述していく人など…。
自分に合ったスタイルを見つけて磨いていくことが、2次試験の勉強では重要だと思います。

そして2次試験の勉強では、知識を定着させるための復習はしなくてよいと考えます。
もちろん同じ問題を繰り返し解いてもかまいませんが、あくまで問題の解き方に慣れることを目的として解いていくのがおすすめです。

中小企業診断士試験 2次試験の勉強法は?

連載「中小企業診断士の独学最短勉強法」、今回は効率的な勉強法について、1次試験と2次試験別にお伝えしました。

中小企業診断士試験は試験範囲が広いため、最短合格のためには、無駄な時間を使わない効率的な勉強法が大事です。
筆者も今回お伝えした勉強法で1年でストレート合格できたので、ぜひ試してみてください。

他にも中小企業診断士試験には、勉強する際や試験問題を解くときに様々なポイントがあります。
次回、連載の最終回は、中小企業診断士試験に合格するためのコツについてお伝えします。

ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

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