独学で一発合格できる？国家資格・国内旅行業務取扱管理者試験

皆さん、こんにちは！

社会人の皆さんは、できるだけ短い期間で、そしてできれば独学であまり費用をかけずに資格を取得したいですよね。

この連載では、旅行関係の資格の中では数少ない国家資格である「国内旅行業務取扱管理者」についてお伝えしています。
第2回の今回は、独学だけで合格できるの？というところについてお話しします。

国内旅行業務取扱管理者、気になる勉強期間は？

勉強期間については、私も一番気になったので、いろいろな情報を集めました。というのも、勉強期間を知ればその資格の難易度がある程度わかるからです。

私は1日1時間、半年の勉強で合格しましたが、1日2時間、余裕をみて2.5時間の勉強時間を確保すれば、「3ヵ月」に短縮することも不可能ではありません。
勉強期間「2年」とかではなくてよかったです！途方に暮れてしまいますからね。

3ヵ月、と聞くと何となくがんばれそうな気がしませんか？例えば、

① 朝1時間早く起きて勉強
② 通勤時間に30分間
③ 帰宅後に1時間

これを見事習慣にできれば、平日でも2.5時間の勉強時間を確保できますね。
まずは、①～③のどれか1つでもよいですから、毎日勉強するように習慣づけてみませんか。

国内旅行業務取扱管理者は、残念ながら無勉強で合格できるほど簡単ではありません！最低限の勉強時間の確保は必要になります。

国内旅行業務取扱管理者の難易度

独学で勉強したいあなたへ、おすすめ勉強法は？

「国内旅行業務取扱管理者の試験勉強って、学校に通う必要はあるの？」

もちろん、独学でがんばってみたい、と少しでもお考えなのでしたら、必要ありません！
それが、今回私が皆さんにおすすめする「受験資格一切ナシ、誰でも受験できる国内旅行業務取扱管理者資格」です。
心の準備さえできていれば、受験者専用サイトにアクセスしてマイページアカウントを作成し、受験予約をし、受験料を支払うだけで受験資格ゲットです。

さて、独学のために私が編み出したのが、「いきなり解答法」です。
通常のテキストは見開きで、先に読む左ページに解説、右ページに練習問題が載っていますが、私は読む順番を逆にしました。
知らない問題をいきなり解くのは苦痛が伴いますが、この勉強法において重要なのは正誤よりも、解答を導き出すまでの思考過程です。

第1回の記事で紹介した「常識」の視点に加え、これまでの人生経験で得た知識と勘を総動員して右ページの練習問題に取り組んだ後に、初めて左ページの解説を読んでください。
そうすれば、迷い、つまずき、間違ったところが実はこういう意味だったと知ることになり、確実に自分の血肉として定着します。

通常の解き方より疲れますが、知識の定着度を考えれば、結局は問題を先に解くほうが、実戦力が早く身に付くのです。択一式の試験合格に、これほど適した勉強法はありません。

また、どんなに完璧に勉強したつもりでも、本番の試験では今までに見たことのないような問題が2つや3つは出るものです。その際、「いきなり問題を解く」という普段からの訓練が力を発揮するというメリットもあります。

ただし、全国の観光地や祭などについての出題に関しては、この方法はあまりおすすめできません。単に知識だけが問われるからです。

これを補うために、過去問とオンライン講座の使い分けをおすすめします。最近では、様々なオンライン講座がありますのでぜひ活用してみましょう。勉強の仕方、旅行業務取扱管理者試験の基礎、1つ1つ講義形式になったものが便利です。

知識は目と耳から効率良く入れていき、一通り試験範囲を網羅して知識が身に付いたら、何度か過去問を解いていくのがおすすめ。これで出題の順序や試験の時間配分の練習をします。

国内旅行業務取扱管理者 出題傾向

受験にかかる費用は？

受験費用 5,800円

クレジットカードのほか、コンビニや銀行のATMからも支払えます。後者の場合は、前述のマイページまたは予約完了メールに記載の支払期限までに手続きを済ませてください

交通費

これまでは全国の9地域でいっせいに試験が行われてきましたが、2024年度からCBT試験（全国各地のテストセンターでパソコンを使って行う試験方式）に変更されました。
これによって会場数が増えるため近隣での受験が可能になり、移動時間・交通費ともに従来よりも節約できます。

テキスト代・講座受講料　無料～数万円

実施団体である全国旅行業協会のサイトでは、これまでの過去問が無料で公開されていますので利用しない手はありませんね！

ただ、2018年に旅行業法改正がありましたので、過去問だけでの学習はおすすめできません。

YouTubeなどの無料動画や、無料学習アプリなどを活用すれば教材費ゼロも可能ではありますが、抜け漏れがないかが心配。
オンライン講座などを利用すれば、情報収集する手間もなく、効率良くすぐに学習を始められますね。

国内旅行業務取扱管理者講座

教材セットは様々ありますが、多くて1万円くらいみておけば大丈夫そうでしょう。

国内旅行業務取扱管理者試験のスクール受講や通信講座などをお考えの方は、「教育訓練給付制度」も国内旅行業務取扱管理者は対象となっています（対象でない講座もありますので、よくご確認ください）。
社会人である皆さんは最大、学費の20％をハローワークから支払ってもらえる可能性があります！こちらも、チェックしてみてくださいね。

今回は、国内旅行業務取扱管理者試験の勉強は独学でできる、ということについてお話ししました。
次回は、勉強時間・期間について、もっと詳しく触れていきます！

国内旅行業務取扱管理者講座

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