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中小企業診断士に独学で一発合格!教材選びのポイントとは?

中小企業診断士に独学で一発合格!教材選びのポイントとは?

難関資格としても知られる中小企業診断士。専門予備校も数多くあり、そういうスクールで勉強したという合格者も多いようです。
やはり中小企業診断士を目指すには、スクールに行くべきなのでしょうか。それとも独学で合格できるのでしょうか。

連載「中小企業診断士の独学最短勉強法」、第2回の今回は、中小企業診断士は独学で合格できるのか、そして独学合格を目指すにはどのように勉強すればいいのか、解説していきます。

完全独学で合格した筆者の経験を交えつつ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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中小企業診断士試験は独学で合格できる?

結論からいうと、中小企業診断士試験は独学で合格できます
それは、筆者が完全独学で一発合格をしたことからも、声を大にして言えます。

その他、独学での資格勉強ツールが増えていることも、独学合格可能といえる理由の1つです。

以前は中小企業診断士試験の勉強法など、合格のための情報はあまり出回っておらず、合格するにはスクールに通うのが一番の近道でした。

しかし現在は、市販のテキストやオンライン講座・過去問題集が充実し、ブログや動画サイトの合格体験記やテキストのレビューなど、試験の有用な情報がたくさん出回っています。

これらのツールを上手に使えば、難易度の高い中小企業診断士試験の独学合格も夢ではないでしょう。

中小企業診断士試験の独学ではテキスト・問題集選びが大切

独学で学ぶ際は、どんなツールを使うかが重要となります。
ここでは、筆者おすすめのテキストやツールをご紹介します。

1次試験の過去問・テキストの選び方は?

1次試験では過去問を解く勉強が重要なので、過去問題集選びは大切です。

そこで重要なのが、過去問題集の問題の並び方です。

過去問題集は、問題の並び方の違いから、主に2種類に分けられます。
1つは、実際に行われた試験の問題順そのままに収録し、試験年度ごとにまとめているもの。
もう1つは、教科書のように論点ごとに問題を分類してまとめてあるものです。

あなたが初学者で独学するなら、論点ごとにまとめられた「論点別の過去問題集」を選びましょう。

理由は、最短合格のためには過去問でインプットとアウトプットができるもののほうが効率が良く、そして覚えやすいように論点ごとになっているほうがおすすめだからです。
この過去問を使った勉強の仕方については、次の項目でお話しします。

一方で、1次試験の勉強では、テキストの重要度はあまり高くありません。出版されている種類もあまり多くないので、選択肢も少ないです。

苦手な科目について補強したい場合にその分野のものを購入するか、とりあえず大手のものを一式そろえておく程度でよいでしょう。

2次試験の過去問・テキストの選び方は?

2次試験も、1次試験と同じように過去問を解く勉強が中心なので、やはり過去問題集選びが大切です。
選び方で重要なのが、合格者の答案を収録したものを選ぶことです。

2次試験は連載1回目でお伝えしたとおり、文章を記述して解答する形式で、明確な解答がありません。
しかし過去問を解いて勉強するときには、答え合わせが欠かせませんよね。
そこで、答え合わせとして合格者の答案を参考にするのです!

また2次試験の勉強では、1次試験と違いテキストも重要です。
択一式の1次試験と違い、文章を作り上げて回答するため、文章の作り方など問題の解き方を学習する必要があるからです。

問題の解き方の参考書は数多く出版されています。自分に合うものと合わないものがあるので、いくつか試して合うものを選ぶのがおすすめです。

何冊も購入するのに気が引けるなら、Amazonが提供する「Kindle unlimited」というサブスクで読み放題のテキストもいくつかありますので、活用するといいと思います。Kindleストアで「中小企業診断士 合格」と検索してみてください。

テキスト選びに自信が持てない、しっかりとした解説で理解を深めて最短で合格したいという方は、オンライン講座を使うとより学習の効率も高まるでしょう。

中小企業診断士試験の独学はどのように学ぶ?

1次試験の独学は9割で過去問が重要!

1次試験の勉強で大事なのは、とにかく過去問を解くことです。

筆者は1次試験の勉強時間の95%以上は、過去問を解くのに使ってもいいくらいだと思っています。
理由は、1次試験は7科目あって試験範囲が広く、テキストの内容を1から全て理解・記憶しようとすると、膨大な時間がかかってしまうからです。

仮にテキストの内容を丸暗記したとしても、高得点がとれるとも限りません。テキストは過去に出題された問題をカバーするため、広く浅い記述であることが多く、読んだだけでは論点の理解がイマイチ進まないこともよくあるからです。

そして、連載1回目でもお伝えしたように、合格ラインは7科目平均60点です。100点を目指す必要はありません。

中小企業診断士の最短合格を目指すなら、出題頻度の高い分野を優先的に勉強し、あまり出題されない分野に時間を取られることを避けるのが得策です。

それには過去問を解いていくのが一番。なぜなら過去問を解けば、自然と頻出分野を学べるからです。
過去問があまり無い分野なら重要度も低いということになるので、過去問題集を解いていくだけで、自然と効率的な勉強をすることになります。

2次試験の独学では、文章の作り方を身につけよう!

先にお伝えしたとおり、2次試験は企業の事例を扱う問題で、文章を記述して回答します。しかし勉強しはじめは、どうやって文章を作ればいいのかもわからないでしょう。

ですので、2次試験勉強を開始してしばらくは問題集とあわせて、どのように文章を作ればいいのかを解説しているテキストを参考にして、問題の解き方のスタイルを身に付けていくのがおすすめです。

2次試験の独学では、文章の作り方を身につけよう!

連載「中小企業診断士の独学最短勉強法」、今回は中小企業診断士のテキスト・問題集選びについてお伝えしました。

中小企業診断士試験は、独学での合格が十分可能です。
独学で最短合格するにあたっては、過去問題集・テキスト選び方と勉強の進め方が大切になりますので、今回の記事を参考にしてみてください!

テキストだけで進めるのが不安なら、オンライン講座や動画サイトなどを駆使して、しっかりと効率的な勉強法を確立しましょう。

次回は、中小企業診断士試験に合格するためにはどれくらい勉強すればいいのかについて、筆者の実体験を交えお伝えします!

はじめての企業経営理論~中小企業診断士入門講座

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